Pentium III Windows 98をインストール編 懐かしのレトロPC 座談会
Pentium III Windows 98 をインストール 編 懐かしのレトロPC座談会
レトロPCの思い出を語る「座談会」シリーズ!【Pentium III】編!今回は未開封の「Windows 98」を開封の儀からインストール!?あの頃のいろんな苦労や喜びがよみがえります。。(。-`ω´-)ぅぃ
ドスパラ中古担当者紹介
フジヤン
友人に自作の道に引っ張り込まれたクチ。 言われるがままにパーツを買って、見よう見まねで組み立てていたのが、どこをどう間違ってこうなったやら… アラフォー。ストレージの速さにこだわる派。
すーさん
安くて速いパソコンを手に入れたいという動機でドスパラに入社。 動画やFPSやMMORPGが好きですねー。こだわりパーツは愛用のPCケースです!
クマさん
こんにちはマイコン世代です。レトロガジェット好きでM5,MSX,88,Macと動態保存中。 むしろ最先端のドスパラに居ることが我ながら謎。
まっちゃん
初めてのPCは友人が作った自作パソコンでしたね。PSOがやりたくて買いました。 今でこそ色々いじれますけど、そのパソコンが壊れるまで自分でいじったのは友人に言われるまま買ったVGAとメモリだけでした。アラサー世代。
Windows 98 登場!
天の声:
今日はOSを入れるの巻、ということで、OSを用意していただきました。98世代ではない、まっちゃんに挑戦してもらいます。
98ってことは、20年くらい前ですね。
出ました!【Microsoft Windows 98】
クマさん:
すごいな。つい最近な気がするんだけどな。
まっちゃん:
これ俺がインストールするんだよね…。詰まるのが目に見えてるんだけど笑。中途半端な知識はあるんだけど実際に入れたことは無いなぁ。
あ、今のうちに未開封記念写真たくさん撮っておこう。そうじゃないと開封の儀ができない。開けちゃったら後戻りができないので。
天の声:
そうですね。
クマさん:
フロッピーにカビが生えてたらそこで終了だね。
すーさん:
フロッピー読めないオチはあるんじゃないかと。
フジヤン:
磁性体、飛んでるかな。
クマさん:
よくある。フロッピーはカビる物。
天の声:
カビてたことはあるんですか?
クマさん:
フロッピーはカビますね。ポツポツ。
まっちゃん:
今回インストールにフロッピー使うの?
フジヤン:
さあ。そこからスタートだな。
まっちゃん:
やめろよー。いじめないで助けてよー笑。そもそもこのフロッピーって、どこで使うんだろ?
フジヤン:
取りあえず、マニュアル付いてるから、マニュアル見りゃ分かる。
まっちゃん:
マニュアル付いてるの?
フジヤン:
英語だけど。
まっちゃん:
ひどい笑
クマさん:
でも、説明書が日本語になったなんて、つい最近だよ。最初の頃って、みんな英語のマニュアルを一生懸命読んだよね、マザーボードとかさ。
フジヤン:
そうですね。
90年代の空気出るよー
クマさん:
では開けます。20年前の空気がでるぞー。
まっちゃん:
クマさん、ちゃんと吸って。
フジヤン:
20年前空気か・・・産地はどこ?
まっちゃん:
で、吸った結果次の日休みましたとかはやめて。
クマさん:
跡が付いてる、日焼けて。
時の流れを感じますね
(外れてるフロッピーケーブルをつけてみよう)
まっちゃん:
逆にすると燃えるとかないよね?。
クマさん:
逆刺し防止のあれ、あったかな。
フジヤン:
ラインの色で見分けないといけない。フロッピーポートのほうは、ちゃんと印付いてるから。
まっちゃん:
マニュアル取って。
クマさん:
大丈夫。(フロッピー手に取って)ここに書いてる。ほらSetup Instructionsって書いてる。
フロッピー無事でしたね
天の声:
ネットは要らない?
クマさん:
ネット要らないです。
まっちゃん:
(フロッピーを見ながら)
・・・『disk in drive A』。これを入れて、電源つけて、それからCD入れるのかな?。
すーさん:
Macの最近のやつとかはCDじゃなくて、インターネットにつなぎながらダウンロードしてるんですよね。そこは時代が進んだなと思った。
まっちゃん:
ポチン。
天の声:
あ。
まっちゃん:
ごめんなさい。入れちゃいました。
天の声:
撮影隊がいるから。ゆっくりめでお願いします笑
まっちゃん:
どうしても癖で・・・。パッパッパっと笑
知らない人が進めるのは不可能に近い?
