ゲーミングPCとは?
普通のPCとの違いと基礎知識解説
これからゲーミングPCを選ぶ方へ!
YouTubeの実況動画のようにパソコンでゲームをしたい!...でも、どんなパソコンを用意すればいいのかわからない。
そんなPCゲーム入門者さんに向けた「ゲーミングPC」基礎知識の解説をまとめました。
ゲーミングPCとは一体何なのか?普通のパソコンとの違いやよくあるご質問もやさしくご紹介します。
これからゲーミングPCを選ぶ方は、ぜひ参考にしてください!
最終更新日:2025年 11月 18日
01 ゲーミングPCとは?
ゲーミングPCとは「ゲームに特化したパソコン」
ゲーミングPCとは、PCゲームをプレイするために必要な「高性能グラフィックボード」と「高性能CPU」を搭載したパソコンのことです。
ひとことで言えば、「ゲームに特化したパソコン」でしょう。
近年のPCゲームは、リアルを追求したアニメーション「3Dグラフィックス」を使用することで、映像の美しさが格段に進歩しています。ゲームソフトを快適に動作させるには、高い性能のパソコンが必要です。
そこでゲーマーのために生まれたのが、快適なゲームプレイのために設計・デザインされた高性能パソコン「ゲーミングPC」です。
ゲーミングPCの特徴 普通のPCと何が違うの?
ゲーミングPCと普通のパソコンには、どのような違いがあるのでしょうか。
おもな違いを簡単に表にまとめました。
| 項目 | ゲーミングPC | 普通のPC |
|---|---|---|
| おもな特長 | ゲームプレイに特化した高性能パーツ(グラフィックボード、CPU、メモリ)を搭載 | 用途に合わせたスペック |
| グラフィック性能 | 非常に高い(専用のグラフィックボードを搭載) | 低い(多くの場合はCPU内蔵グラフィック) |
| 価格 | 高価なものが多い | 安価なものが多い |
| 冷却性能 | 高性能パーツの発熱を抑えるための冷却機能が高い | 一般的な冷却機能 |
| 用途 | ゲーム、動画編集、3Dモデリングなど、重い作業もこなせる | 事務作業、インターネット利用など |
ゲーミングPCと普通のパソコンには、大きな違いがあることがわかりました。
なかでも重要な「価格帯」「グラフィックボード」「冷却性能」について、詳しく見ていきましょう。
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ゲーミングPCは普通のパソコンよりも高い
ゲーミングPCは、普通のパソコンと比べると価格が高いです。
ゲームには高い性能・スペックが必要になるため、処理能力が高く価格も高価なPCパーツを搭載するからです。
普通のパソコンは10万円以下でも購入できますが、ゲーミングPCは、本体だけでも15万円~20万円以上が相場です。
モニターやキーボード、マウスなど、周辺機器一式を揃えると20万円~30万円程度になるでしょう。
ある程度の金額が必要になるため、余裕をもった予算決めをしておきましょう。 -
ゲーミングPCはグラフィックボードを搭載している
ゲーミングPCには、グラフィックボード(略して「グラボ」)が搭載されています。
グラフィックボードは、パソコンがモニターに滑らかで美しい映像を映し出すための「映像処理専門」のパーツです。
3Dグラフィックスの処理には必須で、ゲーミングPCでは最重要。グラボの有無によって、パソコンでゲームが遊べるかどうかが決まります。
普通のパソコンは、グラフィックボードを搭載していません。
代わりに、CPUの機能「内蔵グラフィックス」で映像を映し出します。
事務作業やYouTubeの動画視聴、軽いパズルゲームなどは問題なく動作しますが、ゲームの複雑な映像処理には性能不足で、動作が不安定になったり、映像がカクついたり、そもそも起動できないこともあります。
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ゲーミングPCは冷却機能が優れている
ゲーミングPCは冷却能力が高く、熱を効率よく逃がす設計になっています。
スマートフォンやゲーム機を操作しているとき、本体が熱くなって、動作が遅くなった経験はありませんか?
