グラフィックボード性能比較
【2026年9月更新】

グラフィックボードの比較

更新日:

GPU(グラボ)性能比較

GPU名・性能目安・消費電力目安・VRAM容量を一覧で比較できます

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GPU名称 性能目安 消費電力 VRAM 購入
  • デスクトップ用グラフィックボードは、NVIDIAのGTX16以降AMDのRX6000以降IntelのAec A300以降のシリーズはすべてRyzen7 9800X3Dを用いています。
  • デスクトップ用オンボードグラフィックは、当時の出荷数の多かったCPUを選定に使っています。
  • ノート用GPUはドスパラで採用したモデルはモデルの中の性能の高い物、採用していないモデルは当時のi7と仮定しています。
  • CPUや環境による性能数値のばらつき比較比率の差は幾分起こっている可能性があります。確実な性能を保証するものではないことを、あらかじめご了承ください。
  • 表示している「消費電力」は(GPUコアの消費電力)+(VRAMの消費電力)+(電源回路VRMの消費電力)+(周辺回路や抵抗のロス、電力損失)を合算した数値です。
    NVIDIAやAMDがGPU発売当初に計測した数値を元にしていますので、グラフィックボードメーカーによって消費電力を上げている・OCモデルなどは、さらに上がっているとお考え下さい。
  • スパイク電力(瞬間的な高負荷)により一時的に規定より大きな電力が必要になる場合があるため、電源ユニットを選ぶ際はグラフィックボードへの供給電力は表示値より100~200W余裕を持って選んでください。(例:RTX5090ではグラフィックボードだけで575W+200W=775W供給できると余裕があることとなります)
  • ノート用のLaptop GPUはPCメーカーにより電力をおさえ、性能を本来のチップより落としている製品もあります。(例:RTX4060 Laptop搭載ノートPCでも知る限り45W版から110W版が存在し、性能は倍近く変わります)
  • NVIDIAは搭載GPUの消費電力を確認できるようにすることを明示しています。NVIDIAコントロールパネルのシステム情報から確認できます。
  • ★ 同じGPUでもグラフィックボードのシリーズやメーカーにより、必要な補助電源のコネクタと数は異なる場合があります。選ぶ際は製品仕様で必ずお確かめください。(例:Radeon RX 9070XTは、「16Pin×1」「8Pin×2」「8Pin×3」の3種類のグラフィックボードが発売されています)

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グラフィックボードとは

略して「グラボ」と呼ばれ、画面に映像を描画するための専用パーツです。3Dゲームや動画編集、生成AIなどに欠かせず、主に以下の2つで構成されます。

GPU: 処理能力を左右するグラフィックボードの「頭脳」。ゲームの公式「推奨環境」は一般的にこのGPUの性能を指します。下記の性能比較表を参考にしてください。

VRAM: データを一時保存する「専用メモリ」。容量が大きいほど高解像度や複雑な3D映像をスムーズに処理でき、不足すると処理落ちの原因になります。なお、VRAM容量はGPUごとにほぼ固定されているため、セットで考えます。

主なGPU開発元は3社で、万能で生成AIや配信にも強いNVIDIA(GeForce)、純粋なゲーム性能とコスパに優れるAMD(Radeon)、動画エンコードに強みを持つIntel(Arc)が市場を牽引しています。

グラフィックボード関連のお役立ち情報

NVIDIA製GeForceとAMD製RADEONの違い

グラフィックボード市場で火花を散らすNVIDIA「GeForce」とAMD「RADEON」。2026年現在のトレンドは、両者の強みがより明確に分かれています。 AI処理やレイトレーシング、動画配信のエンコード性能でリードしているのがGeForceです。

一方のRADEONは、純粋なゲーム描画のコストパフォーマンスで猛追しています。 特に今、市場を賑わせているのが「Radeon RX 9070 XT」です。 価格が値下がりしたことで競合の「GeForce RTX 5070」を下回る戦略的な値段となり、人気が急上昇しています。

レイトレーシング等を使わない純粋なゲーム性能(ネイティブFPS)だけで言えば 5070を上回る場面が多く、さらにVRAMも16GBと大容量。 「ゲーム特化ならRADEON一択」という選択が、今自作PCユーザーの間で新定番となっています。