なになに…?れ、れがしー??
フジヤン:
ハードディスクがMaxtorって見えた時点で、ちょっと懐かしさを感じるんだけど。
まっちゃん:
ハードディスクは認識してるよね。これ。
フジヤン:
待てよ。98? 300GBで大丈夫かな。
クマさん:
Fディスクが、多分利かないです。
フジヤン:
FAT32の限界容量・・・。
まっちゃん:
Fディスクってなんだっけ・・・聞いたことがあるような無いような。
すーさん:
多分、120GBくらいで引っ掛かるんじゃないかな。だから、それを残り32かける5パートに分けてつくれば。
まっちゃん:
そういえばレガシーフロッピーって書いてあるけど、普通のフロッピーと何か違うの?という疑問が。
フジヤン:
よくあるこの当時のマザーですら、レガシーっていう表示なんですよね。
(BIOSを保存して起動!)
まっちゃん:
何か音がした。トン、トン、トンって。フロッピー読んでる音?
フジヤン:
ハードディスクを読みました。
クマさん:
ちゃんと動いてる。
すーさん:
なんかいい感じじゃないですか。
フジヤン:
この音が懐かしさを醸し出すね。
クマさん:
すごいよ、これ。きたよ。『Start Windows 98』。ちゃんと動いたよ。
すーさん:
懐かしい。98、SEだっけ?
クマさん:
SEだから、CD-ROMのドライバーがそのまま入ってるというね。
フジヤン:
ちょっとここからは1人でやらせようね。まず、この最初の選択肢。どれを選ぶ?
はい、ここが分かれ道
まっちゃん:
いきなり投げられたよ(画面を見ながら)普通にCDからじゃないの?えい、Enter。
クマさん:
お、フロッピー生きてるの、すごいね。
まっちゃん:
きた。『セットアップファイルが見つかりません』。
クマさん:
むしろ、ここから知らない人が進めるのは不可能に近い。
まっちゃん:
不可能に近いって言ってる時点で、もう既に手助けくださいよ…
クマさん:
そもそも、だってほら、まだ入れてないじゃん。
まっちゃん:
あ、入れてないねCD。そうだよ。CDだって言ってるくせに、入れてないよね。
フジヤン:
まさかのCD入れ忘れ?
すーさん:
入れたら大体いけるんじゃないの?
CD入れればだいたい大丈夫!なはず…
クマさん:
あ、コレ98SEか。ならいっちゃうでしょう。だって、昔のOSのどこに苦労するかって、CD-ROMのドライバーを充てるのに一番苦労するんだから。
フジヤン:
多分正解。リセットしたほうが早いです。
クマさん:
さっきの画面でコマンドプロンプト使えばいけるんじゃない?
まっちゃん:
え、そんなことできるの? クマさん、プログラマーですか?笑
クマさん:
プログラムは関係ないな。
まっちゃん:
だって、俺ら世代は、そんなの打ち込まないって。
クマさん:
だってそれは、Windows世代で言うとこの、スタートボタンを押すと同じぐらいのレベルの話だから。
すーさん:
コマンドプロンプトっていうのはipconfig/allぐらいしか。
まっちゃん:
ipconfigですら、俺がこの業界に入って数年たってからだよ。家じゃ1回もたたいたことないし。
すーさん:
さてやり直し。
あれ?これまだ使えんじゃね?←
クマさん:
全然元気だね、これ。すごいね。意外と生きてるものだね。
すーさん:
やっぱり、手放される前に普通に使ってたんじゃない?
クマさん:
そうかもしれんね。
まっちゃん:
これ使って何をするって話だよ笑
ウェルカム!
クマさん:
『Setup』。懐かしいね。
まっちゃん:
えーと…英語がいっぱい…。
フジヤン:
勇気を持って選ぶんだ!笑
まっちゃん:
取りあえず、俺は日本語しかわからない笑 だからenterのみで行く!
クマさん:
選択肢の意味は何かわかってるのかな。
フジヤン:
こっちは普通、選ばないでしょう。
クマさん:
何やってんのか、分からないと怖いじゃない。
まっちゃん:
『To accept the selection press ENTER.』。はい。『driveover』。
なんだこれ。『you'd like to enable large disk』。Large diskって何?