電子機器は、高い負荷をかける、長時間使用することで、本体内部のパーツが熱を持ちます。
内部が高温になると、発熱を抑えるために自動で性能を制限する「サーマルスロットリング」が起こり、動作が遅くなってしまうのです。
ゲーミングPCは、内部に専用のクーラーや通気性の良いケースを採用して効率よく冷却することで、サーマルスロットリングを防いでいます。
これにより、長時間のゲームプレイや動画編集も、動作が遅くなることなく、快適に続けることができます。
02 ゲーミングPCの重要なパーツ
高性能グラフィックボードを搭載していれば、どんなゲームも快適に動く!かというと、そうとは限りません。
グラボだけが高性能であっても、ゲーミングPCはうまく機能しないのです。
ゲーミングPCで重要なパーツは、グラフィックボードのほかに、CPUとメモリ、場合によってはSSD(ストレージ)です。
この4つのパーツが一定以上の性能をもっていることが重要になります。
グラフィックボード【もっと詳しく】
グラフィックボードは、ゲームの映像を作るのに欠かせない重要なパーツです。
ゲーミングPCでは、おもに「NVIDIA GeForceシリーズ」と「AMD Radeonシリーズ」の2ブランドのどちらかが搭載されています。
それぞれの違いや選び方を簡単に表にまとめました。
| 項目 | NVIDIA GeForce | AMD Radeon |
|---|---|---|
| おもな製品 | GeForce RTX 5070 GeForce RTX 4060 Ti など |
Radeon RX 9070 Radeon RX 7800 XT など |
| ラインアップ | エントリーからプロ向け・ハイエンドまで幅広い | エントリーからミドルハイスペックまで幅広い |
| 価格 | 同グレードではやや高価 | 同グレードではやや安価 |
| 特長 | ゲームだけでなく、動画編集などクリエイティブにも特化。専用ソフトウェア・ドライバーの機能も多い。 | ビデオメモリ(VRAM)の容量が大きいモデルが多く、コストパフォーマンスに優れている。 |
| おすすめの用途 | ゲーム、動画編集、3Dモデリング | ゲーム、動画視聴、メディア再生 |
「NVIDIA GeForceシリーズ」と「AMD Radeonシリーズ」には、ラインアップや価格、おすすめの用途に違いがあります。
ゲーミングPC選びで最も悩むグラフィックボード。どう選べば良いか、違いを詳しく見ていきましょう。
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NVIDIA GeForceシリーズの特長
NVIDIAの「GeForceシリーズ」は、ゲーミングPCで最も人気のグラフィックボードです。
最新モデルは、GeForce RTX 5070 などの「RTX 50シリーズ」で、AIを用いたフレーム生成機能「DLSS 4」に対応しています。光や影の表現を極めてリアルに描写できる「リアルタイムレイトレーシング」の評価も高いです。
ラインアップは幅広く「ゲームを遊んでみたい」という初心者の方はRTX 5060から、最新の3Dゲームを最高画質設定で楽しみたい方はRTX 5070以上がおすすめです。
定期的なドライバーアップデートにより、新しいゲームにも迅速に対応できる点も、NVIDIAグラフィックボードの強みです。
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AMD Radeonシリーズの特長
AMDの「Radeonシリーズ」は、高いコストパフォーマンスが特徴で、「コスパ重視で選びたい」という方におすすめです。
最新モデルはRadeon RX 9070などの「Radeon 9000シリーズ」で、映像処理能力はもちろん、ゲームのプレイ動画録画や動画配信の画質が強化されています。
ラインアップは少なめですが、エントリーモデルでもビデオメモリが16GBと大容量なのが、AMDグラフィックボードの強みです。
また、RadeonはDVDやYouTubeの動画も画質を維持しながらフレームレートを向上させる機能「AFMV(AMD Fluid Motion Video)」が利用できます。
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グラフィックボード性能比較表
グラフィックボードの性能比較表です。
数値は3DMarkなどのベンチマーク測定結果をもとにドスパラが独自に参考値として掲載したものです。
名称
(型番)ビデオ
メモリ性能目安 詳細・搭載PC 比較 チェックを入れると
比較できます。GeForceシリーズ
