ドスパラは365日毎日出荷!

BTOパソコンのCPUを交換するには?選び方や交換手順を徹底解説

「BTOパソコンのスペックを上げたい!」と言う際にCPUの交換を考える方も多いと思います。CPUの交換で高速な処理速度を得ようという考えです。
この記事では、パソコンの頭脳であるCPU交換のノウハウ「BTOパソコンのCPU交換方法」について、CPUの選び方、手順、注意点を解説します。

BTPパソコン交換用CPUの選び方

BTPパソコン交換用CPUの選び方

「BTOパソコンのCPUを交換しよう」と考えているとき、単純にCPUのスペックだけをみてしまうのはおすすめできません。
実は、すべてのCPUが同じ規格を持っているわけではないのです。
規格が違うと、CPUを交換するときにマザーボードに入らないばかりか、マザーボード側の端子を傷つけてBTOパソコン全体がダメになってしまう可能性もあります。
BTOパソコンのCPUを交換する場合は、あらかじめCPUごとの規格をチェックしておきましょう。

交換前のCPUと同じ規格かチェック

現在お使いのBTOパソコンに搭載されているCPUの性能をチェックする方法として、フリーソフトの「CPU-Z」を使うことをおすすめします。
CPUを交換する前に、現在使っているBTOパソコンのCPU規格を確認すれば、交換用CPUを選ぶときの参考にできます。
「CPU-Z」を起動すると以下のような画面が表示されるので、左上のCPUを選択してCPUの規格が何かチェックしましょう。

CPU-Zについて詳しくはこちら

CPU-Zとは?パソコンのスペックが簡単に分かる!

Nameに表示されている「Intel Core i7 8700K」は現在搭載されているCPU名です。
また、Packageの部分に「Socket 1151 LGA」と表示されています。「1151 LGA」という部分がCPUの規格で、ソケットとも呼ばれています。
「1151 LGA」というポイントに着目して、同じ規格・ソケットのCPUを選べば、現在使用中のマザーボードにも対応するといえるでしょう。

CPU-Z画面 CPUタブ説明

同じ規格でもマザーボードにより対応可否が変わる

BTOパソコンのCPUを交換する際、ソケットという規格を見ればマザーボードへはめ込むことができるかどうかわかります。しかし、「CPUをマザーボードに搭載できる」ことと、「CPUが正しく動作する」ことは別のお話です。
たとえば、先ほどのCPUでは「1151 LGA」と「1151 LGA(v2)」という2種類が存在しています。
同じ規格であっても、マザーボードによって対応しているCPUが異なるため、メーカーの公式サイトで対応CPUの規格をチェックすることが重要です。

「CPU-Z」を使って、「マザーボードのメーカー名(Manufacture)」「型番(Model)」「搭載チップセット(Southbridge)」、そしてBIOSのバージョンも確認しましょう。

CPU-Z画面 Mainboardタブ説明

マザーボードの型番やチップセットを見て対応CPUを見つけた場合は、あわせてBIOSのバージョンとマッチしているか確認しておくことが重要です。
厳密には、マザーボードのBIOSバージョンがCPUに対応しているかどうかという点がポイントになります。
「マザーボードは対応しているけれど、現在のBIOSのバージョンが遅れていてCPUに対応していない」という場合は、BIOSのバージョンアップや別のCPUを選ぶなどいくつかの工夫が必要です。

BTOパソコンのCPUを交換するならシリコングリスも準備しよう

BTOパソコンのCPUを交換するときに必要なものとして、CPU用のシリコングリスの準備をおすすめします。
シリコングリスは熱を伝える効果を持っており、CPUとCPUクーラーの間に塗ることで、効率的にCPUの熱を取り払うことが可能です。
言い換えれば、シリコングリスを塗らないとCPUが熱を持ちすぎてしまいます。
CPUが熱を持ちすぎると、「全体の動作が重い」「パソコンが急に落ちる」「突然パソコンが起動しなくなった」といったことになってしまう可能性があります。

BTOパソコンのCPUを交換するときは、シリコングリスと優れたCPUクーラーもあわせて用意しておきましょう。
シリコングリスにもいくつかの種類があり、それぞれ冷却性能が異なります。

