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8K動画をネットで見られるのか
2016年いよいよ試験放送が始まる8Kコンテンツ。
現在8Kコンテンツを表示できるディスプレイとしては1600万円という価格のシャープLV-85001が話題となりました。
しかし、その高額なディスプレイを買えたとしてもみられるものがなければどうしようもありません。
そこでこの無限の広がりを持つインターネットで8Kコンテンツを見ることのできるサイトがないのか調べてみました。
8K動画を作るためのハードルは
- 8K動画をつくるための問題点
- 8Kを見る環境が整っていない
8K動画を見られるサイトは2016年5月現在、ほとんどありません。それは何故でしょう。
単純な問題としては撮影機器が非常に高価だということが上げられます。
スクエアエニックスが2016年のニコニコ動画超会議で「FFXIV」で8K動画デモを行いました。
シャープLV-85001をはじめ機材だけで数千万円という破格のデモとなりました
もう一つは、視聴者側の準備が整っていないということが挙げられます。
8Kになると画像のデータ量も膨大になります。画像情報だけでもハイビジョンの16倍です。
さらにフレームレート120と言う膨大なデータを現行の普及型PCでは処理できないのです。
ダウンロードしたとしても動画再生までに膨大な時間がかかるでしょう。
8K動画を視聴できるサイトは
- YouTube
- アストロデザイン8Kコンテンツ
- NHK高精細特設サイト
もしCPU性能が高く、時間も気にならないと言う方にはYouTubeで8K対応の動画が見られるかもしれません。
というのも2016年YouTubeに8K動画「Ghost town」がアップロードされたのです。
どうやらこの動画は4K動画の8Kバージョンアップらしいのですが、それでも8Kの圧倒的な美しさは十分に表現されているとの評価でした。
URL:https://youtu.be/sLprVF6d7Ug
8Kディスプレイを販売しているアストロデザインでは8K機器の動画評価のためのコンテンツを用意していますタイトルは武道と串本の2本。
串本については水中カメラマン赤木氏が和歌山県串本市で撮影した画像です。
URL:http://www.astrodesign.co.jp/japanese/category/products/8k/8k-contents
8KコンテンツとしてはNHK高精細特設サイトでも販売されています。
世界初の8K3Dコンテンツ「Wish」をはじめタイムラプス映像2タイトル、素材クリップ2タイトルの5タイトルです。
URL: http://www.nhk-mt.co.jp/kouseisai/sales/8k.html
8K動画今後の展望を考えると
- 8K動画の展望
- 8K撮影の技術的進歩
8K動画は2016年に試験放送が開始されます。
2016年5月現在では家庭用の8Kチューナーは存在しないので家庭では見られません。
ですから2016年のリオオリンピックについては2014年同様パブリックビューイングが中心になるでしょう。
しかし、これを切っ掛けとして8K普及が広まることは確かと思われます。
2020年では多くの地域で8K画像を楽しめるのではないでしょうか
8K動画撮影には、高価な機材と言う問題点があることは前述しました。
しかし、それ程費用をかけず8K相当の画像を取る技術があるというのです。
それがスマホを連動させるアプリCam Swarmです。
確かに1台のカメラで8K画像を取るためには高性能な機器が必要ですが、低性能な機器であっても数をまとめることによって、同等の性能を引き出すことが可能になったのです。
2016年5月現在は8Kの動画を見ることが出来るサイトはほぼありません。
しかし、YouTubeが8K対応しましたので、今後投稿が増えていくでしょうし、他の動画サイトも後追いしてくるでしょう。
また、Cam Swarmを使うと低予算で8K相当の画像が作ることが出来ますので8K相当の投稿も増えていくでしょう。