リファレンスファンとオリジナルファンの違い

結論から言うと、今の日本のパーツショップで普通に買えるグラフィックボードは、実質100%がオリジナルファンです

リファレンスファン(FE等)とは何だったのか

GPUメーカー(NVIDIA/AMD)が作った初期出荷の「標準モデル」を指し、他のメーカーが似せて独自性・性能向上を目指して作ったものがオリジナルファンです。

リファレンスファンは以前は「外排気(ブロワーファン)」が多く、PCケース内に熱を籠もらせないメリットがあったが、冷えにくいデメリットもありました。 リファレンスファンは日本ではほぼ流通していない(海外限定やBTOの特殊ルートのみ)状況となっています。

オリジナルファン(各メーカー製)が主流の理由は、2連・3連の「内排気ファン」が主流となり、今までに比べ遥かに冷えて静かになりました。

今の高性能・高発熱なGPU(RTX 50シリーズやRADEON 9000シリーズなど)を冷やすには、各社が知恵を絞ったオリジナルファンでないとそもそも冷却が追いつかなくなってきています。

結果、日本ではリファレンスを探す必要はありません。お好みのメーカーのオリジナルファン(静音性、サイズ、デザイン)から予算に合わせて選べばそれが正解です

解像度とグラフィックボードの関係

解像度とはパソコン画面を構成する「画素/ドット」数のことです。 グラフィックボードが対応する解像度が大きいほど大画面でも滑らかで美麗なグラフィックを表示できます。

解像度が大きくなると「画素/ドット」数は増えるため、グラフィックボード、CPUの性能、そしてメモリ容量までが関連してくることになります。 ご利用になりたい解像度にあわせて、パソコンの総合的な性能の検討が必要になります。

解像度の種類と通称

通称 横(px)x縦(px)
8K 7,680×4,320
4K 3,840×2,160
WQHD 2,560×1,440
フルHD 1,920×1,080
UXGA 1,600×1,200
HD+ 1,600×900
WXGA 1,280×768、1,366×768、1,280×800
SXGA 1,280×1,024
XGA 1,024×768
VGA 640×480

※上記以外にも解像度は存在しています。

グラフィックボード・ビデオカード対応解像度早見表

NVIDAとAMDのグラフィックボード・ビデオカードのゲーミング、クリエイティブ、各用途向けの早見表を作成しました。購入時の参考にしてください。

  • ◎: 非常に快適。余裕をもって利用可能。
  • ○: 快適。ある程度の調整が必要な場合も。
  • △: 使用可能だが調整必須。
  • ✖: 非推奨。

NVIDIA グラフィックボード・ビデオカード早見表

ゲーミング クリエイティブ
4K
3,840×2,160
WQHD
2,560×1,440
フルHD
1,920×1,080
動画編集 画像編集
GeForce RTX 50シリーズ RTX 5090 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 5080 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 5070 Ti ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 5070 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 5060 Ti ○ ○ ◎ ◎ ◎
RTX 5060 △ ○ ◎ ○ ◎
GeForce RTX 40シリーズ RTX 4090 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4080 SUPER ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4080 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4070 Ti SUPER ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4070 Ti ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4070 SUPER ○ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4070 ○ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 4060
Ti
△ ○ ◎ ○ ◎
RTX 4060 △ ○ ○ ○ ○
GeForce RTX 30シリーズ RTX 3090 Ti ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 3090 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 3080 Ti ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 3080 ○ ◎ ◎ ◎ ◎
RTX 3070 Ti △ ○ ◎ ○ ◎
RTX 3070 △ ○ ◎ ○ ◎
RTX 3060 Ti △ ○ ◎ ○ ○
RTX 3060 ✖ △ ○ △ ○
RTX 3050 ✖ △ ○ △ ○

AMD グラフィックボード・ビデオカード早見表

ゲーミング クリエイティブ
4K
3,840×2,160
WQHD
2,560×1,440
フルHD
1,920×1,080
動画編集 画像編集
Radeon RX 9000シリーズ RX 9070 XT ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 9070 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 9060 XT ○ ◎ ◎ ○ ◎
RX 9060 ✖ ○ ◎ △ ○
Radeon RX 7000シリーズ RX 7900 XTX ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 7900 XT ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 7900 GRE ○ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 7800 XT ○ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 7700 XT △ ◎ ◎ ○ ◎
RX 7600 XT ✖ ○ ◎ ○ ○
RX 7600 ✖ △ ◎ △ ○
Radeon RX 6000シリーズ RX 6950 XT ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 6900 XT ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 6800 XT ○ ◎ ◎ ◎ ◎
RX 6800 △ ◎ ◎ ○ ◎
RX 6750 XT △ ○ ◎ ○ ◎
RX 6700 XT ✖ ○ ◎ △ ◎
RX 6650 XT ✖ △ ◎ △ ○
RX 6600 XT ✖ △ ○ △ ○
RX 6600 ✖ ✖ ○ ✖ △
RX 6500 XT ✖ ✖ ○ ✖ △
RX 6400 ✖ ✖ △ ✖ △

