ノートパソコンとモニターをつなぐ方法

ノートパソコンとモニターをつなぐ方法

ノートパソコンとモニターをつなぐには?

ノートパソコンの画面を広く使いたい場合は、外部モニターを接続することで作業領域を増やせます。資料を見ながら文書を作成したり、オンライン会議と別の作業を並行したりと、2つの画面を使い分けやすくなります。

この記事では、ノートパソコンとモニターをつなぐ方法、接続端子の確認、Windowsの表示設定、画面が映らない場合の対処法までを解説します。

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この記事でわかること

  • ノートパソコンとモニターをつなぐために確認する端子とケーブル
  • HDMI・USB Type-C・DisplayPortでノートパソコンとモニターをつなぐ方法
  • モニターが映らない場合の確認事項と、2画面の設定方法

目次

ノートパソコンとモニターをつなぐ前の確認事項

ノートパソコンとモニターをつなぐ前に、両方の機器に搭載されている映像端子を確認します。同じ形の端子があれば対応するケーブルで接続し、端子が違う場合は変換アダプターや対応ケーブルが必要になることがあります。

ノートパソコンとモニターをつなぐ前に確認する項目は、次のようになります。

  • ノートパソコンに搭載されている映像出力端子を確認する
  • モニターに搭載されている映像入力端子を確認する
  • 両方の端子に対応するケーブルを用意する
  • USB Type-Cを使う場合は、映像出力に対応しているか確認する
  • モニターの解像度やリフレッシュレートにケーブルや端子が対応しているか確認する

端子の形が合っていても、すべての機能が利用できるとは限りません。特にUSB Type-Cは充電やデータ通信だけに対応した端子もあるため、ノートパソコンの仕様表で映像出力への対応を確認します。

ノートパソコンとモニターをつなぐ主な端子

ノートパソコンとモニターの接続には、HDMIやUSB Type-C、DisplayPortなどが使われます。搭載されている端子は機種によって違うため、使用するパソコンとモニターの仕様を見比べます。

ノートパソコンとモニターをつなぐ主な端子は、次のようになります。

端子 特徴 確認するポイント
HDMI ノートパソコンとモニターで広く使われている 両方にHDMI端子があれば接続しやすい
USB Type-C 映像・データ・給電などを1本で扱える場合がある 映像出力に対応した端子か確認する
DisplayPort 高解像度や高リフレッシュレートで使われることが多い ノートパソコン側の搭載端子や変換方法を確認する
Mini DisplayPort 一部のノートパソコンで採用されている モニター側端子に合うケーブルや変換を確認する
VGA 古い機器で使われるアナログ映像端子 新しいノートパソコンでは搭載されていない場合が多い

接続方法を選ぶときは、端子が存在するかだけでなく、利用したい解像度やリフレッシュレートにも対応しているかを確認します。高解像度のモニターや高リフレッシュレートのモニターでは、端子やケーブルの規格も確認が必要です。

HDMIでノートパソコンとモニターをつなぐ方法

HDMI端子がノートパソコンとモニターの両方にある場合は、HDMIケーブルで直接接続できます。一般的なノートパソコンとモニターで使いやすい接続方法です。

HDMIでノートパソコンとモニターをつなぐ方法は、次のようになります。

  • ノートパソコンとモニターのHDMI端子を確認する
  • 両方の端子に対応するHDMIケーブルを用意する
  • HDMIケーブルをノートパソコンとモニターへ接続する
  • モニターの電源を入れ、入力を接続したHDMIへ切り替える
  • Windowsの表示設定で複製・拡張などの表示方法を選ぶ

モニターにHDMI端子が複数ある場合は、ケーブルを接続した端子と入力設定を合わせます。たとえばHDMI 2へ接続した場合は、モニター側の入力もHDMI 2に切り替えます。

USB Type-Cでノートパソコンとモニターをつなぐ方法

USB Type-Cに映像出力機能があるノートパソコンでは、USB Type-C対応モニターへ直接接続できる場合があります。対応する機器同士であれば、映像出力と同時に給電やUSB機器の接続をまとめられる構成もあります。

