遅くなったパソコンを高速化する方法

パソコンは長年使用していると、速度が遅くなっていくものです。それは、不要なファイルがパソコン内部のHDDに溜まったり、経年劣化だったりさまざまな要因が考えられます。遅くなったパソコンのパフォーマンスを向上させるには、買い替えなどの方法もありますが、設定などを見直すことでも高速化させることは可能です。知っておきたいパソコンの速度を回復させる方法を5つ紹介します。

Windowsの設定を変更する

パソコンの設定は、パフォーマンスを引き出すのに適した設定になっているでしょうか。
まず見直したいのがパソコン自体の設定です。

Windowsの場合、コントロールパネルからさまざまな設定の変更を行うことができます。
特に注意してチェックしたいのが、システムのパフォーマンスの設定。

Windows 10の場合、Windowメニューの中の「W」項目、Windowsシステムツールの中のコントロールパネルをクリック。
コントロールパネルから、「システム」、「システムのプロパティウィンドウ」、「詳細設定タブ」をクリックしパフォーマンスの「設定」ボタンをクリックします。

パソコン 処理速度 上げる方法。Windowメニューの中の「W」項目、「Windowsシステムツール」の中の「コントロールパネルを」クリック。
Windowメニューの中の「W」項目、「Windowsシステムツール」の中の「コントロールパネルを」クリック。
パソコン 処理速度 上げる方法。「コントロールパネル」から、「システム」をクリック。
「コントロールパネル」から、「システム」をクリック。
パソコン 処理速度 上げる方法。「システムウィンドウ」、「システムの詳細設定」をクリック。
「システムウィンドウ」、「システムの詳細設定」をクリック。
パソコン 処理速度 上げる方法。「システムのプロパティウィンドウ」、「詳細設定タブ」内の「パフォーマンス項目」の設定ボタンをクリック。
「詳細設定タブ」内の「パフォーマンス項目」の設定ボタンをクリック。

「パフォーマンスオプション」の「視覚効果タブ」では、個別に個別に設定が可能なので不要な部分はチェックを外しましょう。
視覚効果を削減することによって、パフォーマンスが高速化することに繋がります。

パソコン 処理速度 上げる方法。「パフォーマンスオプション」の中の「視覚効果タブ」をクリック。
「パフォーマンスオプション」の中の「視覚効果タブ」をクリック。

クリーン・デフラグを行う

パソコンを使用し続けていると、一時ファイルやログファイル、断片化したファイルなど不要なファイルが溜まってしまいます。

不要なファイルが増えてしまうと、HDDの容量を圧迫し、処理速度が落ちてしまう原因に。定期的にクリーンやデフラグを行うことが大切です。

Windows 10の場合、「コントロールパネル」「システムとセキュリティ」をクリック。
管理ツールの中の、「ディスク領域の開放」「ドライブのデフラグと最適化」から行います。

パソコン 処理速度 上げる方法。「コントロールパネル」の中の「システムとセキュリティ」をクリック。
「コントロールパネル」の中の「システムとセキュリティ」をクリック。
パソコン 処理速度 上げる方法。管理ツールの中の、「ディスク領域の開放」「ドライブのデフラグと最適化」。
管理ツールの中の、「ディスク領域の開放」「ドライブのデフラグと最適化」。

クリーンアップは頻繁に行っても問題ありません。
しかし、デフラグはファイルを整理して高速化が見込める半面、HDDに負担がかかり寿命が縮む恐れがありますから、分析して必要があるときに行いましょう。

使っていないソフトを停止する

開いていないソフトでも、バックグラウンドで立ち上がってしまっており、パソコンの容量を圧迫してしまっているというケースもあります。

Windows 10の場合、まずスタートのプログラムの中の「スタートアップ」から、不要なプログラムがないか確認してみましょう。
スタートアップのプログラムが多い場合、その不要なプログラムの立ち上がりがパフォーマンスの高速化を妨げる原因になります。

さらに高度な設定では、タスクマネージャーを開き、スタートアップタブから不要なプログラムのチェックを外していきます。

中にはウイルスソフトなど起動する必要のあるものもあるので、調べたうえで対応することをおすすめします。

セキュリティソフトを見直す

セキュリティソフトのアップデートは正常に行われているでしょうか。
ウイルスやマルウェアが入り込むとパソコンが遅くなってしまうことがあります。

パソコンのパフォーマンスの低下を防ぐためにも、定期的にアップデートを確認して、常に最新の状態にしておくことがパフォーマンスの高速化につながります。
さらに、セキュリティソフトのスキャンはメモリやHDDの容量を大きく必要とします。

たまにパソコンが遅くなるのであれば、ウイルススキャンが原因かもしれません。
セキュリティソフトの設定から、普段使用しない時間にスキャンを行うように設定の見直しを行いましょう。

パソコンのメモリを増設する

ソフト面で特に問題が見られない場合は、ハード面での機能が十分でない可能性があります。
特に確認しておきたいのがメモリ。メモリの容量が少ないとパソコンがパフォーマンスを充分に発揮できないからです。

メモリの使用率はタスクマネージャーから確認することができます。
タスクマネージャーで使用率が60%を超えるようであれば要注意。メモリを増設することが望ましいでしょう。

メモリの増設は、ノートパソコンでも対応している機種が多く、増設の仕方や規格が説明書に記載されていることが多いので、初心者でもやりやすいという点も魅力です。

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まとめ

パソコンはわざわざ買い替えなくても、スペックを向上させたり、設定を見直したりすることによって、パフォーマンスの向上を図ることができます。どうしてもパソコンの速度が改善されない場合は、まずは設定の見直しから行ってみましょう。設定を変更するという簡単な作業だけでも、だいぶ速度が回復することがあります。

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