切替器とは？複数のパソコンで共有できる！周辺機器を賢く使おう！

パソコンを2台所有しているときに便利なのが切替器。
パソコンの台数だけキーボードとマウスを用意すると、机の上に物の置き場所が無くなりますよね。
切替器の役割と種類、使い方を確認して快適なPCライフを送りましょう。

限られた周辺機器を有効活用できる切替器

切替器とは、キーボードやモニターなどの1つの周辺機器を、複数のパソコンで使用できるようにするための機械のこと。
スイッチ1つで切り替えができるため、コンピュータはあるものの周辺機器に限りがある場合に便利です。

パソコン切替器とは、周辺機器を共有するための機器の総称のことです。
詳しく見ていくと、接続する機器ごとに接続器の種類が設けられていることが分かります。

ディスプレイ切替器とは、モニターを複数のパソコンで共有するための機器です。
ディスプレイ、またはプロジェクタをディスプレイケーブルで繋いで切り替えができるようにします。

HDMI切替器は、より解像度の高いモニターに対応したものです。
フルハイビジョンや4Kのディスプレイ、またはテレビ、プロジェクタと共有できるようにします。

USBケーブルで接続するタイプの周辺機器を共有するための切替器です。
USBメモリにプリンタ、カードリーダー、またはキーボードやマウス、外付けハードディスクなどUSBで接続できるさまざまな機器に対応しています。
USB切替器があればほとんどの周辺機器に切り替えて接続することが可能です。

LAN切替器は、LANケーブルに接続して使用するもの。
切替器を使えば、1つのパソコンで外部ネットワークと内部ネットワーク両方を構築することもできますし、外部ネットワークから複数の内部ネットワークを構築することもできます。

プリンタ切替器は、USBタイプのものではなく、パラレルタイプのインタフェースのためのものです。
複数のパソコンで切り替えて使用することができます。

通常、周辺機器の入れ替えの際は電源を落とさなければ正常に動作しない場合もありますが、切替器を使えば電源をいれた状態ですぐに切り替えることができます。

ホットキーとは、切り替えのためのキー操作で使用するキーのことです。周辺機器の切り替えは、基本的にキーだけで簡単に行うことができます。

カスケード接続は、接続する切替器を増やして、さらに多くのパソコンで機器を共有できるようにすること。
多くなりすぎるとノイズが発生してしまうこともありますが、正常の範囲内であれば、より多くのパソコンで周辺機器を共有することができます。

まず、表示できる解像度の上限は切替器によって異なります。
使用している機器の解像度に合った切替器を選ぶことが大切です。

しかし、使用していると解像度と切替器が一致しているにも関わらず低い解像度でディスプレイに表示される場合があります。
理由はディスプレイをうまく認識できず、デフォルトでの出力になってしまっているためです。
ディスプレイエミュレーション機能があれば、こうした解像度の変更を防ぐことができます。

切替器があれば、たまに使うコンピュータのためにわざわざ周辺機器を取りそろえる必要はありません。
いつでも好きなタイミングで切り替えて使用することができます。
切替器にもさまざまなタイプがあるので、共有したい周辺機器に合わせて切替器を選ぶようにしましょう。

投稿日:2017年10月25日

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