クマさん:
ここを読め。512メガバイトより大きなハードディスクが付いてるぞと。
まっちゃん:
それは付いてるよ。512メガバイトより小さいハードディスクって何だよ。
クマさん:
40メガとかさ。
まっちゃん:
メガって何だよ、メガって。『Don't use large disk support』だって、何これ。
フジヤン:
勇気を持って選べ!
まっちゃん:
いや。俺はもうイエスマンです。『Setup will restart your computer now. Disk is in drive A』。入ってるからきっといい。取りあえずは再起動。さっきと何か違うの。あれ。繰り返してるよ。取りあえず『enter』押しとけ。これで時間かかって終わらなかったら…。あ、でも結構速い。
クマさん:
超スーパー性能のハードディスクが付いてるじゃん。
フジヤン:
これ16メガキャッシュの300ギガバイト、ATAPIハードディスクでしたね。
すーさん:
当時買ったら、とんでもない値段だよ。
クマさん:
だから別にそんな遅くもないしね。
フジヤン:
何言ってんの、maxtorだから133だよ。
クマさん:
でも100までだよ。マザーボード。
フジヤン:
しまった。そんな罠が
クマさん:
66とか33もあったよね。
フジヤン:
ケーブル間違えて、強制33とかね笑
マルチランゲージパックって贅沢なんでしょうか。
クマさん:
でも、あえて英語版だったのがいいよね。英語版のほうが容量小さいから、インストールが速いんだ。
フジヤン:
なるほどそうか。日本語のフォントとかは入ってないよね。
まっちゃん:
ちなみにこれ、日本語版のときって、本当に日本語なの?
クマさん:
日本語。
まっちゃん:
日本語なの?
すーさん:
え?
まっちゃん:
今ちょっと、「え?」ってきたけど。
クマさん:
違ったっけ?
フジヤン:
違ったと思ったよ。
まっちゃん:
英語を日本語のように読める人の感覚で言わないでね。笑
クマさん:
すみませんでした。
フジヤン:
英語になるけど、まあ分かるでしょう。
まっちゃん:
言語って変えられるの?。
クマさん:
変えられない。
フジヤン:
マルチランゲージパックなんて、あると思うなよ。
まっちゃん:
いつからあった。Vista?
クマさん:
VistaのUltimateから。
まっちゃん:
確かにVistaのUltimateは、それを売りにして、売ってた記憶はある。
すーさん:
でも、使わないよっていう。笑
まっちゃん:
俺も自分でUltimate買ったよ。なんかマルチランゲージ入れて、結局読めないから分かんねえって元に戻した
クマさん:
この頃、言語選択ができるのは、Macのほうがはるかに強かったんだね。Macは、当時から、インストール時点で言語を選べていけるから、外国人にはMac激ウケなんだよ。でも僕は、windows機でもパーティションを二つに割って、Cドライブを切り替えて使ってたんだね。英語版Windowsのパーティションと日本語版Windowsのパーティション。
まっちゃん:
だからそれ、マルチリンガルな人だけでしょう笑『To continue, press ENTER.』。俺はcontinueを選ぶ。
フジヤン:
懐かしい。
まっちゃん:
何これ。『Scan disk』って何。なんでいちいちチェック入ってるの?『initialize』。何?
すーさん:
懐かしい、これ。
まっちゃん:
初めて見るよ、こんなの。『Welcome to Windows 98 setup』。多分やるかやらないかっていうだけだと思うから、そんなの当然『continue』に決まってるでしょう。でも、なんか思ったよりすごい。なんていうの。UIがしっかりしてるというか。
フジヤン:
SEからでしたっけ?この左側にプロセスが出るの。
クマさん:
これがだんだん進んでくるんだね。
フジヤン:
覚えがないんですよ、こんな画面あったかなっていうのが。
クマさん:
あと35分って出てる。
まっちゃん:
長い。
クマさん:
いや。これすげえ性能だから、多分こんなにかかんないです。
フジヤン:
なるほどね。一般的な時間で考えてるから、ハードディスクがこの高性能だと速かったりして。
まっちゃん:
こんなの次へ次へでいいんだよ。
フジヤン:
大丈夫か?この辺からちょっと。
まっちゃん:
何?トラップあるの?『install most common』。大丈夫。『computer name』、何、この単語。
クマさん:
これハードディスクの型番か何か。
すーさん:
『WORK GROUP』。
まっちゃん:
『WORK GROUP』って何よ。いいよもう。United Statesがあるよ。Japanないの。
フジヤン:
『Establishing Your Location』って書いてある。
このイラスト何でしょ?
