インテルSkylakeに対応のCPUソケットLGA1151

CPUソケットとはCPUスロットと呼ばれることがあります。
CPUソケットの役割はコンピュータのマザーボード上にあるCPUを保持する目的で、そして電子接続を確立するための接点を持っている電子部品です。
コンピュータのハードウェアプラットフォームのことも指しています。

インテルのCPUソケット

  1. インテルのソケット式CPU搭載部品
  2. いま流通しているデスクトップパソコンを始めサーバコンピュータではインテル社製品の従来のx86設計のマザーボードにはソケットでCPUを搭載しています。
    LGA1151は、インテル製の最新のCPUであるSkylake対応しているCPUソケットです。

    CPUソケットはリリースされた順に通し番号を振って名づけられていましたが、CPUソケットの名前には3桁以上の数字を含むタイプになっています。
    この数字はCPUやソケットのピンの数(ソケットの穴の数)を意味しています。
    名称のLGA1151とは、ランド(陸)と呼ばれる平たい接点の数は1151個あるところから名づけられました。

  3. 現代に近い形へ(1990年代後半)
  4. CPUソケットとは、CPUをマザーボードに装着するための取り付け口、接続ポイントで穴の空いている板状の部品です。
    開いている穴はCPUマイクロプロセッサのピン数と対応しています。

    1990年代後半、当時の多くのx86プロセッサはスロット部分に装着されていました。
    スロット型のCPUパッケージは2つの利点があり、CPUユニットのプリント基板に集積回路を追加することでL2キャッシュメモリをアップできまたCPUの挿入や抜くことが簡易になる点がメリットです。

CPUソケットのLGA1151シリーズ内の互換性

CPUソケットのシリーズ内の互換性

インテルのCPUソケットシリーズにはLGA1151とLGA1150とLGA1155があります。
通常はCPUとチップセットなどは新しく進化してリリースされるたびにセットで新しくなります。

CPUソケットの名称に組み込まれている数字はCPUソケットに空いているピンの数のことです。
これは厳密に決まっていてLGA1151とLGA1150のようにたった1つでも違えば規格違いとしてセットすることは出来ません。

例えばCPUソケットのLGA1151はSkylake(第6世代)のアーキテクチャマザーボードのCPUは対応していますがLGA1150やLGA1155などとの互換性はありません。
またCPUソケットLGA1150は主に第5世代Broadwellやその前の世代であるHaswell Refreshに対応するCPUソケットですがLGA1155との互換性はありません。

LGA1155もさらに前の第2、第3世代のアーキテクチャに対応しているCPUを取り付けることが出来るCPUソケットであり、LGA1150、LGA1151との互換性はありません。
それぞれ名前(数字)はとてもよく似ているのですが独立したアーキテクチャに搭載するCPUに対応するように設計されているためです。
それぞれの世代のCPUに対応しているCPUソケットであり、似た名前でもCPUソケット同士の互換性はありません。

新世代LGA1151に対応しているCPU

ではLGA1151に対応しているSkylake世代のCPUを見ていきましょう。

マザーボード

主にデスクトップタイプに組み込まれているSkylake世代のCPUが搭載できるマザーボードはZ170型です。
そしてソケットの形がLGA1150になっているCPU(Skylake)で現在、入手しやすいものはIntel Core i7 6000番台 Intel Core i5 6000番台です。

ソケット形状が最新のLGA1151になっているマザーボードはIntel 100シリーズでCPUチップセットの名称は高性能志向・オーバークロック可能なタイプであるZ170、メインストリームモデルのH170そしてビジネスモデルとして低コストなB150。
最新CPUを低コストで使いたいという場合のエントリーモデルであるH110となっています。
それぞれチップセットの方向性が違いがあるもののコストパフォーマンス優先で組みたいかオーバークロックできるような性能を求めるかといった視点から選んでいけると思います。


インテルの最新CPUであるSkylakeに対応しているCPUソケット、LGA1151。
今後主流になっていくLGA1151。
性能の良さを活かすということであればZ170やH170の型番のマザーボードが対応しているため選択肢的にはその型番になります。
チップセット、CPU、そしてCPUソケットは対応しているピン数でないと機能しないため事前によく調べておきましょう。

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