THIRDWAVE SA505iユーザーの使いやすさに
こだわった配慮が筐体に
散りばめられた1台

記事製作:ASCII.jp編集部

注:本文に表記している製品価格は、記事掲載当時の金額です。
現在の販売価格とは異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。

THIRDWAVE SA505i

「THIRDWAVE SA505i」

テレワークや会社のフリーアドレス化など、働き方が変わってきている。
もちろん毎日出社して自分のデスクに座って働いている人もまだまだ多い。
ことアスキー編集部においても、編集部員は基本テレワークで、会社には自分の席がないフリーアドレスとなっているが、事務作業をしているスタッフは、決まった席があってそこで働くワークスタイルと、仕事によって働き方が異なる。

さまざまな働き方や業務があるように、人によってビジネス用途のパソコンに求めるものは異なる。
テレワークが基本であれば、モバイル性というよりは大きめのディスプレーや使いやすいキーボードを、外出が多い、基本出社という場合はモバイル性が重要になってくる。加えて、機能重視の人もいれば、価格重視の人もいる。

そこで、アスキー編集部にて「仕事で使うノートパソコンで重要視している部分」について、複数人にヒアリングしてみた。
聞いたのは、ギークなベテラン編集部員のみやのプロ、若手編集部員のオザワ、事務作業を担当しているハマクボの3人だ。

今まで数々のノートパソコンに触れてきたベテラン編集部員のみやのプロ

今まで数々のノートパソコンに触れてきたベテラン編集部員のみやのプロ

最近自作パソコンを組んでパソコンの知識もどんどん身に着けてきている若手編集部員のオザワ

最近自作パソコンを組んでパソコンの知識もどんどん身に着けてきている若手編集部員のオザワ

アスキーで事務を担当しているハマクボ。編集部員ではないので、パソコンの知識はあまりない

アスキーで事務を担当しているハマクボ。編集部員ではないので、パソコンの知識はあまりない

編集部のノートパソコンに必要とする要素
重要視するところ ディスプレーサイズ/モビリティー 性能 価格
みやのプロ タイピングしやすいキーボード、デザイン、面白い機能 大きいほうがいいけど持ち運べる軽さもほしい 高いほうが好き 気に入れば価格はあまり気にしない
オザワ 性能はそれなりにあってリーズナブルな価格、周辺機器が接続しやすいインターフェース ディスプレーはなるべく大きいほうがいい ウェブブラウジングやpdfへのメモが快適であれば十分 なるべくお手頃な価格
ハマクボ 数字が入力しやすいキーボード、セキュリティー 基本は据え置いて使うので、大きいほうがいい Officeがサクサク動く程度はほしい バランス重視

以上のように、編集部内でも少しずつ求める部分は違うが、そんなそれぞれの要求に応えるピッタリのマシンがある。
サードウェーブの15.6型ノートパソコン「THIRDWAVE SA505i」だ。
本機は、尖った特徴はないものの、同社がさまざまな働き方でもフィットするように、ユーザーに寄り添って考えた“ちょうどよさ”を重視しているのが特徴となる。

そこで今回は、3人にTHIRDWAVE SA505iに触れてもらいつつ、本機の魅力に迫っていこう。

THIRDWAVE SA505iの主なスペック
CPU Core i5-1135G7(2.4GHz~最大4.2GHz)、4コア/8スレッド
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス
メモリー 8GB(4GB×2)
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.2
インターフェース Thunderbolt 4(USB Type-C、USB PD/DisplayPort Alt Mode映像出力対応)×2、USB 3.2 Gen2、USB 3.2 Gen1、USB 2.0、HDMI 2.0、マイク入力/ヘッドフォン出力、microSDカードリーダー
内蔵カメラ HD Webカメラ
サイズ/重量 およそ幅358.0×奥行233.0×高さ19.0mm/約1.7kg
OS Windows 11 Home(64bit)

高級感のあるブルーな筐体で
目を引くデザイン
15.6型でも2kg以下の
薄型軽量を実現

みやのプロがTHIRDWAVE SA505iを試した

みやのプロがTHIRDWAVE SA505iを試した

まず触ってもらったのは、みやのプロ。
THIRDWAVE SA505iをひと目みて、「お、いい色だな~」とデザインを気に入った様子だった。
THIRDWAVE SA505iは、ラピスブルーという、濃いめの青を採用している。
派手さはなく上品な色合いで、自宅だけでなくオフィスやカフェで仕事する場合にも、違和感なく使うことができそうだ。