まっちゃん:
『Your Location』?
クマさん:
ロケーションが要るんだ。
まっちゃん:
なんだ、言語じゃないんだ。
フジヤン:
これ、ちなみに今のWindowsでもあるからね。
意外と当時から洗練されてたみたい
まっちゃん:
え?なんだ、Japanあるじゃん。『start up disk』。何言ってるか分かんない。『insert disk』。こんなのは全部OKでいいんだって。
クマさん:
それ駄目だよ。
まっちゃん:
なんかエラー出たよ。
クマさん:
フロッピーのプロテクト掛かってるんだよ。
起動ディスク上書きしちゃ駄目よ。ここは『No』で『Cancel』でお願いします。
俺、これで消して、すげえひどい目に遭った。
まっちゃん:
『Start copying file』。てか、そういうトラップ用意してるって何なの。怖いんだけど。
フジヤン:
『Microsoft Windows 98』。
すーさん:
『Welcome』ですか。
まっちゃん:
『Please sit back and relax』。要するに待てっていう。これは今のOSでもあるけど、何か宣伝みたいなのが流れてて。
フジヤン:
よく気づいたね。ここはあまり変わらないね。
クマさん:
実にアメリカ的だよね。「後は座ってリラックスして待っていればいいよ!」みたいな。
フジヤン:
30分壁の前で待っとれつうんかい!っていう。笑
まっちゃん:
『More Innovative』。使いやすくなりましたとか、何かそういうのかな。
宣伝以外の何物でもない。98と比べてるのか、95と比べてるのか分かんないけど。
より革新的、と。
クマさん:
でも、意外と洗練されてるなって感じがしたね。
まっちゃん:
だって、英語読めてないけどあまり迷ってないよ。
フジヤン:
この辺はあまり変わらないね、そうやってみると。より使いやすくなりましたとか、より分かりやすくなりましたとか。
すーさん:
完成されてたってことですか。
クマさん:
つまりこの頃から、Windowsは『ようこそ』だった。Welcome。速い、速い。すげえ速い。
フジヤン:
ファイルのコピーがむちゃくちゃ速い。
クマさん:
やっぱハードディスクの威力がでかいね。
まっちゃん:
これで遅いって言っちゃ駄目なんだ。
フジヤン:
メモリいっぱい積んであるし。512メガだっけ。
クマさん:
モンスターマシンですよ。当時でいうところのモンスターマシン。
すーさん:
当時、憧れのパソコンだよね。
クマさん:
『support new hardware USB』です。ユニバーサル・シリアル・バス対応。
まっちゃん:
USBって、Universal Serial。だから、汎用と言われるのか。
フジヤン:
そうだよね。だって何の違和感もなかったけど、USBキーボードでインストールが始まっているもんね。
まっちゃん:
USBっていつできたの。
クマさん:
95のOSR2ぐらい。確か、USBはCPUのパワーを食うから、嫌がってみんなPS2に行ったんですよ。
まっちゃん:
USBがCPUパワー食う?
クマさん:
食う。スーパー食う。USBはソフトウェア制御なんで、CPUのパワーを食うんで。PS2はハードウェア制御なんで軽いんで、PS2に挿すのがセオリーだったんだ。
まっちゃん:
何それ。
クマさん:
もしかしたら俺、だまされてるんじゃないかなと、ずっと思ってたけどね。
フジヤン:
早くも終わったよ。『Thank you』って出てきちゃった。
まっちゃん:
すげえ。まだ21分だよ。
フジヤン:
『Restart now』『Restart Computer』。
天の声:
IDEのSSD用意できたら、もっと速かったですかね。
まっちゃん:
IDEのSSD見つかるかな…
すーさん:
SSD側じゃなくて、今度はATA100のほうがネックになりますね。
クマさん:
うわー懐かしい!
でたー!何年振り?コレ
久しぶりに【Windows 98】の起動ロゴを見た!って方も多かったのではないでしょうか?
この後、今じゃ全く見なくなったあれやこれやが登場してさらに盛り上がってまいります!!
次回も乞うご期待ください!!.+゚.+゚(o(。・д・。)o).+゚.+゚
そんな、ドスパラ中古PC担当者が
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