USB Type-Cでノートパソコンとモニターをつなぐ方法は、次のようになります。

  • ノートパソコンのUSB Type-C端子が映像出力に対応しているか確認する
  • モニター側のUSB Type-C端子が映像入力に対応しているか確認する
  • 映像転送に対応したUSB Type-Cケーブルを用意する
  • ノートパソコンとモニターをUSB Type-Cケーブルで接続する
  • 必要に応じてWindowsの表示設定を変更する

USB Type-Cは端子の形が同じでも対応機能が違います。DisplayPort Alt ModeやThunderbolt、USB4などを利用して映像を出力する製品もあるため、ノートパソコンとモニターの製品仕様を確認してから接続します。

DisplayPortでノートパソコンとモニターをつなぐ方法

モニターにDisplayPortがあり、ノートパソコン側もDisplayPort系の映像出力に対応している場合は、DisplayPortを使って接続できます。ノートパソコンではUSB Type-C経由でDisplayPort出力を利用する構成もあります。

DisplayPortでノートパソコンとモニターをつなぐ方法は、次のようになります。

  • ノートパソコン側で利用できる映像出力端子を確認する
  • モニター側のDisplayPort入力を確認する
  • 端子に合ったDisplayPortケーブルや変換ケーブルを用意する
  • ノートパソコンとモニターを接続する
  • モニターの入力をDisplayPortへ切り替える

USB Type-CからDisplayPortへ接続する場合は、ノートパソコンのUSB Type-C端子が映像出力に対応している必要があります。変換アダプターや変換ケーブルを使う場合も、対応する映像出力方式を確認します。

端子が違うノートパソコンとモニターをつなぐ方法

ノートパソコンとモニターで同じ端子を使えない場合は、変換アダプターや変換ケーブルを使用する方法があります。たとえばUSB Type-CからHDMI、USB Type-CからDisplayPortなどの接続が考えられます。

端子が違うノートパソコンとモニターをつなぐ組み合わせの例は、次のようになります。

ノートパソコン側 モニター側 接続例
USB Type-C HDMI USB Type-C-HDMI変換アダプターまたは対応ケーブル
USB Type-C DisplayPort USB Type-C-DisplayPort対応ケーブル
Mini DisplayPort DisplayPort Mini DisplayPort-DisplayPortケーブル
HDMI DVI 対応する変換ケーブルまたはアダプター

変換アダプターを使えば必ず接続できるわけではありません。入力・出力の方向が決まっている製品や、対応できる解像度に上限がある製品もあるため、購入前に仕様を確認します。

ノートパソコンとモニターをつないだあとのWindows設定

ケーブルを接続すると、Windowsが外部モニターを自動的に認識する場合があります。認識後は、ノートパソコンとモニターに同じ画面を表示するか、2つの画面を広く使うかを設定します。

ノートパソコンとモニターをつないだあとの主な表示方法は、次のようになります。

表示方法 内容 向いている使い方
PC画面のみ ノートパソコンの画面だけを使用する 外部モニターを一時的に使わない場合
複製 ノートパソコンとモニターに同じ内容を表示する 説明や画面共有を行う場合
拡張 2つの画面を1つの広い作業領域として使用する 資料と作業画面を分ける場合
2番目の画面のみ 外部モニターだけを使用する 据え置きで外部モニターを中心に使う場合

Windowsでは「Windowsキー+P」で表示方法を切り替えられます。2画面を使って作業領域を広げたい場合は「拡張」を選ぶと、ウィンドウをノートパソコンとモニターの間で移動できます。

ノートパソコンとモニターをつないで2画面にする方法

ノートパソコンと外部モニターを2画面として使う場合は、Windowsの表示設定で画面の位置関係を合わせます。実際の机上でモニターを置いている位置と設定が違うと、マウスポインターを移動しにくくなります。