RTX 509032GB 5437詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 508016GB 4996詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 5070 Ti16GB 4507詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 507012GB 3973詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 5060 Ti 16GB16GB 3126詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 5060 Ti 8GB8GB 3087詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 50608GB 2860詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RTX 50508GB 2308詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC RTX 4090 24GB 5248詳細 RTX 4080 SUPER 16GB 4831詳細 RTX 4080 16GB 4725詳細 RTX 4070 Ti SUPER 16GB 4500詳細 RTX 4070 Ti 12GB 4311詳細 RTX 4070 SUPER 12GB 4245詳細 RTX 4070 12GB 3666詳細 RTX 4060 Ti 16GB 16GB 3171詳細 RTX 4060 Ti 8GB 8GB 3091詳細 RTX 4060 8GB 2703詳細 RTX 3090 Ti 24GB 4111詳細 RTX 3090 24GB 3653詳細 RTX 3080 Ti 12GB 3600詳細 RTX 3080 10GB 3323詳細 RTX 3070 Ti 8GB 3023詳細 RTX 3070 8GB 2972詳細 RTX 3060 Ti 8GB 2688詳細 RTX 3060 12GB 2322詳細 RTX 3050 8GB 8GB 1753詳細 RTX 3050 6GB 6GB 1456詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC GTX 1660 SUPER 6GB 1741詳細 GTX 1650 4GB 1059詳細 GTX 1630 4GB 625詳細 GT 1030 2GB 357詳細 GT 730 2GB 113詳細 GT 710 1GB 85詳細 Radeonシリーズ
RX 9070 XT16GB 3663詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RX 907016GB 3467詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RX 9060 XT 16GB16GB 2754詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC
RX 9060 XT 8GB8GB 2807詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC RX 7900 XTX 24GB 4314詳細 RX 7900 XT 20GB 3877詳細 RX 7900 GRE 16GB 3565詳細 RX 7800 XT 16GB 3355詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC RX 7700 XT 12GB 2856詳細 RX 7600 XT 16GB 2398詳細 RX 7600 8GB 2240詳細搭載ゲーミングPC搭載ゲーミングPC RX 6950 XT 16GB 3823詳細 RX 6900 XT 16GB 3613詳細 RX 6800 XT 16GB 3231詳細 RX 6800 16GB 2829詳細 RX 6750 XT 12GB 2746詳細 RX 6700 XT 12GB 2526詳細 RX 6650 XT 8GB 2246詳細 RX 6600 XT 8GB 2184詳細 RX 6600 8GB 1769詳細 RX 6500 XT 4GB 1285詳細 RX 6400 4GB 902詳細 RX 550 4GB 367詳細 Intel Arcシリーズ Intel Arc B580 12GB 2127詳細 Intel Arc B570 10GB 1838詳細 Intel Arc A770 8GB 1403詳細 Intel Arc A750 8GB 1345詳細 Intel Arc A580 8GB 1630詳細 Intel Arc A380 6GB 585詳細 Intel Arc A310 4GB 747詳細 内蔵GPU Radeon 780M - 957詳細 Radeon RX Vega 11 - 230詳細 Radeon Vega 8 - 216詳細 Intel Graphics - 428詳細 Intel UHD 770 - 261詳細 Intel UHD 730 - 215詳細 Intel UHD 630 - 191詳細 Intel UHD 610 - 99詳細 ※数値はドスパラが独自に参考値として掲載したものです。数値は定期的に見直しを実施しています。