グラフィックボード型番の確認方法

型番(数字と記号)によって、世代の新旧及び、各世代の相対性能比を確認する事ができます。同世代であれば相対性能比が高い程、相対性能比が同じであれば新世代である程、VRAM以外のスペックが高くなります。

GeForce 型番(ナンバリング)の見方

型番例:「GeForce RTX 5060 Ti」

RTX シリーズ内グレード(用途) RTX (GTX)> GTS > GT > GS 左に行くほど性能が良くなる
※RTX (GTX)の上にTITANシリーズがある
RTX(GTX):ゲーム用高性能GPUシリーズ
GT:動画再生
50 シリーズ(世代) 50 - 40 - 30 - 20 – 1 数字が大きいほど新機種 最新世代:50XX番台
過去モデル:40XX,30XX…
60 シリーズ内の相対性能 90 - 30 同シリーズなら数が大きいほど高性能 ウルトラハイエンド:90
ハイエンド:80
ミドルレンジ:70
スタンダード:60
エントリー:50/30
Ti 同型番中の相対性能 Ti > 無印 , SUPER > 無印 「Ti」が付くと速くなる Ti版:グレードを超えることはない程度のパワーアップ
SUPER:性能を強化した改良版

※ノート用グラフィックの場合、型番数字の後に「M」がつきます。
例:GeForce 9600M GT

Radeon 型番(ナンバリング)の見方

型番例:「Radeon RX 9060 XT」

R シリーズの世代 >R > HD > X > 無印 左に行くほど速くなる 最新世代:Rシリーズ
X シリーズ内のグレード X > 9 > 7 数字が大きいほど速くなる RX > R9 > R7
90 シリーズ(世代) 90 > 7 > 6 > 5 – 1 数が大きいほど新機種 最新世代:90XX番台
過去モデル:7XXX,6XXX…
60 シリーズ内の相対性能 90 – 50 同シリーズなら数が大きいほど高性能 ウルトラハイエンド:90
ハイエンド:80
ミドルレンジ:70
スタンダード:60
エントリー:50/40
XT 同型番中の相対性能 XTX > XT > 無印 「XT」が付くと速くなる XTX版:最上位の高性能
XT:性能を強化した改良版

※ノート用グラフィックの場合、型番の最初に「Mobility」がつきます。
例:Mobility Radeon HD4600

グラフィックボード選びでよくある・気になるFAQ

Q1:家庭用ゲーム機を超えるには、どのクラスが必要?

ゲーム機内のGPUは専用設計のため、PCとは正確に比較することは困難です。ただし性能比較表の目安で換算すると、おおよそ以下のとおりです。

ゲーム機 性能目安スコア PC GPU換算の目安
Nintendo Switch 1,250~1,300 GeForce GT 1030 以上・GTX 1630 未満
Nintendo Switch 2 3,600~3,900 GTX 1650 やや上(DLSS補助で実質5〜10%増)
Xbox Series S 3,400~3,600 GTX 1650 相当
PS5 / Xbox Series X 9,000~9,500 RTX 3060 相当〜やや上
PS5 Pro 13,500~14,000 RTX 5060 やや上(独自のPSSR技術で処理を補助

性能だけを価格で比べると、家庭用ゲーム機はコストパフォーマンスに優れています。ただしPCはゲーム以外にも用途が広い点と、ゲームソフトの数が大きな違いです。

Q2:「推奨スペック」ギリギリのグラフィックボードを選んでも大丈夫?

