GeForce RTX™ 3050 性能・比較

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GeForce RTX™ 3050とは

GeForce RTX™ 3050のグラフィックボードは、「NVIDIA Ampereアーキテクチャ」をベースに作られていて、「8GBのGDDR6メモリ」を装備しています。
また、高性能な「ゲーミング」や「クリエイティブ」作業をサポートするためのGPUを内蔵しています。
さらに「AI グラフィックス処理」の性能も向上していて、エネルギー効率にも優れたグラフィックボードとなっています。

GeForce RTX™ 3050グラフィックボード

GeForce RTX™ 3050グラフィックボード一覧

GeForce RTX™ 3050搭載ゲーミングPC

GeForce RTX™ 3050を搭載したゲーミングPCは、電力効率に優れていながら最新のゲームタイトルもプレイ可能となっています。
フルHD解像度モニターで安定したフレームレートでのゲームプレイが可能で、画質設定の変更などによってさらに高解像度にも対応します。
GeForce RTX™ 3050を搭載したゲーミングPCでは、ゲーム中の消費電力をおさえつつ最新ゲームが遊べる環境をつくることができます。

GeForce RTX™ 3050搭載ゲーミングPC

GeForce RTX™ 3050の特長や機能

GeForce RTX™ 3050は「NVIDIA Ampere」アーキテクチャを採用しています。
RTX3000シリーズの中において、省電力性能に特化しているグラフィックボードとなります。
GeForce RTX™ 3050の魅力的な機能や特長について、次の章から紹介していきます。

GeForce RTX™ 3050の「前世代との比較」

GeForce RTX™ 3050のグラフィックボードは、RTXシリーズで初めてエネルギー効率を重視したモデルとして設計されています。
GeForce RTX™ 3050のグラフィックボード性能と省電力を両立する鍵となるのが、コアとなる「GPU(グラフィック プロセッシング ユニット)」の「製造プロセス」です。
GPUは、極小の「トランジスタ」を集めることで製造されています。
GPUのトランジスタの細かさの程度を示すものを「製造プロセス」と呼び、この製造プロセスをより精密にすることで、同じサイズでもより高性能なGPUを作り出すことが可能となります。

GeForce RTX™ 3050は、先代の省エネモデルに採用されていた「12nm」の製造プロセスから進化し「8nm」の製造プロセスを採用することで性能が大幅に向上しています。
製造プロセスの微細化は、消費電力あたりの処理能力の増加をもたらすことになります。
GeForce RTX™ 3050は、消費電力に対する処理性能が高まっているということになります。

GeForce RTX™ 3050 GPU(グラフィック プロセッシング ユニット)

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA DLSS 2」

GeForce RTX™ 3050は「NVIDIA DLSS」を搭載していて、これは「AI技術を利用してフレームレートを向上させる」特性を持っています。
DLSSの作動方法は、まず低い解像度で映像を生成し、その後AI技術により高解像度化することで、フレームレートを高めるというものです。
DLSS対応のゲームでは、ゲームの設定メニューからこの機能をオンやオフにすることが可能です。
フレームレートが低く、映像の滑らかさが足りない場合、DLSSをオンにすることでフレームレートを改善することができます。

GeForce RTX™ 3050はさらに「DLSS 2」に対応し、フレームレートのさらなる向上が可能になりました。
現在ですと、200以上のゲームタイトルでDLSSが利用できます。(※2023年6月時点)
対応タイトルで、ゲームをプレイする場合、設定を変更するだけで、変更前より高いフレームレートでのゲームプレイが可能になっています。
「NVIDIA DLSS2」を積極的に使用することで、通常の設定ではフレームレートが低いゲームの場合でもフレームレートを向上させてプレイしやすくすることができます。

GeForce RTX™ 3050の「レイトレーシングの性能向上」

GeForce RTX™ 3050は「レイトレーシング機能」を搭載していて、高性能な映像処理能力を活かして鮮明なゲーム体験が可能になっています。
このモデルでは、「第2世代RTコア」を搭載していて、前世代に比べてより「リアルな光源表現」ができます。
レイトレーシング機能の利用可能か不可能かはゲームタイトルによるため、あらかじめ確認することが必要となります。
レイトレーシングを有効化することでフレームレートが低下してしまう場合でも「NVIDIA DLSS」を併用すれば、美しい映像を維持しつつフレームレートの減少を少なくすることができます。

レイトレーシングについては以下の記事もご確認ください。
レイトレーシングとは

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Reflex」

GeForce RTX™ 3050は「NVIDIA Reflex」機能を搭載していて、これによりマウスやキーボードの操作から画面上の反応までの遅延時間を少なくすることができます。
GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Reflex」は、マウスやキーボードの入力データから、それがディスプレイ上に表示されるまでの待ち時間(レイテンシ)を最小限におさえるための機能です。
特に反応速度が勝敗を分けるシューティングゲームなどのPCゲームでは、この機能が大いに役立ちます。

GeForce RTX™ 3050の「クリエイティブ機能」

GeForce RTX™ 3050はクリエイティブ機能も強化されています。

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Studio」

GeForce RTX™ 3050は、単にゲーム用途のグラフィックボードだけではなく、クリエイティブな作業にも適している業務用グラフィックボードとして、優れたパフォーマンスを発揮します。
GeForce RTX™ 3050では、用途や目的に応じてインストールするドライバを選ぶことができます。
PCゲームをスムーズに楽しみたいなら「Game Ready ドライバー」、ビデオ編集などクリエイティブな作業を行いたいなら「Studio ドライバー」をインストールするとよいでしょう。
これらのドライバは「NVIDIA Studio」のサイト上で、動作が確認されているクリエイター向けソフトウェアを確認することが可能です。