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過去の製品一覧
名称
(型番)ビデオ
メモリ性能目安 中古 比較 GeForceシリーズ RTX 2080 Ti 11GB 2962- RTX 2080 SUPER 8GB 2659- RTX 2080 8GB 2540- RTX 2070 SUPER 8GB 2474- RTX 2070 8GB 2200- RTX 2060 SUPER 8GB 2249- RTX 2060 6GB 1893- GTX 1660 Ti 6GB 1627- GTX 1660 6GB 1584- GTX 1650 SUPER 4GB 1352- GTX 1080 Ti 11GB 2456- GTX 1080 8GB 2054- GTX 1070 Ti 8GB 1945- GTX 1070 8GB 1827- GTX 1060 6GB 6GB 1357- GTX 1060 3GB 3GB 1317- GTX 1050 Ti 4GB 865- GTX 1050 2GB 712- GTX 980 Ti 6GB 1893- GTX 980 4GB 1538- GTX 970 4GB 1329- GTX 960 2GB 822- GTX 950 2GB 737- GTX 780 Ti 3GB 1253- GTX 780 3GB 1091- GTX 770 2GB 801- GTX 760 2GB 653- GTX 750 Ti 2GB 537- GTX 750 1GB 464- GT 740 (GDDR5) 1GB 210- GT 740 (DDR3) 1GB 170- GT 730 1GB 109- GTX 690 4GB 777- GTX 680 2GB 750- GTX 670 2GB 730- GTX 660 Ti 2GB 594- GTX 660 2GB 541- GTX 650 Ti BOOST 1GB 456- GTX 650 Ti 1GB 347- GTX 650 1GB 240- GT 640 (GDDR5) 1GB 162- GT 640 (DDR3) 1GB 122- GT 630 (GDDR5) 1GB 92- GT 630 (DDR3) 1GB 74- GT 620 1GB 48- GTX 590 3GB 459- GTX 580 1.5GB 615- GTX 570 1.2GB 524- GTX 560 Ti 448版 1.2GB 420- GTX 560 Ti 1GB 311- GTX 560 2GB 371- GTX 560 1GB 285- GTX 550 Ti 1GB 212- GT 520 1GB 40- GTX 480 1.5GB 555- GTX 470 1GB 437- GTX 465 1GB 365- GTX 460 1GB 312- GTS 450 1GB 179- GT 440 1GB 107- GT 430 1GB 30- GTX 295 1.7GB 166- GTX 285 2GB 212- GTX 285 1GB 92- GTX 275 896MB 200- GTX 260 896MB 165- GTS 250 1GB 84- GTS 250 512MB 71- GT 240 (DDR3) 1GB 31- GT 220 1GB 28- GT 220 512MB 16- 9800 GT 512MB 65- 9600 GT 512MB 67- 9500 GT 512MB 18- TITAN V 12GB 2647- TITAN X 12GB 2538- GTX TITAN X 12GB 1781- GTX TITAN BLACK 6GB 1258- GTX TITAN 6GB 1165- Radeonシリーズ RX 5700 XT 8GB 2298- RX 5700 8GB 1997- RX 580 8GB 1207- RX 480 8GB 1179- RX 470 4GB 1093- RX 460 4GB 4GB 562- RX 460 2GB 2GB 523- R9 Fury X 4GB 1371- R9 390X 8GB 1298- R9 390 8GB 1217- R9 380 8GB 848- R7 370 2GB 645- R7 360 2GB 608- R9 295X2 8GB 1131- R9 290X 4GB 1201- R9 290 4GB 1148- R9 280X 3GB 849- R9 285 2GB 758- R9 270X 2GB 664- R9 270 2GB 514- R7 260X 2GB 428- R7 250X 2GB 309- R7 250 1GB 166- HD 7990 6GB 760- HD 7970 3GB 716- HD 7950 3GB 