推奨スペックは「普通に動く」基準であり、爆発シーンや乱戦時など負荷が高い場面ではカクつくことがあります。快適さを求めるなら、推奨より1〜2ランク上のスコアを持つチップを選ぶのが「失敗しないコツ」です。

また、配信やVtuber活動をお考えの方はご注意ください。アバターとカメラのトラッキング処理・背景合成もグラフィックボードの性能を消費します。ゲームのプレイに必要な性能に対して10〜20%以上の余裕がないと、配信と同時にゲームを快適にプレイするのは難しくなります。

Q3:同じチップ(例:RTX 5060)でも「3連ファン」と「2連ファン」があるけど何が違う?

主な違いは冷却性能と静音性です。ファンが多いほど冷却効率が上がり、ファンの回転数を抑えられるため動作音が静かになります。ただし3つのファンをフル回転させるほど高温になる環境では、3連ファンのほうが音が大きくなる場合もあります。PCを机の上に置く方や、長時間集中してプレイしたい中級者以上には3連ファンが好まれます。

Q3-補足:同じチップでもメーカーが複数あるけど、何が違う?

グラフィックチップ(GPU)はNVIDIAやAMDが設計しますが、それを載せるボード(基板)を製造するのはPalit・ASUS・MSI・Gigabyte・Sapphireといったボードメーカーです。回路・コンデンサ・ファン・デザインなどにメーカー独自のこだわりがあります。

ただし、同じグラフィックチップであれば基本性能に差はありません。 一部メーカーがチップやVRAMをオーバークロックして性能を高めたモデルを出している場合もありますが、その分大型ファンや水冷ユニットを採用するなど、冷却設計も合わせて強化されています。

Q4:3DMarkのスコアは高いのに、ゲームだとカクつく原因は?

Windowsはゲームプレイの最中でも後ろではOSの動作を同時に行っています。メモリの容量などはWindowsの起動から時間がたてば少しずつ空き容量が減っていきますし、セキュリティソフトなどは回線・動作を常に監視していますので、CPUやメモリを使用しながら回線に制御をかけたりすることが最もあり得る事象です。

また、ビデオメモリ(VRAM)不足の可能性が考えられます。高画質設定やModを使用すると、計算能力(スコア)は足りていてもVRAMが溢れてカクつくことがあります。中級者以上の方は、スコアだけでなくVRAM容量(12GB〜16GB以上)もあわせて確認することをおすすめします。

プロゲーマーの中では、ゲームの画質は最も低くして遅延の発生を極端まで減らして競技に挑む方もいらっしゃいます。

Q5:NVIDIAの「DLSS」やAMDの「FSR」って、結局使ったほうがいいの?

ゲームプレイでは積極的に使うべき技術です。AIの力で「画質を維持しながらフレームレートを底上げ」できるため、ワンランク上のチップに近い性能を実質無料で得られます。

ただし、AIによる補完処理のため、一部のシーンで映像表現が不自然になることもあります。精密な映像確認が必要な作業(画像編集やCADなど設計ソフトウェアなど)では、オフにして使うことをおすすめします。

Q6:「レイトレーシング」をオンにするなら、どの程度の性能が必要?

光の反射をリアルに再現するこの機能は処理負荷が非常に高く、比較表のスコアが高いハイエンドモデル、もしくはDLSSなどのAI補完が得意な最新世代との組み合わせが必須です。現在ではRTX 5070以上でなければ、ゲーム内で有利になるほどの処理は難しいとお考えください。

Q7:「補助電源コネクタ(12VHPWR・16Pinなど)」の確認はなぜ重要なの?

最新の高性能グラフィックボードには専用の新しい端子が必要な場合があります。古い電源ユニットだと変換アダプタが必要になったり、そもそも電力が足りなかったりするため、購入前に電源ユニットの容量と対応コネクタをセットで確認する必要があります。

なお「ATX3.1対応電源」はこの16Pinコネクタを必ず1つ備えていますので、電源選びの参考にしてください。

また「12VHPWR」と「16Pin」は呼び名が違うだけで同じ形状のコネクタのことを指します。

Q8:グラフィックボードの「厚み(スロット占有数)」を見落とすとどうなる?

最近のグラフィックボードは厚く、3スロット以上を占有するものも珍しくありません。サウンドカードやキャプチャボードと物理的に干渉したり、ケースのサイドパネルが閉まらなくなるリスクがあります。購入前に、お使いのケースが 何センチまでのカード長・何スロットまでの厚みに対応しているか を確認してからグラフィックカードサイズを選びましょう。

Q9:CPUが古いままグラフィックボードだけスペックを上げすぎても意味がないって本当?