GeForce RTX™ 3050のNVIDIAドライバについては、以下のページもご確認ください。

NVIDIAドライバの更新とダウングレード方法

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Encoder」

GeForce RTX™ 3050は、高品質な映像ストリーミングに最適な性能を持っています。
動画配信サービスや、各種ストリーミングプラットフォームに対応し、視聴者にとって快適な視聴体験を提供することができます。

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Broadcast」

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Broadcast」機能を活用すれば、AIの力を利用してストリーミング時のノイズの除去や、バーチャル背景の使用などが可能になります。

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Omniverse」

GeForce RTX™ 3050は「NVIDIA Omniverse」に対応していて、3D制作の効率化に重点を置いた一連のツールを提供しています。

GeForce RTX™ 3050の「NVIDIA Canvas」

GeForce RTX™ 3050は「NVIDIA Canvas」により、ご自身のスケッチを基にAIが鮮やかな画像を描く機能を提供します。
GeForce RTX™ 3050のAI能力を最大限に活用し、自分の思い描いた絵を実現することが可能です。

GeForce RTX™ 3050のスペック情報

GeForce RTX™ 3050のスペックは以下のようになります。

※表は右方向にスクロールできます。

  GeForce RTX™ 3050 GeForce GTX 1650
GPUコア GA106 TU117
製造プロセス 8 nm 12 nm
NVIDIA CUDA© コア 2,560 896
ブースト クロック (GHz) 1.78 1.66
ベース クロック (GHz) 1.55 1.48
Shader 2,560 896
メモリタイプ GDDR6 GDDR5
メモリ容量 8GB 4GB
メモリ転送レート 14.0 Gbps 8.0 Gbps
メモリ インターフェイス幅 128 ビット 128 ビット
メモリバス帯域幅 224.0 GB/s 128.1 GB/s
NVLink 非対応 非対応
レイ トレーシング コア 第 2 世代 非搭載
Tensor コア 第 3 世代 非搭載
NVIDIA アーキテクチャ Ampere Turing
G-SYNC 対応 対応
PCI Express Gen 4 Gen 3
対応最大解像度 7,680px X 4,320px 7,680px X 4,320px
出力可能モニター数 4画面 4画面
TDP(定格消費電力) 130W 75W
補助電源 8pin 6pin
推奨電源 550W 300W
レイ トレーシング 対応 対応
NVIDIA DLSS 対応 非対応
NVIDIA Reflex 対応 対応
VR Ready 非対応 非対応

比較のため「GeForce GTX 1650」のスペックをならべて掲載しています。
「GeForce GTX 1650」は、省電力性を重視したゲーミングPCに採用されているグラフィックボードです。

「GeForce RTX™ 3050」と「GeForce GTX 1650」を比較すると、レイトレーシングへの対応・非対応、グラフィックメモリ搭載容量など、機能に大きく差があることが確認できます。
「GeForce RTX™ 3050」を搭載したゲーミングPCでは、消費電は低くおさえつつゲームを楽しむことができます。

GeForce RTX™ 3050搭載ゲーミングPC

GeForce RTX™ 3050グラフィックボード一覧

GeForce RTX™ 3050グラフィックボード商品一覧です。

26,980
24時間以内に出荷
シリーズ名StormX
チップNVIDIA GeForce RTX3050
接続PCI Express 4.0
サイズ162×117×40mm
メモリ容量6GB
メモリ種類GDDR6
メモリバス幅96bit
モニタ出力DVI-D×1
HDMI 2.1×1
DisplayPort 1.4a×1
コアクロック1042MHz(ベースクロック) / 1470MHz(ブーストクロック)
メモリスピード14Gbps
補助電源の有無
29,800
24時間以内に出荷
チップNVIDIA GeForce RTX3050
接続PCI Express 4.0
サイズ166.3×137×38.3mm
メモリ容量6GB
メモリ種類GDDR6
メモリバス幅96bit
モニタ出力Dual-Link DVI×1
HDMI 2.1×1
DisplayPort 1.4a×1
コアクロック1042MHz(ベースクロック) / 1470MHz(ブーストクロック)
メモリスピード14Gbps
補助電源の有無
31,980
24時間以内に出荷
チップNVIDIA GeForce RTX3050
接続PCI Express 4.0
サイズ201×120×37mm
メモリ容量6GB
メモリ種類GDDR6
メモリバス幅96bit
モニタ出力DVI-D×1
HDMI 2.1×1
DisplayPort 1.4a×1
メモリスピード14Gbps
補助電源の有無
31,800
24時間以内に出荷
チップNVIDIA GeForce RTX3050
接続PCI Express 4.0
サイズ(ブラケットを除く)169×69×34mm
メモリ容量6GB
メモリ種類GDDR6
メモリバス幅96bit
モニタ出力HDMI 2.1×2
DisplayPort 1.4a×2
補助電源の有無
ロープロファイル対応
コアクロックBoost:1470 MHz
メモリクロック14Gbps
34,990
24時間以内に出荷
チップNVIDIA GeForce RTX3050
接続PCI Express 4.0
サイズ182×69×40mm
メモリ容量6GB
メモリ種類GDDR6
メモリバス幅96bit
モニタ出力DVI-D×1
HDMI 2.1×1
DisplayPort 1.4a×1
補助電源の有無
ロープロファイル対応
コアクロックOC mode : 1537 MHz (Boost Clock)
Default mode : 1507 MHz (Boost Clock)
メモリスピード14Gbps

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