停電した時にはノートパソコンが便利
もし、突然、停電になってしまったら? あらかじめ停電が起きるとわかっているのであれば、パソコンを使わないようにすることもできます。
しかし、突然、作業中に電源が落ちてしまったらデータが破損してしまったり、パソコンの調子がおかしくなってしまったりと、トラブルが起きてしまう場合も少なくありません。
そこで、そのような停電に関するトラブルを考えた場合、対処方法の一つとしてノートパソコンを使用することが考えられます。
突然、停電になってしまったら
予期せず、突然、停電または瞬断になってしまったら、その直前までに作業していたデータすべて失われてしまうかもしれません。
単にインターネットで検索していた場合や、音楽を聴いていた場合であれば、それ程、大きな被害はありませんが、もし徹夜明けで仕事の資料を作っていたとしたら……それまでの努力がすべて無駄になってしまいますね。
ほんの一瞬の停電による突然のシャットダウンで、データが失われてしまうだけではなく、ハードディスクが破損してしまい、パソコンが故障してしまう可能性もあります。
データが破損してしまったり、パソコンが故障してしまったりしてからサポートに泣きついてみても、壊れたデータを元通りにするのは難しいでしょう。
ノートパソコンには予備電源がありますが、デスクトップを使用する場合、あらかじめ対策を採っていないと様々なトラブルの原因になってしまいます。
停電や雷に強いのはノートパソコン!
デスクトップは様々な機器と接続されている場合も多く、雷サージの影響も受けやすくなります。
そこで、いざというときに安心していられるためには、雷にも停電にも強いパソコンを使用するのがおすすめということになりますね。
停電のときにおすすめといえばノートパソコンです。
まず、ノートパソコンは単体で使用することができるため、他の機器から影響を受けにくいという特徴があります。
また、突然、電源が落ちても、電源を使用せずに利用することができます。ですから、停電や瞬断の場合でも、データが失われてしまうことはありません。
電源を使わずに、そのまま継続して作業を行うことができるというのはノートパソコンを使う上での大きなメリットと言えるでしょう。
またデスクトップのように瞬断でパソコンがダメージを受けることもありません。
デスクトップでは突然の予期せぬシャットダウンでハードディスクが破損してしまう可能性も考えられます。
しかし、ノートパソコンでは、バッテリが内蔵されているので、データが破損されることもなく、停電時のトラブルが少ないことが魅力と言えるでしょう。
モバイルルータやテザリングを利用すると便利
すなわち、停電の場合でも安心して作業ができるということを考慮してパソコンを選ぶのであれば、デスクトップよりもノートパソコンがおすすめと言えるようです。
また、ノートパソコンにモバイルルータを組み合わせたり、スマートフォンなどを使ってテザリングしたりすることで、インターネットに接続すると、外にいるときでも安心と言えるでしょう。
バッテリ容量の心配がなければ、自宅を離れていても、パソコンを使用できます。
電源につなぐ必要がないというのは、停電時に安心して使えるということになりますね。
デスクトップの場合はUPSがおすすめ
停電時にはノートパソコンが便利とは言え、デスクトップしか使用していないという場合もあるでしょう。
では、デスクトップでは不慮の停電を避けられないのかというと、トラブルを回避する方法があります。
その対策方法というのがUPS、すなわち無停電電源装置を使用する方法です。
UPSというのは、非常用の電源のことです。非常用の電源装置があれば、いざというときにデスクトップを使用していても安心でしょう。
一方、ノートパソコンの場合は、突然、停電になったとしてもデータが失われてしまったりする心配もないため、便利とは言え、あえてUPSを導入する必要はないでしょう。
まとめ
パソコン使用する場合の停電対策としておすすめなのはノートパソコンを使用すること!
また、メインで使用するパソコンがデスクトップだったとしても、UPS、すなわち無停電電源装置を導入すると、非常時の対策になります。
なお、常日頃からデータはセーブするようにする習慣をつけておけば、トラブルが発生しても、最小限に抑えることができますね。