本当です。CPUの処理が追いつかないと、グラフィックボードがいくら速くてもデータ待ちが発生し、性能を100%発揮できません。理由は主に2つです。

  • ①CPU自体の計算が追いつかない:ゲームの実行プログラムやAI処理はGPUよりもCPUが演算を行うため、CPUが古いとグラフィックボードを待たせてしまう事象が発生します。
  • ②マザーボードのデータ転送速度(PCIeレーン)が古い:最新グラフィックボード(RTX 50シリーズなど)はPCIe 5.0という高速規格に対応していますが、古いマザーボードはPCIe 4.0や3.0世代です。これは「時速300kmのスポーツカー(グラフィックボード)を買ったのに、道路の制限速度(マザーボード)が80kmまで」のような状態です。

最新のRTX 50シリーズを使うには「PCIe 4.0以降に対応した世代のCPUとマザーボード」が最低ラインです。グラフィックボードの性能を90%以上引き出したいなら、ハイエンドGPUには同時期のハイエンドCPU(Core i7/i9やRyzen 7/9の最新世代)と一緒に、マザーボードのチップセットも高い処理の型番の組み合わせが理想です。

Q10:中古のグラフィックボードを買うのは危ないの?

マイニング(仮想通貨計算)用途で24時間酷使されていた個体や、保証が切れているリスクはあります。中級者以上でも「動作確認済み・店舗保証あり」のものを選ぶか、リスクを承知の上で購入する覚悟が必要な領域です。

ドスパラでは買取時にベンチマークを実施し、チップ本来の性能の90%以上が出ることを確認した上で買い取っています。また3ヶ月の保証もついていますので、中古をご検討の方はぜひご相談ください。

Q11:モニタはなんでもいいの?グラフィックボードとの相性はある?

グラフィックボードとモニタの接続には映像信号の転送帯域という上限があり、組み合わせによっては高リフレッシュレートや高解像度が出し切れない場合があります。以下の表を参考にしてください。

接続規格と解像度・リフレッシュレートの目安(無圧縮)

接続規格 映像帯域 フルHD WQHD 4K
HDMI 2.1(48Gbps)※RTX 30の一部/40/50シリーズ対応 約44Gbps 最大720Hz相当 最大360Hz相当 最大240Hz相当
DisplayPort 1.4(HBR3) 約25.9Gbps 最大480Hz 最大165Hz 最大120Hz
DisplayPort 2.1b(80Gbps)※RTX 50シリーズ対応 最大80Gbps 1,200Hz以上(理論値) 最大960Hz(理論値) 最大480Hz(理論値)

注:HDMI 2.1は規格として32~48Gbpsまで幅があります。RTX 40シリーズ以降のNVIDIA製GPUはすべてHDMI 2.1(48Gbps)に対応しています。接続できるHz数の上限はモニター側の仕様によっても異なりますのでご確認ください。

上限を超えると自動で映像に圧縮がかかります。圧縮自体で大きな遅延は起きませんが、グラフィックチップの処理能力を数%消費するため、フレームレートがわずかに低下したり、DLSSなどの画質向上機能が同時に使えなくなる制約が生じる場合があります。

お使いのグラフィックチップの世代に合わせて、適切な接続規格のモニタとケーブルをお選びください。なお、DisplayPort 2.1b対応の「DP80認証ケーブル」は2026年4月時点ではまだ流通量が少なく、高価格帯となっていますのでご注意ください。

Q12:GPUはGeforceとRADEONとArc以外ないの?

実際はあります。ただゲーム向けでなかったり用途が業務向けになり、日本では入手が難しいものもあります。

NVIDIAも、自社名と同じ「NVIDIA RTX」「NVIDIA RTX PRO」という設計や製図、CG製作やAI生成やサーバー運営などに適したGPUシリーズを出しています。AMDも同様に、「RADEON AI PRO」という名前でAI生成に適したGPUを生産しています。
他には、中国で独立GPUを生産し始めた「Moore Threads(ムーアスレッズ)」は日本向け出荷はありませんが今後に期待です。

特殊な例ですが、MatroxのLUMAシリーズなどは1枚で4K8枚出力できるグラフィックボードも存在はしますが入手は困難です。
一般流通の面、生産量の問題で、日本ではゲーム向けのGeForceとRADEONしかほとんど見かけないかもしれませんが正常です。

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