BTOパソコンのCPUを交換する際の注意点

BTOパソコンのCPUを交換するときの注意点として、以下の3つのポイントが挙げられます。

  • BTOパソコンへのCPUの取り付け時は最大限の注意を払う
  • 新しいBTOパソコンのCPUにグリスを塗り忘れない
  • 他のパーツに極力触れない

BTOパソコンへのCPUの取り付け時は最大限の注意を払う

CPUのソケットは衝撃に弱くなっています。
CPUを交換するときに、誤ってソケット部分に何かモノを落としてしまうと、ソケットにあるピン先が曲がってしまいCPUが認識されなくなってしまうことがあります。
ソケットがダメになってしまうとマザーボードを交換することになりますが、マザーボードの規格によってはGPUやCPU、メモリまで買い換える必要性が出てきてしまいます。
CPUを交換するつもりがBTOパソコンのパーツ全てを交換する羽目になった…ということにならないよう、最大限注意を払って取り付け作業を行いましょう。

新しいBTOパソコンのCPUにグリスを塗り忘れない

新しいCPUに交換した場合、ほとんどのケースでシリコングリスが塗られていません。
シリコングリスはCPUとCPUクーラーの間で熱を伝え合うことで、CPUが熱を持ちすぎないよう働きかける役割を持っています。
CPUクーラーがどれだけ高性能でも、シリコングリスがついていないとCPUの熱暴走やBTOパソコンの故障につながってしまうため注意が必要です。

他のパーツに極力触れない

パソコン内部はとても精密な構造をしています。
たとえば、メモリはちょっとした静電気でも使い物にならなくなってしまうケースもあるのです。
CPUの交換過程で他のパーツがダメになってしまうと「どこのパーツがダメになってしまったのか」を見つけるのにも一苦労となります。
BTOパソコンのCPUを交換するときは、できる限り他のパーツへ触れないよう注意しましょう。

BTOパソコンのCPU交換手順

CPUを含めてBTOパソコンの内部には精密機器が搭載されていますので、ちょっとした衝撃で壊れてしまう可能性もあります。
できる限り優しく取り扱うよう注意が必要です。
それでは実際にCPUを交換する手順についてご説明します。

(1)BTOパソコンの電源を落としてケースを開ける

パソコンケースを横にしたら、左右どちらかのケースを開けます。
まずはBTOパソコンをシャットダウンして、主電源をオフ(│→◯)にしましょう。
背面についている電源ケーブルや、キーボードなどの各種デバイスと接続しているケーブルも抜き取ります。

BTOパソコンをシャットダウンして、主電源をオフ(│→◯)にしましょう。

CPUや各種デバイスが取りやすいよう、表側のパソコンケースを取り外しましょう。
ケースによっては背面がネジ止めされているため、忘れずにチェックすることをおすすめします。
多くのパソコンケースでは、後ろへスライドさせるようなイメージで取り外すことができます。

背面がネジ止めされているため、忘れずにチェックすることをおすすめします。

BTOパソコンの主電源を切っていても内部に電気がたまっている可能性があります。
多くのパソコンケースでは、後ろへスライドさせるようなイメージで取り外すことができます。
そのまま交換作業を進めるとBTOパソコンが故障してしまう可能性もあるため、電源ケーブルを抜いてから5分ほど放置することを心がけましょう。

(2)BTOパソコンCPUクーラーを取り外す

BTOパソコンCPUを交換するには、まずCPUに取り付けられているCPUクーラーを取り外す必要があります。
多くの場合は四隅に留め具があるタイプですが、タイプによって取り付け方が異なるのでご注意ください。

BTOパソコンCPUを交換するには、まずCPUに取り付けられているCPUクーラーを取り外す必要があります。

CPUクーラーをよく見ると矢印がついています。
矢印が向いている方向へ回すと固定が外れるため、4つのポイントすべての固定を解除しましょう。
固定化を解除すれば、あとは引き抜くだけで簡単にCPUクーラーが外れます。

矢印が向いている方向へ回すと固定が外れるため、4つのポイントすべての固定を解除しましょう。

作業の邪魔になるときは、マザーボードと接続されている電源ケーブルを抜いて、一度パソコンケース外へ持ち出すことをおすすめします。

作業の邪魔になるときは、マザーボードと接続されている電源ケーブルを抜いて、一度パソコンケース外へ持ち出すことをおすすめします。

(3)古いCPUを取り外す

BTOパソコンのCPUクーラーが交換できたら、いよいよCPUを交換します。
CPUはマザーボードにしっかりと固定されているため、まずは固定化を解除しなければなりません。
CPUを固定している箇所の横側に棒状の留め具がつけられています。