天板にはロゴはなく、濃い目のラピスブルーも高級感を感じる色合いだ

天板にはロゴはなく、濃い目のラピスブルーも高級感を感じる色合いだ

また、背面にメーカーロゴを採用しておらず、とてもスッキリしている印象。
みやのプロは背面の手触りを確かめつつ「指紋が目立ちにくいのもいいね」とデザインは全体的に気に入った様子だった。

屋内で持ち運ぶ場合に、天板はどうしても触る部分。指紋が目立たないのはみやのプロもうれしいようだ

屋内で持ち運ぶ場合に、天板はどうしても触る部分。指紋が目立たないのはみやのプロもうれしいようだ

THIRDWAVE SA505iのサイズはおよそ幅358.0×奥行233.0×高さ19.0mmで、重さは約1.7kg。
最近の軽量化してきた15.6型ノートパソコンとしては標準的だが、ひと昔前と比べるとだいぶコンパクトなサイズに収まっている。

ひょいと持ち上げて「15.6型も軽くなったよなあ」とみやのプロ。

ひょいと持ち上げて「15.6型も軽くなったよなあ」とみやのプロ。

重量とディスプレーサイズについては「15.6型で2kgを切っているのは好印象だな。狭ベゼルでコンパクトだから、俺のカバンにも入りそうだし。もともと持ち運ぶノートパソコンは軽ければ軽いほど好きだったけど、最近は画面が大きくないと仕事しにくいって思い始めているし。これくらいのサイズが今の時代にはちょうどいいかもね」とのことだった。

ディスプレーサイズも、最近はこれくらいないと仕事が捗らないと語るみやのプロ

ディスプレーサイズも、最近はこれくらいないと仕事が捗らないと語るみやのプロ

キーボードは、コンパクトサイズのテンキーを備えているものの、アイソレーションタイプの広々としたキーサイズを実現。文字キーもエンターキーも大きく、タイピングはかなりしやすい印象だ。

キーボードはテンキー付きのアイソレーションタイプ。変わった形状のテンキーにより、文字キーのサイズもしっかりと確保できている

キーボードはテンキー付きのアイソレーションタイプ。変わった形状のテンキーにより、文字キーのサイズもしっかりと確保できている

バックライトも内蔵

バックライトも内蔵

キーボードについてみやのプロは「配列やサイズが通常と異なるテンキーは使ってみないとわからないけど、ちょうど片手で打ち込みやすいサイズになっているのかな。あと、タッチパッドを切り替えて文字入力ができるのは、ほかに海外メーカーのモデルくらいしかしらないから、国産で採用しているのは、個人的にポイントは高いね。実用的かつ遊び心があっていいじゃないか!」と、キーボードだけでなく、タッチパッドを切り替えて使えるテンキーも気に入った様子。

少し特殊な形状のテンキーを搭載している

少し特殊な形状のテンキーを搭載している

タッチパッドの右上のアイコンを長押しすると、テンキーが浮かび上がる

タッチパッドの右上のアイコンを長押しすると、テンキーが浮かび上がる

「こういった面白い機能を搭載しているのもいいね!」とギーク目線で語るみやのプロ

「こういった面白い機能を搭載しているのもいいね!」とギーク目線で語るみやのプロ

加えて「押下感もそこそこあって、たわみも感じない頑丈な作りをしているね。これなら、ある程度は力強く入力しても、長期間耐えてくれそうだ」と、打鍵感や堅牢性にも太鼓判を押していた。

最後にみやのプロは「いいマシンなのは触ってみてわかったけど、これいくら?10万円くらい?」と聞かれたので、6万9980円からという価格を伝えると「ええ、そんなにお手頃なの?それはコスパも高いと思うな」と驚いていた。

仕事で存分に使える性能で6万円台
手数料無料の分割払いも可能!

