ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)の種類や選び方のポイントをご紹介
ノートパソコンの冷却台(ノートパソコンクーラー)はノートパソコンの「小型の筐体に熱を発する部品を満載している」弱点の対策に効果があります。
この記事では、ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)の選び方の知っておくべきポイント、冷却台の仕組みや効果について詳しくご紹介します。
もくじ
ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)選びで大切な3つのポイント
ノートパソコンの冷却台を選ぶときは、大きく分けて3つのポイントに着目しましょう。
- 搭載されているファンの性能
- ノートパソコンとノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)のサイズがあっているか
- ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)本体の厚み
次に一つ一つ具体的に紹介していきます。
搭載されているファンの性能
ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)の冷却台選びの際に、重要なポイントとなるのはファンの性能です。
ただし、ファンの数が多ければ冷却性に優れているというわけでもありません。
年間を通して使う場合は、季節の変化にあわせてファンの回転数を調整できる冷却台がおすすめです。
また、ファンの回転数を変えられるモデルであれば、場所に合わせて静音性や冷却性の選択が可能になります。
ノートパソコンとノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)のサイズがあっているか
ノートパソコンとノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)のサイズがあまりにも合っていないと、どれだけ強力なファンが搭載されていても最大限の冷却効果を発揮しづらくなってしまいます。
基本的には、ノートパソコンの吸気口とノートパソコン冷却台のファンの位置がある程度合っているかという点に注目しましょう。
サイズ感が合っていない場合は、ファンの位置を変えられるノートパソコン冷却台もあるので、ノートパソコンとサイズ感を合わせられるかチェックしておきましょう。
ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)本体の厚み
ノートパソコンの冷却台は、熱を持つ部位へ風を当ててダイレクトに冷やす方法を取っています。
薄型の冷却台ではファンも薄型になり、十分な冷却性能を発揮できない場合があります。
厚みのある冷却台であれば冷却性能が重視されている商品も多いので、ノートパソコンの冷却台を選ぶときは、冷却性能を優先するのも選択肢の一つです。
モバイル用途で検討している場合は、「持ち運びしやすさ」という点が重要になり、薄型モデルのノートパソコン冷却台が使いやすいのは事実です。
「冷却性能」か「持ち運びやすさ」のどちらを優先するかで、比べてみてもよいでしょう。
よくわからない時は安価でシンプルなノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)
ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)はノートパソコンを載せる台とファンがあればとりあえず必要な冷却効果が得られます。そのため、非常にシンプルなモデルではプラスチックの台にファンが付いただけというようなノートパソコン冷却台もあるのです。
価格も千円ちょっとで手に入る上、あまりにシンプルで安いので効果が得られるか疑問に思う人もいますが、全く使わない状態と比べると雲泥の差があります。
ノートパソコン冷却台は下から冷却するのですが、下部にスリットがついていてたくさんの空気を取り入れられるようになっているタイプのノートパソコンならノートパソコン冷却台の効果は絶大です。
あまりノートパソコンを酷使することがないという方や本当に効果があるのか疑問に思っている人はとりあえずシンプルなモノを選ぶと良いでしょう。
金属製で多数の大型ファンを備える高性能ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)
ファンが強力であればそれだけ多くの空気をノートパソコンに入れられますし、金属製の台座ならノートパソコンの熱を吸熱して冷却効率を高めてくれるでしょう。そのため、高性能なノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)は金属製で冷却ファンも大型です。
大型のファンを一枚つけているものと小型の冷却ファンを数台取り付けているモデルがありますが、どちらかと言うと大型のファンを搭載しているものの方が冷却能力は高い傾向にあります。ただ、それも僅かな差ですのでさほど気にする必要はないでしょう。
静音性が高くて音の気にならないノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)
ノートパソコンで使用するノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)の欠点としてあげられやすいのがファンの回転による音です。ファンの回転数が多くなれば多くなるほど騒音が大きくなりますし、少なければ小さくなります。
つまり、冷却力が高くなれば高くなるほど騒音が大きくなるのです。
これはノートパソコン冷却台を使う上で無視できないデメリットですが、ノートパソコン冷却台の中にはこの静音性を重視したモデルもあります。
騒音の出にくいモーターやファンを採用することで回転数が多い時にも騒音が減るようになっています。冷却力よりもファンから出る騒音が気になる人は静音モデルを購入すると良いでしょう。
ファンの位置を変えられる可変タイプのノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)
ファンを大きくしてたくさんつければ冷却力は高くなりますが、それよりももっと良い方法がパソコンの放熱部分に合わせてファンを設置することです。ノートパソコンの下部はケースで大部分が覆われており、完全に覆われている部分に空気を当てても意味はありません。
吸気口のあるスリットの位置はノートパソコンによってバラバラなので、とにかく広範囲に空気を当てようとするノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)もありますが、これだと騒音も大きくなります。
そこで、小型のファンの位置を変えられるノートパソコン冷却台を使うことで、ピンポイントに吸気口のある場所に空気を送り込むことができるようになるのです。
騒音の少ない最小限のファンで最大限の効果を得られるのが、この可変タイプの冷却だと言えるでしょう。
まとめ
ノートパソコン冷却台(ノートパソコンクーラー)の効果というのはなかなか目に見えるものではありません。
ノートパソコンとの相性によって効果はまちまちです。劇的に効果の場合もあれば目立って効果が出にくい場合もあります。
長い目で見てノートパソコンの寿命をのばすという意味でもノートパソコン冷却台を持っておいても損はないでしょう。