ゲーム専用のキャプチャソフト「Dxtory」の設定方法と使用方法とは?
パソコンゲームを録画したいと思ったときに、どんなソフトを使いますか?現在ではたくさんある録画ソフトの中でも、Dxtoryはゲーマーに人気のキャプチャソフトです。
今回は、Dxtoryの使い方や設定方法を簡単にご紹介します。
Dxtoryとはどんなソフト?
数ある録画ソフトの中でも、Dxtoryは古くからあり、3Dのゲームだけでなく、実況プレイ動画などを作っている方も使用している人気のゲーム録画ソフトです。
Dxtoryは、OpenGLやDirectXアプリケーション用の、ムービーキャプチャツールで、サーフェイスメモリーから直接データを取得するので、高速かつ低負荷で動作します。
フリーソフトではなく、有料版の体験ソフトとして無料でダウンロードして使用することができます。無料版で利用すると、画面に「Dxtory」というロゴが表示されるので、少々見にくく感じるかもしれません。
Dxtoryをダウンロードしよう
まずは、Dxtoryの公式サイトから、ソフトをダウンロードします。
インストールが完了すると、起動画面が開くので、まずは録画可能か確認しましょう。
Dxtoryを立ち上げてからゲームを起動させ、ゲームの画面左上に緑の数字が表示されれば、録画可能です。
ゲームを起動するとプロファイルやプロセスリストにゲーム名が出ます。
次に保存するフォルダを指定します。
システムドライブに保存すると容量不足になる可能性があるので、データドライブを指定した方が良いでしょう。
Dxtoryの各種設定方法
- ◆オーバーレイ設定
- ここでは、ゲームの画面に表示する情報を設定します。フレームレートや録画経過時間などですが、初期設定のままで問題はありません。
- ◆ホットキー設定
- ここでは、録画の開始・停止、スクリーンショットの撮影などの、ショートカットキーを設定します。
初期設定では録画の開始・停止がF12キーになっています。ゲームによってはF12キーを使用する場合もあるので、そのときには違うキーに変更することをおすすめします。 - ◆ムービー設定
- ムービー設定は、Dxtoryの中で最も大切な設定です。
ここの設定次第で、Dxtoryの使い心地が良いかどうかが大きく変わってきます。
まず、コーデックです。いくつか選択肢がありますが、「Dxtory Video Codec」を選んでください。そして、右側のボタンをクリックすると、フォーマットと圧縮に関する詳細設定画面が出てくるので、「YUV24-高品質」を選び、圧縮にチェックを入れましょう。
画質に関しては、何回かテストをしながら決めると良いでしょう。高品質で重ければ、中品質に落とすなど設定変更してください。
圧縮は、動画の容量が1/10くらいに減るので、必ずチェックを入れるようにしましょう。
フレームレートは、30fpsがおすすめです。
右下に出てくるスケーリングも必要に応じて変更します。 - ◆オーディオ設定
- 音声の品質を設定します。
オーディオ設定を使用とサウンドを記録にチェックを入れましょう。
ゲーム音とマイク音ともに録音したいときは、オーディオデバイスでステレオミックスを選択します。
その他は、デフォルトの設定のままで大丈夫です。
Dxtoryの使用方法
必要な設定が整ったら、ゲーム画面を開いてDxtoryで録画を開始してみましょう。
Dxtoryを起ち上げて、ゲームを起動すると画面の左上に、緑色の文字が表示されます。緑色は録画していない状態を表し、録画が開始されるとオレンジ色に変わります。
録画の開始・停止は、ホットキー設定で指定できます。録画を開始すると、画面左上の文字がオレンジ色に変わり、表示項目も増えます。文字色が緑に変われば録画停止されたということです。
指定したフォルダにきちんと保存されているか確認しましょう。
まとめ
録画したいゲームや動画があっても、どのソフトを選んでいいかわからなかったり、設定が面倒だったりしてなかなか手が出せないという人もいることでしょう。
一度きちんとした設定を行えば、ゲームやパソコンにくわしくなくても簡単に使用できるので、試用版のDxtoryを使用してみてください。