普段タブレットとモバイルノートパソコンで作業しているオザワ。「作業領域が広いと、ラフを切ったり修正指示を入れたりする作業も効率があがりそうです」とのこと

普段タブレットとモバイルノートパソコンで作業しているオザワ。
「作業領域が広いと、ラフを切ったり修正指示を入れたりする作業も効率があがりそうです」とのこと

続いて試してもらったのが、編集部の若手で週刊アスキーの特集を担当しているオザワ。
THIRDWAVE SA505iをみてまず「このマシンはいくらですか?」と聞いてきた。
オザワは最近さまざまな欲に負けて、あまりハイエンドなモデルだと購入を検討できないとのことだった。

そこで6万9980円からという価格を伝えると「本当ですか?デザイン的にも性能的にも10万円くらいするのかなと思っていました!」と驚き、目を輝かせ始めた。
加えて、ドスパラのウエブ直販サイトで購入する場合は、最大48回まで手数料無料での分割払い(JACCS分割払い利用時)が可能。
このことを伝えると「じゃあ月々3000円で購入できるわけですね!これくらいなら僕でも十分購入できますよ!大学生でパソコンがほしい人や、社会人1年目といった人も、買いやすくていいですね!」と、さらに目を輝かせた。

15.6型の作業効率と
モバイル可能な軽さを両立
最大3画面出力が可能で
インターフェースも充実

ディスプレーは4辺狭額ベゼルを採用しており、没入感も高い

ディスプレーは4辺狭額ベゼルを採用しており、没入感も高い

ディスプレーについては「週刊アスキーの特集のラフを書いたり、デザイナーさんにつくってもらったページをチェックしたりという作業があるので、ディスプレーサイズは大きいほうがいいですが、会社に持って行くとしたら、できるだけ軽いほうがいいので、2kg以下で収まってくれているのはうれしいです」とサイズ感や重量にも満足している様子。

「これくらいのサイズなら普通に屋外でも持って行けそうですね」とオザワ

「これくらいのサイズなら普通に屋外でも持って行けそうですね」とオザワ

「脇に抱えれば屋内でも楽々持ち運べそうですね!」とオザワ。そのまま持って帰るのではないかと、ちょっと不安になった

「脇に抱えれば屋内でも楽々持ち運べそうですね!」とオザワ。そのまま持って帰るのではないかと、ちょっと不安になった

さらに、Thunderbolt 4はDisplayPort Alt Modeに対応しているんですよね?自宅だとディスプレーに接続して使いたいので、Thunderboltで端子の向きを気にせずにサッと接続できるのは、好印象です。あと、マウスや週アスのページの修正をするときに使うペンタブ、テレビ会議のときに使うヘッドセットが一度に接続できる3基のUSB Type-Aが備わっているのもありがたいです」と、インターフェースの充実さに太鼓判を押した。

Thunderbolt 4で外部出力できるという点が気に入ったオザワ。USB PD対応についても「会社に対応のACアダプターを置いておけば、カバンの中身も減るからいいじゃないですか!」とインターフェースをのぞき込むオザワ

Thunderbolt 4で外部出力できるという点が気に入ったオザワ。USB PD対応についても「会社に対応のACアダプターを置いておけば、カバンの中身も減るからいいじゃないですか!」とインターフェースをのぞき込むオザワ

左側にUSB 3.1 Gen2、Thunderbolt 4×2、HDMI出力を配置。最大3画面出力に対応している

左側にUSB 3.1 Gen2、Thunderbolt 4×2、HDMI出力を配置。最大3画面出力に対応している

右側に指紋認証センサー、microSDカードリーダー、USB 2.0、USB 3.2 Gen1、マイク入力/ヘッドフォン出力を備える

右側に指紋認証センサー、microSDカードリーダー、USB 2.0、USB 3.2 Gen1、マイク入力/ヘッドフォン出力を備える

純正のACアダプターもUSB Type-Cを採用している

純正のACアダプターもUSB Type-Cを採用している

そのほか、キーボードの両端に備わっているスピーカーについて「自宅で仕事するときはもともとスマホとイヤフォンで音楽を聴きながら作業していたのですが、たまに宅急便が来ていることに気づかないときがあるんです。そういった際に、ノートパソコンのスピーカーがそれなりにいい音というのは、うれしいですね。音楽を聴く際に音によほどこだわりたい人であれば、イヤフォンやヘッドセットを接続したほうがいいと思いますが、僕は作業用BGMを流し聴きしたいだけなので、これくらいしっかりとしたスピーカーであれば十分満足です!」と気に入っていた。

