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希少になりつつある高性能グラフィックボードRadeon R9 280X
2016年の時点で発売から3年近く経ったRadeon R9 280Xは中古市場で時々見かける程度となっていますが、その性能は最新ゲームでも十分遊べる高性能なハイエンドモデルです。
価格も3万円以上する高価なグラフィックボードですが、R9 280Xではそれに見合ったものが得られます。
ハイエンドグラフィックボードとして申し分ない性能を発揮
R9 280Xは古いHD7970のチップをリブランドしたモデルですが、最新ゲームを高グラフィックでプレイするのに十分な性能を持っています。
グラフィックメモリが3GBになっているため、従来のハイエンドグラフィックボードでは届かなかった推奨環境などにも届くようになり、登場時点ではゲーミングPCの代表的なハイエンド機でした。
2016年時点では、ハイエンドグラフィックボードとしてはメモリが3GBでは少々物足りない気もしますが、2GBモデルも多いので問題無いでしょう。
処理能力はミドルクラスやハイエンドの下位モデルを突き放しており、R7系統と比べれば性能差は歴然です。
高性能ゲーミングPCが欲しい方なら頭の片隅に入れておくべきでしょう。
R9 380と比較してどちらを選ぶべきか?
高性能グラフィックボードというのはわかりましたが、同じハイエンドのグラフィックボードであるR9 380と比較して何が違うのかが気になるところです。
R9 380の方が後発で価格もやや安価ですが、2GBモデルのR9 380と比較するとややR9 280Xの方が上というところでしょう。
ただ、R9 380モデルではグラフィックメモリが4GBのモデルも出ているため、大きなグラフィックメモリを要求するようなゲームではこの差が覆る可能性もあります。
また、R9 280Xは少々古いグラフィックボードにあたるため、全体的に品薄で新品で購入するのが難しいのも欠点です。
偶然中古で安く見つけたら買いというところかもしれませんね。
R9 390と比較すると何が良い?
R9 380と互角であることはわかりましたので、更に上のR9 390と比較してみましょう。
さすがにスペック的に見てR9 390には勝てません。
また、R9 390はグラフィックメモリが8GBとR9 280Xの3GBを圧倒していて、ゲーム以外の特殊な用途にも対応できるようなスペックになっています。
ゲーミングPCとして申し分のない性能だったR9 280Xですが、グラフィックメモリを過剰に使うような3Dモデリングの作業ではかなり見劣りしてしまうでしょう。
ただ、価格的には1万円前後の差がありますし、ゲーム以外に使わないのであれば敢えてR9 390を使わなくても良いですね。
新品が品薄状態でも中古では見つかる
R9 280Xは既に品薄状態で新品は希少であり、探してもなかなか見つかりません。
メーカー直販や海外から輸入するという手もありますが、どうしても欲しいということであれば中古市場で探してみることになるでしょう。
中古だと状態に良し悪しがあり、使い始めたらすぐに壊れてしまうというようなこともあります。
安いグラフィックボードならダメ元で買ってみても良いのですが、R9 280Xは中古でもそれなりに高価です。
失敗しないためにも、専門のショップで購入することをおすすめします。
R9 280Xはハイエンドの中でも特に高性能なグラフィックボードで、発売から3年が経っても第一線で活躍できるグラフィックボードです。
新品ではなかなか見つかりにくくなっていますが中古でも性能は十分。
グラフィックメモリが2GBでは足りないというハイエンドゲーマーなら検討の価値有りでしょう。
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