ゲーミングPCの作り方とは?これだけ覚えれば簡単!
自分でゲーミングPCを作りたいという方が最初に困るのが、パソコンなんてどうやって作るのかという点です。
BTOでパーツだけ選べれば良いですが、自作PCでは選んだパーツを自分で組み立てなければなりません。
そこで、これからゲーミングPCを自作するという方のために、作り方のポイントについて簡単に解説していきます。
自作でやってはいけないことを最初に押さえる
ゲーミングPCの自作は難しいと思うかも知れません。
確かに迂闊な組み立てをすると高価なパーツが壊れてしまうかも知れませんが、やってはいけないことさえ分かっていれば後はプラモデルよりもよっぽど簡単です。
配線を間違えた状態や中途半端な組み方のまま電源を入れると壊れてしまうことがあります。
やりがちなので気をつけましょう。
2つ目は、繋がりにくいと感じたら説明書を読みなおすこと。
組立中に自分でパーツ同士を繋ぐことになります。
接続に力が必要な部分もありますが、繋がりにくいと感じたら必ずダブルチェックをしてください。
繋がらないはずの部位を無理につなげようとすると壊れます。
3つ目は、音に注意すること。パーツにもよりますが、きちんと繋げた場合にはパチッと音がなることが多いです。
また、電源を入れた際に配線に問題があれば何らかの音がなるパーツもあります。
組み立ての時には静かな環境があると良いかもしれませんね。
最初にやる事はマザーボードとCPU周りの接続
ありがちなミスが、いきなりマザーボードを本体に取り付けてしまうこと。
確かに、大半のパーツはマザーボードが本体に取り付けられた状態で付け外しが出来るようになっています。
しかし、CPUファンの取り付けが少々厄介です。
CPUファンとCPUの接着部に熱伝導性を高めるグリスを塗布し、CPUの上からマザーボードに取り付けるのですが、モノによってコレがかなり硬く、向きを間違えたりすることもあります。
また、しっかりとマザーボードに取り付けないとCPUからファンが浮いてしまい、CPUを冷却出来ずにCPUが壊れてしまう原因になります。
CPUファンだけはマザーボードを本体に取り付ける前に行いましょう。
ケースのサイズや形状にもよりますが、メインメモリやSATAケーブルなどのパーツを先にマザーボードに取り付けてからマザーボードをケースに取り付けるのがおすすめです。
パーツの大きさやネジ穴の絡みもあるので、CPUファンを取り付けたらすぐにケースにくっつけてしまう人も多いかもしれません。
取り付ける順番を簡単にシミュレートする
グラフィックカードや電源などはケースの形状によってはかなり邪魔になる部分です。
後回しにして細かいパーツを先に取り付けるのも良いですが、大きなパーツを後から取り付けるのが大変なことも多いでしょう。
電源は殆ど全てのパーツに電力供給の配線を行う必要があるので先に取り付け、マザーボードに取りつけるだけで済む事の多いグラフィックカードは後回しにするのがおすすめです。
ドライブやサウンドカードなどは外部に露出する部位がある関係上、設置箇所の制限が厳密で、先にやっておかないと取り付けが面倒になります。
HDDはケースの構造や設置する数にもよりますが、増設型のラックなどを先に入れてしまうとグラフィックカードなどの大きなパーツが入らないこともあるので注意が必要です。
細かいパーツはともかく、大きなパーツを取り付ける順番だけはきちんとシミュレーションしておきましょう。
まとめ
ゲーミングPCの自作は意外に簡単です。
作り方と言っても付属するマニュアルを読みながらやるだけで作れますし、早ければ1時間で終わってしまうでしょう。
小さいケースだと苦戦することもありますが、ケースが大きければそれこそ適当にやっていても簡単に作れてしまうはずです。
普通のプラモデルと違うのは電気を通すという点だけかもしれませんね。