ノートパソコンとモニターを2画面にする設定は、次のようになります。

  • ノートパソコンとモニターをケーブルで接続する
  • Windowsの「設定」から「システム」「ディスプレイ」を開く
  • 表示方法を「表示画面を拡張する」に設定する
  • 画面の配置をドラッグして、実際の設置位置に合わせる
  • 必要に応じてメインディスプレイや解像度を設定する

外部モニターを右側に置いている場合は、Windowsの設定画面でも外部モニターを右側へ配置します。画面の上下位置も合わせると、マウスポインターを自然に移動しやすくなります。

ノートパソコンとモニターをつないだときの解像度設定

外部モニターを接続したあとに文字がぼやける、表示が大きすぎると感じる場合は、解像度や拡大率を確認します。モニターが本来対応している解像度と設定が合っていないと、表示が見づらくなる場合があります。

ノートパソコンとモニターをつないだときに確認する表示設定は、次のようになります。

  • 外部モニターに推奨されている解像度を選ぶ
  • 文字やアプリの大きさが合わない場合は拡大率を調整する
  • モニターの位置関係を実際の設置場所に合わせる
  • 用途に応じてメインディスプレイを設定する
  • 高リフレッシュレートを使う場合は詳細なディスプレイ設定も確認する

ノートパソコンと外部モニターで解像度や画面サイズが違う場合、同じ拡大率では文字の大きさがそろわないことがあります。画面ごとに見やすい設定へ調整します。

ノートパソコンとモニターをワイヤレスでつなぐ方法

対応するノートパソコンとモニター、テレビなどでは、ケーブルを使わずワイヤレスで画面を表示できる場合があります。WindowsではMiracastに対応した機器への接続方法が用意されています。

ノートパソコンとモニターをワイヤレスでつなぐ方法は、次のようになります。

  • 接続するディスプレイがワイヤレス表示に対応しているか確認する
  • ノートパソコン側のWi-Fiを有効にする
  • Windowsキー+Kを押して接続できるディスプレイを表示する
  • 一覧から接続するディスプレイを選ぶ
  • 接続後に必要な表示方法を設定する

ワイヤレス接続はケーブルを減らせる一方、機器の対応状況や通信環境の影響を受けます。安定した表示や高いリフレッシュレートを重視する場合は、有線接続も比較します。

ノートパソコンとモニターをつないでも映らない場合

ケーブルを接続してもモニターに映像が表示されない場合は、接続端子、入力設定、ケーブル、Windows側の認識などを順番に確認します。原因を切り分けることで、確認する範囲を絞りやすくなります。

ノートパソコンとモニターをつないでも映らない場合の確認事項は、次のようになります。

確認する項目 確認する内容
ケーブル 両端が奥まで接続されているか、別のケーブルで映るか確認する
モニターの入力 HDMIやDisplayPortなど、接続した端子が選ばれているか確認する
USB Type-C 映像出力に対応した端子とケーブルか確認する
Windowsの設定 ディスプレイ設定で外部モニターが認識されているか確認する
ドライバー Windows Updateやグラフィックスドライバーの状態を確認する

一度正常に使えていたモニターが急に映らなくなった場合は、ケーブルの抜き差しや再起動でも改善することがあります。複数の端子がある場合は別の端子も試し、ケーブル・モニター・ノートパソコンのどこに原因があるかを確認します。

ノートパソコンとモニターをつないでも認識しない場合

モニターの電源は入っていてもWindows側に表示されない場合は、外部モニターが認識されているかを確認します。接続が正しくても、一時的なドライバーや表示設定の問題で認識されない場合があります。

ノートパソコンとモニターをつないでも認識しない場合の確認方法は、次のようになります。

  • Windowsのディスプレイ設定で外部モニターを検出できるか確認する
  • ノートパソコンとモニターを再起動する
  • 接続しているケーブルを抜き差しする
  • 別の映像端子や別のケーブルで接続する
  • Windows Updateやグラフィックスドライバーの更新を確認する

変換アダプターやドッキングステーションを使用している場合は、それらを外して直接接続できるかも確認します。直接接続で映る場合は、アダプターやドック側の対応状況を確認します。

