画期的なデザイン!?持ち運びできるハイエンドPCケース「football」

通称footballと言われるPCケース「CFI A0121BB Football」。
持ち運びできるほかの一般的なPCケースと比較して、ハイスペックなパーツを組み込みやすくハイエンドなPCを持ち運びできると言われています。
さて、どのような特徴を持ったPCケースなのでしょうか。
「CFI A0121BB Football」の特徴についてそれぞれ見てみましょう。

CFI A0121BB Footballとは?

「CFI A0121BB Football」は、通称footballと呼ばれることもあるPCケースです。
台湾にあるCFIという会社が製造を行っています。
CFIは、PCケースの専門企業として、1987年に設立された会社です。

CFIでは、footballのほかに、ITXやゲーミング用の優れたデザイン性が光るPCケースが販売されていますが、現在販売されているもので持ち運びのできるものは、footballが唯一になります。
実は「CFI A0121BB Football」は、2014年12月12日にドスパラで販売されるということが発表され、一時期注目を集めました。
ドスパラが先駆けて、このfootballの入荷を行ったからです。

まるで工具箱のような見た目

まず目を見張るものと言ったら、footballのデザイン性でしょう。
一見するとPCケースにはおよそ見えないようないかついデザインになっています。
さらに、PCケースは、留め具を外して中を開くタイプのもので、取っ手もついているので、まるでその様子は工具箱のよう。

工具箱を持ち歩く感覚で気軽に外に持ち出しできそうです。
さらに、セキュリティ対策についても考慮されており、開閉部分にはロックキーも付随しています。

見た目もさながら、PCを守るという役割もしっかり果たしていることが分かるでしょう。
ホームモバイルのほか、LANパーティーなど使い方も広がります。

ケースから取り出せるシャーシ

footballの魅力のひとつが、ケースから取り外すことのできるシャーシです。
シャーシとは、いわばPCを納める骨組みのこと。footballは、外部の箱とは別に、実際にPCの組み立てを行っていくシャーシが取り付けられています。

内部シャーシの取り外しが可能なので、PCの組み立ても容易。一般的なデスクトップPCの要領でパーツを組み立てて行くことができます。
パソコンの組み立てが終わったら、パーツが組み込まれたシャーシを再度ケースに移植することによって、持ち運びが可能です。

3スロットのグラフィックカード

footballは、295mmのグラフィックカードであれば、3スロット厚まで可能です。
グラフィックカードと言えば、パソコンのグラフィックの円滑な処理には欠かせないパーツ。

特に平面画像ではなく、立体的な3D画像や動画においては、グラフィックカードの有無が画質を左右すると言っても良いでしょう。
また、グラフィックカードは、高画質な画像だけでなく複数台のモニターを繋げるデュアルモニターにも欠かせないパーツです。

footballでは、このグラフィックカードが3スロット厚まで取り付け可能なので、よりハイエンドに仕上げることができます。
ハイエンドなPCを持ち運びできるという点は、大きな魅力となり得るでしょう。

簡易冷却クーラーが搭載可能

内部では、冷却ファンも増設できるようになっていますが、さらに120のラジエーターサイズの水冷ユニットも取り付けられるように設計されています。
水冷タイプのクーラーは、液体を通して冷却を行うというもの。

より大きいサイズの水冷ユニットは取り付けることができませんが、水冷ユニットは取り付けられるマザーボードなどが限られてしまうことが多いため、メリットだと言えるでしょう。
水冷ユニットを取り付けられるということは、空冷特有のヒートシンクが必要ないということ。
ファン自体のスペースを節約しつつ、広めのスペースを利用して冷却効率がより高くなります。


footballは、工具箱のような画期的なデザイン性から、機能性まで配慮した持ち運び可能なPCケースです。
寸法は幅420mm、奥行き220mm、高さ318mmと少し大きめではありますが、ハイエンドなパソコンを持ち運びできるという点は大きな魅力でしょう。
外出先でも、ゲーミングPCのようなハイスペックなパソコンを使用することが可能になります。


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