CPUはマザーボードにしっかりと固定されているため、まずは固定化を解除しなければなりません。

棒状の留め具を上から抑え込み、横へスッとずらします。
そのまま持ち上げると棒が持ち上がった状態になり、CPUを固定しているパーツを動かせるようになります。
一部ネジで固定化されているタイプもあります。
その場合は、マザーボード背面を開け、バックについている留め具と一緒に外す必要があります。

棒状の留め具を上から抑え込み、サイドへスッとずらします。

CPUを交換するときは、取り出しやすいよう空いている部分があります。(赤い線で強調している部分)

CPUを交換するときは、取り出しやすいよう空いている部分があります。(赤い線で強調している部分)

空いている部分を持ちながら、そっと真上に持ち上げるイメージを持ちましょう。

空いている部分を持ちながら、そっと真上に持ち上げるイメージを持ちましょう。

古いCPUを取り外すことができたら、次は新しいCPUを取り付けます。

(4)交換用のCPUを取り付ける

新しいCPUを取り付けるときにはCPUの向きをよく確認します。
CPUソケットの規格によって位置は異なりますが、基本的には取り付け部分にわずかな出っ張りがあります。(赤の半円で強調している部分)
CPUもよく見てみると小さなくぼみがあるので、両サイドのくぼみを合わせて真上からゆっくりCPUを載せて取り付けます。

CPUソケットの規格によって位置は異なりますが、基本的には取り付け部分にわずかな出っ張りがあります。

CPUソケットにある端子を傷つけてしまうと、CPUが正常に動作しないばかりか、マザーボードの交換が必要になるケースもあるためご注意ください。

(5)CPUへグリスを塗る

CPUを交換したら、先ほどとは逆の手順で固定化します。
その後CPUへグリスを塗りましょう。
新品のCPUにはグリスがついていないことが多いため、グリスを塗ってCPUが熱暴走をしないようにする必要があります。

新品のCPUにはグリスがついていないことが多いため、グリスを塗ってCPUが熱暴走をしないようにする必要があります。

既存のBTOパソコンのCPUクーラーをそのまま使う場合は、付着している古いグリスもしっかり拭き取っておきましょう。
その後、グリスのついたCPUにCPUクーラーを取り付けて固定します。

新品のCPUにはグリスがついていないことが多いため、グリスを塗ってCPUが熱暴走をしないようにする必要があります。

以上でBTOパソコンのCPUの交換作業は完了です。

(6)BTOパソコンを起動する

電源ケーブルや各デバイスのケーブルを取り付けた後、BTOパソコンを起動しましょう。
そのまま起動できれば成功ですが、 新しいCPUに交換してから初めてパソコンを起動すると、「New CPU~」という画面が表示されるケースがあります。

その場合、次へ進むために「Run SETUP.」と表示されているキーを押しましょう。
多くは「F1」キーですが、メーカーやマザーボードによって仕様が異なるため、画面の案内に従ってってキーを入力します。

「Run SETUP」を選択するとBIOS画面に入ります。
BIOS画面では「CPUの性能アップ&負荷アップ」というオーバークロック設定なども操作できますが、基本的に変更する必要はありません。
特にBIOS画面で設定を変更する必要はないので、「EXIT」→「SAVE」を選択しましょう。

あとは「CPU-Z」などを利用して現在のCPUスペックが正しく反映されているか確認します。
また、CPU温度などをチェックする外部ツールを導入してみるのもおすすめです。

まとめ

BTOパソコンを新しいCPUへ交換することで、全体のスペックをアップさせることができます。
CPUはパソコンの頭脳ともいえるので、「なんだか全体的に動作が重い」という場合はBTOパソコンのCPUを交換することで問題を解決できるかもしれません。

BTOパソコンのマザーボードやBIOSのバージョンによって取り付けられるCPUの範囲は異なります。
新しいCPUを選ぶときは「搭載できるCPUかどうか」という点をしっかりと確認しましょう。


投稿日:

ミニタワーパソコンおすすめランキング

スリムパソコンおすすめランキング

ミニパソコン(PC)人気ランキング

 ノートパソコンおすすめランキング

5位以降を見る

ゲームデスクおすすめランキング


ページTOPへ

※ Celeron、Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Atom、Intel Core、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Pentium は、
アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。
※ Microsoft 、Windows は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
※その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

詳細はこちら