パソコンゲーム向けのオーディオデバイスの基本知識
パソコンでゲームを行う場合、重要な要素となるのがサウンドです。
サウンド一つ違うだけでもゲーム内の臨場感が異なります。
そのため、ゲーム用のパソコンを購入する際にはぜひ手を抜かないで欲しい要素の一つです。
今回は快適なゲーム環境の一角を担うオーディオデバイスについて、ご紹介いたします。
サウンドデバイスの基礎知識
まずサウンドデバイスを充実させるためには装備端子を確認しておく必要があります。
リアルな再現を考えると7.1chスピーカーが接続可能なサウンド環境が搭載されたパソコンを購入すると良いでしょう。
5.1chでも十分リアルな再現が出来ますが、より良いサウンドの臨場感が欲しくなったときに7.1chにすぐに切り替えることができます。
最近、注目されているのが光デジタル端子です。
デジタル音声の入出力を光ファイバーケーブルで送信するものなので、これの端子がついているパソコンを選ぶのも一つの選び方です。
また、外部からのノイズに強い同軸デジタル端子なども環境によっては取り入れても良いかもしれません。また、デスクトップに付随しているものでなく、外付け型サウンドデバイスを使用するという方法もあります。
外部設置型のメリットはノートパソコンでも使用が可能だったり、ノイズを拾いにくいという特徴があります。
基本は多チャンネル再生
ゲームに限らず、効果音や音声が付随するコンテンツにおすすめのサウンドデバイスはやはり多チャンネル再生がおすすめです。
中でも重低音を出すウーファーは臨場感を出すには欠かせない製品です。
また、設置ポイントも使用者の耳の高さを考慮できるといったメリットもあります。
最近ではパソコン用で高機能小型化されているものも多いので、ぜひ活用してみることをおすすめします。
また、スピーカー選びも重要です。アンプが内蔵されたアクティブスピーカーは配線の煩わしさからも開放され、本格的な音響が楽しめます。
またデスクトップ用のスピーカーは10W×2もしくは20W×2の大音量が出せるものを選びましょう。一般的な部屋であれば、十分な臨場感が味わえます。
スペースを確保したい場合は内蔵型サウンドデバイスがおすすめ
外部に十分なスペースを確保出来ない場合はデスクトップに直接取り付けることができる内蔵型サウンドデバイスがおすすめです。
最近の主流はマザーボードにサウンドコントローラ・チップが搭載されています。
51chや光端子に対応したタイプも存在するので購入の際に確認してみましょう。
ただし、ノイズや高音質化には対応していないことが多く、音質にこだわる方には物足りなさがあります。
あまりコストをかけたくない人にはこのサウンドコントローラ・チップで完結させるのも良いかもしれません。
音質をアップグレートさせたい場合は、マザーボードのスロットに取り付ける増設タイプがおすすめです。
カードを選ぶ際は自分の構築したい環境に最適なものを選ぶことです。
増設サウンドカード、スピーカーを遊ぶゲームに合わせるのは知識が必要です。
自分でカスタマイズが難しい場合はBTOパソコンを販売しているショップやメーカーに相談すると良いでしょう。
サウンドデバイス以外にも映像や操作性、CPUなどゲームに必要な機能も要望に応じて、カスタマイズしてくれます。
まとめ
いかがでしたか。
ゲームにとって、大切な要素であるサウンドデバイスは様々な方法で実装が可能です。
費用、自分の要望に合ったデバイスを選ぶことも大切ですが、パソコンに関する知識が高くない場合はBTOパソコンを販売しているショップやメーカーに直接相談してみるのも良いでしょう。