SIMロック解除の方法とルール!各キャリアの端末をSIMフリーにするには?
キャリアと契約し購入した携帯端末を格安SIMで利用したい、海外SIMで使いたいなどといった理由で、SIMフリー端末にするために必ず行う“SIMロック解除手続き”。キャリアとの手続きによりSIMロックを解除することができますが、キャリアごとに方法は異なります。各キャリアのSIMロック解除のルールや、手順、注意点をご紹介します。
docomo系白ロム端末のSIMロック解除方法と注意するポイント
docomoの場合、SIMロック解除を行う手続きは契約者本人のみが受付可能となります。SIMロックを解除するためのdocomoのルールとして、
・ネットワークの利用制限や、各種ロックがかかっていない状態である
・利用料金の支払い実績が確認できる
・購入履歴と契約者が一致する
・端末を購入してから6ヵ月以上経っている
・docomo解約者の場合は解約してから3ヵ月以内である
が条件となります。
ポイントとして、docomo系の格安SIMを利用する場合は、SIMロック解除は必要なくそのままの状態でSIMカードを差し替えて、必要な設定をすれば使用できるようになっているため便利です。
au系白ロム端末のSIMロック解除方法と注意するポイント
auのみ特殊なSIMロック解除方法を持っており、契約者以外でもSIMロックを解除することができます。この場合、本人確認書類の提出やショップへ自身で持ち込むことが必要です。
SIMロックを解除するためのauのルールとしては、
・2015年5月以降に発売された、SIMロック解除可能機種である
・機種を購入した日から180日以上の日数が経過している
・ネットワークの利用制限が行われていないau機種である
が条件です。
auの端末はdocomoと違い、au系格安SIMを使用する場合でも一部端末でSIMロックを解除しなければ使用できないものが含まれています。
SoftbBank系白ロム端末のSIMロック解除方法と注意するポイント
SoftbBankではSIMロック解除の手続きは契約者本人のみ対応可能となっています。
SIMロックを解除するためのSoftbBankのルールとしては、
・購入した日より181日目以降であること
・SoftbBankを解約してから90日以内で、契約者本人であること
・安心遠隔ロック等の機能制限が解除されている
・解除する場合
・故障等の要因が見受けられる場合は不可能、修理を行い改善後は手続き可能
・ネットワーク利用制限が行われていない機種であること
SoftbBank系の格安SIM会社は一般市場にはまだなく、SoftbBankの白ロム端末をSIMロック解除する場合はdocomo系やau系のSIMを使用する場合に行われています。
どのキャリアにもSIMロック解除を行う場合、約6ヵ月の購入経過日数やネットワーク利用制限の解除などがルールとして設けられており、把握しておくことが大切です。現在はdocomo系・au系の格安SIM会社が主流のため、この2社から発売されているスマホを利用すると比較的スムーズに作業が進みます。