ノートパソコンとモニターをつなぐときの注意点

外部モニターは接続できれば終わりではなく、使用する解像度やリフレッシュレート、ケーブルの対応範囲も確認する必要があります。特に高解像度のモニターやゲーミングモニターでは、接続方法によって使える性能が変わる場合があります。

ノートパソコンとモニターをつなぐときの注意点は、次のようになります。

  • USB Type-Cは映像出力対応の端子か確認する
  • ケーブルが使用する解像度やリフレッシュレートに対応しているか確認する
  • 変換アダプターを使う場合は入力・出力の方向を確認する
  • 複数のモニターを使う場合はノートパソコン側の対応台数を確認する
  • モニターから給電する場合は必要な電力に対応しているか確認する

同じ端子でも、ノートパソコンやモニターの仕様によって利用できる機能は違います。製品ページや取扱説明書で対応する映像出力、解像度、リフレッシュレートを確認してから接続します。

ノートパソコンとモニターをつなぐメリット

ノートパソコンに外部モニターを追加すると、画面を広く使えるため複数の作業を並行しやすくなります。ノートパソコンの携帯性を残しながら、自宅やオフィスでは大きな画面を使えることが特徴です。

ノートパソコンとモニターをつなぐ主なメリットは、次のようになります。

  • 複数のウィンドウを並べて作業しやすくなる
  • 大きな画面で文字や画像を確認しやすくなる
  • オンライン会議と資料表示を別の画面に分けられる
  • ノートパソコンの画面をサブ画面として活用できる
  • 用途に合った解像度や画面サイズのモニターを追加できる

作業内容によっては外部モニター1台を追加するだけでも、画面の切り替え回数を減らせます。机上のスペースや作業内容に合わせて、複製と拡張を使い分けると活用しやすくなります。

ノートパソコンとモニターをつなぐ場合のよくある質問

ノートパソコンとモニターの接続では、HDMIがない場合やUSB Type-Cの対応、画面を閉じた状態で使えるかなどが気になりやすいポイントです。ここでは代表的な疑問を整理します。

HDMIがないノートパソコンとモニターをつなぐ方法は?

ノートパソコンにHDMIがない場合でも、USB Type-CやDisplayPort系の映像出力に対応していれば、対応するケーブルや変換アダプターを使って接続できる場合があります。使用しているノートパソコンの映像出力仕様を確認します。

USB Type-Cならノートパソコンとモニターをつなげる?

USB Type-C端子があるだけでは、必ずモニターへ映像を出力できるわけではありません。映像出力に対応したUSB Type-C端子とケーブルが必要です。ノートパソコンの仕様表でDisplayPort Alt ModeやThunderbolt、USB4などの対応を確認します。

ノートパソコンとモニターをつないで画面を閉じても使える?

Windowsの電源設定を変更することで、ノートパソコンの画面を閉じた状態でも外部モニターを使える場合があります。ただし、排熱口の位置やメーカーの使用条件によっては、画面を閉じた状態での長時間使用に注意が必要です。

ノートパソコンとモニターをつなぐと音はどこから出る?

HDMIやDisplayPort、USB Type-Cで接続すると、映像と一緒に音声を外部モニターへ送れる場合があります。モニターにスピーカーがない場合や、ノートパソコンから音を出したい場合は、Windowsのサウンド出力先を確認します。

ノートパソコンとモニターをつなぐ方法のまとめ

ノートパソコンとモニターをつなぐときは、HDMIやUSB Type-C、DisplayPortなど、両方の機器で使える映像端子を確認します。接続後はWindowsの表示設定から複製・拡張などを選び、用途に合わせて2つの画面を使い分けます。

モニターが映らない場合は、ケーブル、モニターの入力設定、USB Type-Cの映像出力対応、Windowsの認識状況を順番に確認します。使用する解像度やリフレッシュレートも含めて製品仕様を確認すると、ノートパソコンとモニターを安定して接続しやすくなります。

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