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【レビュー】ゲーミングマウス『Logicool PRO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse G-PPD-002WLr』のスペック・使いやすさ
みなさんは、どんなマウスをお使いでしょうか? eスポーツが盛り上がりを見せているなか、操作デバイスとなるマウスの注目度は上がる一方です。数あるマウスのうち、ゲーマー向けのカスタマイズが施されているマウスを「ゲーミングマウス」と呼びます。今回はその中の一つで、Logicoolがプロゲーマーに向けて開発したPROシリーズのワイヤレスマウス「Logicool PRO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse G-PPD-002WLr」(以下、「LIGHTSPEED」)をレビューしていきます。
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Logicool PRO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse G-PPD-002WLr
スタイリッシュでシンプルな外観
LIGHTSPEEDはメーカー小売価格18,480 円(税込)です。一般のマウスより高機能なことから少し値が張るゲーミングマウスの中でも上位の価格帯のマウスとなります。外箱に掲載されているマウス写真は非常にシンプルで、筆者がゲーミングマウスと聞いて想像するような重厚でメカメカしい雰囲気ではなく、限界まで贅肉を削ぎ落としたようなスタイリッシュさを感じさせる見た目となっています。早速開封してみましょう。
第一印象は、細い。先日レビューした同じくPROシリーズのマウス「Logicool PRO HERO」が先端から後ろに掛けて少しずつ横に膨らんでいくようなフォルムだったのに対し、LIGHTSPEEDは上から見ると真ん中が少し細くなるような作りとなっています。
側面はPRO HEROに近く、中央が高く山なりになった形状になっています。両側面にサイドボタンが見えますが、開封時の状態だと左のみサイドクリック可能で、右はサイドボタンではなくプラスチックの蓋で塞がれています。というのも、付属しているボタンカバーとサイドボタンと、後述するロジクールデバイス専用アプリで設定を変更すれば、サイドボタンの位置を左右逆転することができるようになっており、線対称のフォルムと相まって左利きのプレイヤーでも使用できるようにする入念な設計が感じられます。両方にボタンを配置してアプリで設定すれば、両方のサイドボタンを同時に使用することもできるようです。
ボタンは左クリック、右クリック、ホイール、ホイールクリック、サイドボタン1、サイドボタン2、(サイドボタン3,4)の基本的には5ボタンと少なめ。
中央左側底面の右側にあるON/OFFスイッチが電源スイッチ、底面中央左側がマウスの精度(DPI)を調節するボタンとなります。一般的にDPI変更可能なマウスでは、DPI調節ボタンは底面ではなく表面側に配置されていることが多い印象ですが、ゲームプレイ中にDPIを調節する機会はなく、むしろ誤ってボタンを押してしまい手元の操作を誤ってしまうことを懸念したのでしょうか。プロプレイヤー達の現場の意見を汲み取ってそのようにしたのではないかと想像できます。
マウス底面下側にあるロジクールマークの円形パーツは取り外し可能になっており、ここにワイヤレスレシーバーを格納することができます。レシーバーはとても小さく、持ち運ぶ際や使用していない時に紛失するのが怖いパーツですので、マウス本体に収納できる点はとても嬉しいですね。
マウスの接続方式は、USBレシーバーを利用したワイヤレス接続と、充電用のケーブルを利用した有線接続があります。充電がなくなってきてもケーブルを繋いでそのまま利用することができるのは嬉しいですし、有線接続が好きな人がいれば有線接続で利用できるオプションがあるのも良いですね。また、PC位置が遠かったり、机の下に置いてあったりすることでワイヤレス接続に不安がある人向けに、オプションのアダプターと充電ケーブルを利用すれば、レシーバーの位置をPCから少し遠ざけることもできます。ありとあらゆるシチュエーションが想定されて作られており、プロの名を冠するのも納得の作りです。
気になる充電忘れについては、マウス中央のライトで充電残量が表示されているだけではなく、専用アプリでの確認や充電残量が少なくなってくるとデスクトップに通知が表示されるなど、充電忘れにより操作不能となる事態を徹底して防止するように配慮がされています。私はついつい充電を忘れがちなので、このような充電タイミングが分かりやすい作りは非常にありがたいです。
次にスペックを見ていきましょう。
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スペック紹介
『Logicool PRO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse G-PPD-002WLr』の仕様
接続 | LIGHTSPEEDワイヤレス |
---|---|
タイプ | 光学式 |
解像度 | 100~25600DPI |
ポーリングレート | 1000Hz (1ms) |
外形寸法 | 63.5 mm(グリップ幅)×40.0 mm(高さ)×125.0 mm(長さ) |
重量 | 80g ※マウスのみ |
ケーブル長 |
1.8m ※充電ケーブルの長さ |