650- HD 7870 3GB 638- HD 7850 2GB 512- HD 7790 1GB 422- HD 7770 1GB 298- HD 7750 1GB 226- HD 6970 2GB 393- HD 6950 2GB 366- HD 6870 1GB 300- HD 6850 1GB 270- HD 6790 1GB 214- HD 5870 1GB 307- HD 5850 1GB 267- HD 5770 1GB 184- HD 5750 1GB 159- 内蔵GPU Radeon R7 グラフィックス - 162- Radeon HD 8670D - 71- Radeon HD 8570D - 60- Radeon HD 8470D - 49- Radeon HD 8370D - 39- Intel HD 630 - 158- Intel HD グラフィックス 530 - 135- Intel HD グラフィックス 4600 - 85- Intel HD グラフィックス 4400 - 71- Intel HD グラフィックス 2500 - 34- ※数値はドスパラが独自に参考値として掲載したものです。数値は定期的に見直しを実施しています。
CPU(プロセッサー)
CPU(プロセッサー)とは、パソコンの「頭脳」にあたる重要なパーツで、さまざまな計算やデータ処理を行います。CPUの性能が高いほどアプリケーションがスムーズに動作するため、ゲーミングPCには、普通のPCよりも高性能なCPUが搭載されます。
CPUには、「Intel Core シリーズ」と「AMD Ryzenシリーズ」の2ブランドがあります。
IntelならCore i5 / Core Ultra 5 ~ Core i7 / Core Ultra 7、AMDなら Ryzen 5 ~ Ryzen 7がおすすめです。
それぞれの違いについては、表をご確認ください。
| 項目 | Intel Core | AMD Ryzen |
|---|---|---|
| おもな製品 | Intel Core Ultra 7 265F Intel Core i7-14700 など |
Ryzen 7 9800X3D Ryzen 5 4500 など |
| ラインアップ | エントリーからプロ向け・ハイエンドまで幅広い | エントリーからハイスペックまで幅広い |
| 価格 | 同グレードでは高価 | 同グレードでは安価 |
| 特長 | 長年世界で広く採用されている実績があるCPU。最新Core UltraシリーズはAI搭載で作業の効率化におすすめ。 | コストパフォーマンスに優れたCPU。末尾「X3D」シリーズは、ゲームのフレームレート向上におすすめ。 |
| おすすめの用途 | ゲーム、動画編集、3Dモデリング | ゲーム、クリエイティブ用途 |
メモリ
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保管する「作業スペース」です。このスペースが広いほど、一度に処理できるデータ量が増えて作業効率が上がります。
ゲームでは、キャラクターの動きや映像の演出など膨大なデータを瞬時に処理する必要があります。メモリ容量が少ないと、動作が遅くなったり、画面がカクつくことがあります。
事務作業メインの普通のPCは8GBでも動きますが、ゲーミングPCでは16GB以上が基本です。
RPGなど動作の重たいゲームを遊ぶ方は、32GB以上を選びましょう。
遊び方によっては「SSD」も重要
SSD(ストレージ)は、ゲームの起動速度やゲーミングPCに保存できるゲームの本数にかかわります。
従来のHDD(ハードディスク)と比べ、SSDはデータの処理速度が格段に速くなりました。マップの切り替えやロードもスムーズになるため、ストレスなくゲームを楽しめます。
最新ゲームは、1本で100GBと大容量なものもあります。容量は500GB~1TBあると安心でしょう。プレイ動画を保存したい方は、2TB以上を目安にするのがおすすめです。
03 ゲーミングPCのメリット
ゲーミングPCは、PCゲームを快適に遊べるだけでなく、動画編集などにも活用できるメリットがあります。
普通のパソコンよりもはるかに高性能なため、WordやExcelの作業も快適に行えます。
このように、普通のPCにはない、ゲーミングPCだけのメリットをまとめました。
PCゲームを快適にプレイできる
これまでご紹介したように、ゲーミングPCではゲームを快適にプレイすることができます。
これは普通のパソコンにはない、ゲーミングPCだけのメリットです。
普通のPCでもグラフィックボードを搭載しているモデルは存在しますが、高い冷却機能やライティング(ケースが光る)など、ゲーミングPCにしかない機能を考えると、ゲーマーはゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。
家庭用ゲーム機ではできない遊び方が楽しめる
家庭用ゲーム機があるから、パソコンは普通のPCで良い、と思っている方はいませんか?
