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東芝ブランド『DT01ACA100』について
評判の高さで多くのBTOパソコンファンから支持が高い東芝のHDD『DT01ACA100』。
数字部分は容量を示しており、『DT01ACA100』は1TB、『DT01ACA050』は500GBとなっています。
他にも200(2TB)、300(3TB)と容量が多いハイエンドなHDDも発売されています。
今回はそんな評価が高い『DT01ACA100』について、ご紹介したいと思います。
『DT01ACA100』の特徴は??
『DT01ACA100』とは、インターフェイスがSATA 6GB/sの3.5インチサイズのHDDです。
静音性に優れ、快速で発熱もしにくい、値段も6,000円程ということもあり、コストパフォーマンスが高いと人気です。
発熱に関しては5度~10度まで下がったという評価もあります。
デバイス自体も1TBにも関わらず、コンパクトであることが特徴です。
DT01ACAシリーズの上位モデルである『DT01ACA300』や『DT01ACA200』も一万円以内で購入できるため、『DT01ACA100』と並んで人気商品となっています。
『DT01ACA100』に関する噂
耐久性以外では評判の高い『DT01ACA100』ですが、実は東芝製ではないという噂が立ったことがありました。
それもそのはず。
その理由は『DT01ACA100』の中身がHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)製だからです。
これは東芝がWestern DigitalとHDD関連資産取引をしていたことと、2011年3月に日立製作所がHDD事業をWestern Digitalに譲渡しているため、東芝製だけど日立製という不思議な現象が起こってしまいました。
また、Western Digitalは生産拠点を中国工場で行っており、純粋な国産とは言えない代物だということで、一部のネットユーザーの間で話題となりました。
『DT01ACA100』の評判
元の技術が国内屈指の家電メーカーである東芝ということもあり、その読み込み、書き込み、転送速度も申し分なく、さらに静音性も優れているので、使用者の間では高評価です。
海外からの逆輸入商品としてはまずまずであり、海外製品よりも良いと評判です。
しかし、仮想メモリとして使用するには読み込み速度が遅いといった意見があります。
ストレスもほとんどなく、24時間稼動させていても問題なく利用でき、故障もないという優れた安定性が魅力的です。
HDDの価格が低下!
近年、HDDの価格が大幅に下がっている傾向にあります。
『DT01ACA100』を世に出したHGST(表面上は東芝です)では『Deskstar 7K4000』というモデルが4TBの大容量と回転数7,200rpmという高速にも関わらず、3万円強で入手可能の時代になりました。
デスクトップやノートパソコンが一般に普及したこともあり、内蔵型のHDDよりも外付けHDDで対応する方も増えてきており、必ず内蔵型HDDが必要というわけではなくなったことはさびしい限りです。
同じく、HGSTが販売している『Deskstar NAS』は365日24時間駆動前提で作られたモデルでもあり、安定性、信頼性ともに群を抜いています。
本来NASモデルは回転数が5,000rpm台であることが一般的ですが、『Deskstar NAS』は7,200rpmの回転数を誇っているところも魅力的です。
紆余曲折を得て、海外製なのか国産なのかわからない状況になってしまった『DT01ACA100』ですが、元の技術は国産ということもあり、現在でも愛用している方も多いようです。
コストパフォーマンスを重視される方は『DT01ACA100』を組み込んでみるのも良いかもしれません。
『DT01ACA300』であれば、同じ容量でも外付けハードデスクよりも安く購入できます。
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