電池寿命 | 発光機能ON:48時間 発光機能OFF:60時間 (発光機能設定はデフォルトの場合) |
他マウスとの比較
次に、他のロジクールのゲーミングマウスのうち、スイッチが豊富な機種:G502や先程も紹介した同じくPROシリーズのPRO HEROと大きさ・重量を比較してみました。
PRO HEROのレビュー記事はこちら
【レビュー】ゲーミングマウス『Logicool PRO HERO Gaming Mouse G-PPD-001t』のスペック・使いやすさ
G502のレビュー記事はこちら
【レビュー】最新のゲーミングマウス『G502 HERO Gaming Mouse G502RGBhr』のスペック・使いやすさ
PRO LIGHTSPEED | PRO HERO | G502 | |
---|---|---|---|
グリップ幅 | 63.5 mm | 62. 15 mm | 75 mm |
高さ | 40.0 mm | 38.2 mm | 40 mm |
長さ | 125.0 mm | 116.6 mm | 132 mm |
重量 | 80g | 85g | 121g |
HEROよりもグリップ幅は広いことと、重量が小さいことでしょうか。中央が凹んでいるフォルムからとても細いかと思っていましたが、実際はそうでもないようです。
専用アプリによるカスタマイズ
ロジクールデバイスには「G HUB」という専用のPCアプリケーションが用意されており、マウス側だけではできない細かな設定を変更可能になっています。マウスの充電残量もここに表示されています。
マウスのボタン割当てやマウスの精度(DPI)の調節もアプリからできます。
両側のサイドボタンに操作が割当可能なことが確認できます。
DPIとは「dots per inch」の略で、マウスの感度を指します。DPIが低ければマウスを大きく動かしてもカーソルはあまり動かず、逆にDPIが高ければマウスを少し動かすだけでもカーソルが大きく動きます。LIGHTSPEEDでは、DPI調節は5段階の状態を保存することができ、それぞれに細かく数字を指定することができます。PROシリーズは「100~25600」という、とても広い範囲で設定が可能です。
ロゴの発光パターンと色を指定できます。指定の幅はとても広く、自分好みの発光スタイルにカスタマイズ可能です。また、発光オフの設定も用意されており、発光があまり好みでない方はもちろん、ワイヤレスマウスという都合、電池消耗を抑えられるという意味でも嬉しいです。
続いて、実際に使用してみた感想を述べていきます。
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実際に使ってみた感想
軽い
第一印象としてはとにかく軽いです。80gの軽量かつワイヤレス接続でケーブルを引きずることがないため、マウス操作の際の抵抗がほとんどなく想像より操作感は軽いです。今まで私は有線マウスばかり使用してきたこともあり、最初はあまりの軽さに戸惑うほどでした。
印象よりグリップ感は大きい
マウスの主流な持ち方は「かぶせ持ち」「掴み持ち」「つまみ持ち」の3種類があります。マウスに手を預けるように乗せて5本の指でマウスを支える「かぶせ持ち」、その状態から指を浮かせた「掴み持ち」、そして手のひらを使わず指だけで持つ「つまみ持ち」です。試しにマウスを持って確認してみてください。ちなみに、筆者は「かぶせ持ち」になります。
開封時の印象ですと、細いフォルムなので手を預けるかぶせ持ちは難しいかと思っていましたが、実際に使用してみると見た目から抱く印象に対してグリップ感は大きめで、かぶせ持ちでも問題なく使用可能です。私の手の大きさであれば、掴み持ち、つまみ持ちでも問題はなく、どの持ち方でも使いやすく感じました。ただ、つまみ持ちについては細いフォルムかつ側面に滑り止めなどもないため、グリップが強いプレイヤーや手が大きいプレイヤーの場合は、マウスの軽さも相まって少し慣れが必要かもしれません。
使用感は以上です。最後にオススメポイントをまとめます。
オススメポイントまとめ
様々な使用スタイルを想定して作られたモデル
基本的なスペックの高さはもちろんとして、左右サイドボタン入替やレシーバー延長、底面DPI調整など「あると嬉しい」と感じる仕様や機能がたくさん詰まっているマウスです。値段は少しお高めですが、それに見合う性能・カスタマイズ性を持つマウスだと思います。非常に軽量ということもあり、マウスを持ち運ぶ機会が多いプレイヤーには特にオススメです。左利きでゲーミングマウスを探しているプレイヤーや、一般的なワイヤレスマウスだとレシーバーがうまく反応せず困っているプレイヤーにもオススメできます。
ロジクールアプリによる豊富なカスタマイズ
専用のロジクールアプリにより、DPI、ボタン、ライトをそれぞれ細かく設定できるため、ユーザーの好みに応じて最適なカスタマイズが可能な点も魅力です。充電が必要になるとポップアップが表示される仕様なので、充電を忘れがちなプレイヤーでも安心して使用することができます。
総評(最大★5)
値段 | ★★☆☆☆ |
---|---|
使いやすさ | ★★★★★ |
カスタマイズ | ★★★★★ |
多機能 | ★★★★☆ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
価格は高めですが、これ一つあればどんな状況にも対応できるプロ仕様のワイヤレスマウスです。
出典:
ロジクールG PROワイヤレス ゲーミング マウス(Eスポーツプロ向け)
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