グラフィックメモリ8GBと圧倒的なRadeon R9 390

ゲーミングPCで最高のグラフィックボードが欲しいという時に候補に挙がるのがATI Radeon R9 390でしょう。
RadeonのRx 300シリーズの中でもトップクラスの性能があり、グラフィックメモリ8GBというのは圧巻です。
高価ではありますが、MODの導入やグラフィックを重視するゲームのニーズに合わせて開発されました。

グラフィックメモリ容量が8GBの高性能グラフィックボード

グラフィックメモリ容量が8GBで処理能力もトップクラスのR9 390はゲームだけではなく、CGモデリングや動画編集も快適にこなせるため、クリエイタ―向けのPCにも使える高い汎用性のあるグラフィックボードです。
R9 390は美麗グラフィックが売りのゲームであろうとなんだろうと最高画質で快適に動きます。

少なくとも2016年代に発売されるゲームの中でこのグラフィックボードで足りなくなることありません。
3年使い続けるどころか、故障しなければ5年以上は現役で活躍できるレベルの高性能です。

特に、グラフィックメモリが8GBというのは競合のGeForceでも珍しいですし、現在主流の2GBが8GBになるのだって何年後になるかわかりません。
もしかすると、2020年に発売されるような未来のミドルクラスのグラフィックボードでは敵わないかもしれませんね。

8GBのメモリが必要になるのはどんなケース?

R9 390で目立つのは8GBという圧倒的なグラフィックメモリですが、どんな時に活躍するのか分かりません。
グラフィックメモリを3GB程度しか使わないようなゲームをやる分には、8GBのグラフィックメモリなんてあっても意味が無いのです。

しかし、近年のゲームではMODを入れて通常のグラフィックよりも綺麗なオブジェクトや3Dモデルをゲーム内で扱えるようにして、ゲーム開発者ですら想定しないような負荷がグラフィックボードにかかるようになっています。
また、ゲームや映像に使われる画質が高くなるにつれてCGモデリングや動画編集作業で扱うデータが増えており、スムーズに表示させるために8GB近いグラフィックメモリが必要になるケースも少なくありません。

8GBのグラフィックメモリを必要とするシチュエーションはどちらかというと普通にゲームをするだけではない特殊なケースが多いですが、MODに対応しているゲームもMODをゲームに入れるユーザーも増えています。
決して無駄な投資とは言えないでしょう。

GeForce GTX980やGTX970と比較すると?

競合のGTX980やGTX970と比較して劣っているのは消費電力です。
GTX980や970が160W前後しか電力を使わないのに対し、R9 390は275Wと実に倍近い差があります。

PCをつけっぱなしにするユーザーや長時間ゲームをするユーザーにとっては無視できない数値です。
性能的にはGTX980には負けるもののGTX970には勝てるというようなバランスで、価格もその中間に位置します。

ただ、Radeonの独自APIであるMantleに対応するゲームであればGTX980よりもスムーズに動くため、正当なライバルをGTX980と考えるとR9 390は性能的に見て安価なグラフィックボードということが出来るでしょう。


R9 390は高い処理能力とグラフィックメモリ容量を誇る高性能グラフィックボードです。
2020年まで現役で活躍できる性能を持ち、高画質MODの導入やCGモデリングなどの高負荷作業にも耐えられます。
まさに、あらゆるニーズに確実に応えられるグラフィックボードで、予算に余裕があるのなら迷わず買っておきたいところでしょう。

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