PCゲームは、画質やフレームレートなど設定の幅がとても広いです。
同じゲームでも、PC版とPS5版を比べると、キーボード・マウス操作の可否や高画質への設定変更、フレーム生成機能など、ゲーミングPCでしかできない設定・遊び方があります。
「ゲームを4Kで楽しみたい」「240fpsを出したい」といった高性能狙いではない方も、ゲーミングPCでのPCゲームは、新たな発見と楽しみがたくさん待っています。
動画編集やゲーム配信にも挑戦できる
ゲーミングPCは、その性能の高さから、動画編集やゲーム配信などのクリエイター活動にも活用できます。
PS5でもYouTube配信は可能ですが、配信画面の自由度は少ないです。ゲーミングPCであれば、テロップを出す、音楽を流すなど、こだわったゲーム配信ができます。
また、普通のパソコンでも軽いゲームは楽しめますが、ゲーム実況となると難しいです。
動画の編集、書き出しには相当なパソコンスペックが必要です。ゲーミングPCであれば、動画制作に必要な性能をクリアしています。
04 おすすめのゲーミングPC
ゲーミングPCを買うなら、受注生産の「BTOパソコン」として販売しているパソコン専門店で購入しましょう。
特に、ゲーム初心者やゲーミングPCがはじめての方は、ゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」がおすすめです。
幅広いスペックの中からゲームに最適な組み合わせを厳選して販売しているため、初心者の方でも安心してゲームを始めることができます。
今回は、その中でも「遊びたいゲームで選ぶゲーミングPC」と「ドスパラ通販厳選のおすすめゲーミングPC」をまとめました。
遊びたいゲームで選ぶ「ゲーム推奨モデル」
遊びたいゲームが決まっている方は、「ゲーム推奨モデル」から選ぶのがおすすめです。
「ゲーム推奨モデル」とは、ゲーム会社と相互確認のうえ推奨許諾を得た推奨パソコンや、自社独自基準で動作検証を実施した動作確認済みモデルなど、ゲームを楽しむためのお墨付きPCです。
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F |
| グラフィックス | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 32GBメモリ DDR5 |
| ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
| ベンチマーク | 16126 |
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core i7-14700F |
| グラフィックス | GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GBメモリ DDR5 |
| ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
| ベンチマーク | 28255 |
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core i7-14700F |
| グラフィックス | GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GBメモリ DDR5 |
| ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
| ベンチマーク | 28255 |
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F |
| グラフィックス | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 32GBメモリ DDR5 |
| ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
| ベンチマーク | 16126 |
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05 よくあるご質問
-
Q1ゲーミングPCの定義ってなんですか?
厳密な定義はありませんが、グラフィックボードを搭載していることを基準とすることが多いです。
長時間のゲームプレイに対応できる冷却能力とライティング(光るパーツ)があることも、ゲーミングPCの特徴でしょう。 -
Q2ゲーミングPCと自作PCの違いはなんですか?
ゲーミングPCは、パソコンメーカー各社が販売する既製品のパソコン、自作PCはPCパーツをイチからユーザーが組み上げて作るパソコンです。
自作PCにグラフィックボードを搭載し、光るパーツを採用することで、「自作のゲーミングPC」と表現することもあります。
ゲーミングPCと自作PCの最も大きな違いは、保証の手厚さでしょう。
ゲーミングPCには「パソコン」としての保証がありますが、自作PCは「パーツ単体」の保証しかありません。
手厚いサポートがある点では「ゲーミングPC」、パーツ選択の自由度では「自作PC」が優位になります。 -
Q3ゲーミングPCの1か月の電気代はいくらですか?
ゲーミングPCの構成や使う時間、環境にもよりますが、1か月の電気代はおよそ1,000円です。
中~上位クラス構成のゲーミングPCで、平均消費電力は約280W。電気代を1kWhあたり31円として計算すると、毎日4時間のゲームプレイで月間消費電力量は約34kWh、1か月の電気代はおよそ1,050円になります。
普通のPCの平均消費電力を約100Wとすると、同じ時間使用した場合、1か月の電気代はおよそ660円です。
詳しくは、「ゲーミングPCの電気代、消費電力について」もご確認ください。
06 まとめ
ゲーミングPCには、普通のパソコンや家庭用ゲーム機にはない魅力がたくさんあります。
選ぶときは、重要なパーツ「グラフィックボード」「CPU」「メモリ」「SSD(ストレージ)」をよく確認しましょう。
ゲーム初心者の方や、ゲーミングPCがはじめてという方は、ゲーミングPCの「ゲーム推奨モデル」や、おすすめランキングから選ぶのがおすすめです。
ご自身にぴったりのゲーミングPCを選び、楽しいゲームライフをスタートさせましょう!
監修:ドスパラ編集部(株式会社サードウェーブ)
パソコンとゲームが好きなスタッフから、最近パソコンを始めたメンバーまで幅広く在籍。
ゲーミングPCやパソコン、PCパーツ、周辺機器など、「パソコン専門店」ならではの知識や豆知識を紹介しています。
専門知識だけでなく、実際に使う人の視点で「わかる・使える」情報をお届けします。
- ※Celeron、Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Atom、Intel Core、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Pentium は、アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。
- ※Microsoft 、Windows は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- ※その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