リフトアップヒンジで
タイピングしやすく!
テンキー付きで
数字入力もサクサク

事務作業を担当するハマクボ。普段は13.3型ノートパソコンをディスプレーに接続して作業しているという

事務作業を担当するハマクボ。普段は13.3型ノートパソコンをディスプレーに接続して作業しているという

THIRDWAVE SA505iをわたすと「15.6型ってこんなに大きいのかぁ。作業しやすそう」と興味津々なハマクボ

THIRDWAVE SA505iをわたすと「15.6型ってこんなに大きいのかぁ。作業しやすそう」と興味津々なハマクボ

最後に触ってもらったのは、アスキーで事務作業を担当しているハマクボ。
触り始めてまず話題に挙がったのが、リフトアップヒンジだ。
「ヒンジの構造でキーボードに角度が付くのはいいですね!事務作業だとメールを送ったり、資料を作ったり、データを入力したり、ほとんどの時間文字入力をしているので、こういった細かい配慮はうれしいですね」と絶賛。

リフトアップヒンジにより、キーボードに角度が付くようになっている

リフトアップヒンジにより、キーボードに角度が付くようになっている

「このヒンジで角度が付いているんですね。スゴイ!」と感心するハマクボ

「このヒンジで角度が付いているんですね。スゴイ!」と感心するハマクボ

また、データの入力は数字も多いとのことで「変わった形をしていますけど、テンキーが付いているのは便利ですね。あと、タッチパッドを切り替えて使えるテンキーは、スマホみたいにタッチで数字が入力できるので、使い始めてみると意外とこっちのほうが速く入力できるかもしれません。スマホがメインの若い人にもオススメしたいです」と、テンキーについても気に入った様子だった。

「テンキーも慣れれば違和感なく使えそうです」とのこと

「テンキーも慣れれば違和感なく使えそうです」とのこと

「スマホ世代はこっちのほうが入力速いかもしれないですね」とタッチパッドに表示されたテンキーに触れながら話すハマクボ

「スマホ世代はこっちのほうが入力速いかもしれないですね」とタッチパッドに表示されたテンキーに触れながら話すハマクボ

指紋認証や
プライバシーシャッターを搭載
セキュアーな要素も

そのほか、重要な情報も集まる事務の作業として必要不可欠なのがセキュリティーと語るハマクボ。
そこでまず指紋認証によるログインについて紹介したところ「指紋認証を設定しておけば、セキュアーに使えるのはうれしいです。結構大事な情報を扱っているので」と、セキュリティーにも好印象。

筐体右側面に指紋認証センサーを搭載

筐体右側面に指紋認証センサーを搭載

加えて、「これはなんですか?」と気になったのが、カメラに付いているプライバシーシャッターだ。
この機能についても「テレビ会議の前後にプライバシーシャッターを閉じておくという習慣を付ければ、不用意に映ってはいけないものが映り込んだり、テレビ会議を消し忘れたりした際にも、しっかりとカメラが隠れるのでいいですね」と語った。

プライバシーシャッターに興味を持つハマクボ

プライバシーシャッターに興味を持つハマクボ

プライバシーシャッターを採用

プライバシーシャッターを採用

スライドさせることで、物理的にカメラを閉じることができる

スライドさせることで、物理的にカメラを閉じることができる

サイズや重さについては「基本は会社で仕事をしていますが、たまに会議室でテレビ会議をすることがあるので、これくらいの軽さだと助かります!」とのこと

サイズや重さについては「基本は会社で仕事をしていますが、たまに会議室でテレビ会議をすることがあるので、これくらいの軽さだと助かります!」とのこと

以上のように、ノートパソコンに求める要素はそれぞれ違うものの、THIRDWAVE SA505iはしっかりと抑えてある“ちょうどいい”マシンであることがわかった。
ユーザーはこういったことが必要だろうという要素をしっかりと考えたうえで開発されたマシンだからこそだといえる。

事務作業やOfficeでの
資料作成は快適にこなせる!

THIRDWAVE SA505iは、さまざまな働き方のニーズに合う筐体を採用したマシンということがわかった。では、仕事においてはどれくらいのパフォーマンスを発揮してくれるのだろうか。
 ちなみに3人にどれくらいのパフォーマンスが必要か聞いたところ、基本的にはウェブブラウジングやOfficeソフトでの作業が快適にできれば、支障はないとのことだった。

では、THIRDWAVE SA505iの主なスペックをおさらいしておこう。
CPUはCore i5-1135G7、GPUはCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックス、8GBメモリー、256GB SSDという構成だ。

「CPU-Z」の実行結果

「CPU-Z」の実行結果

「GPU-Z」の実行結果

「GPU-Z」の実行結果

まずは、CPU性能を「CINEBENCH R23」で計測したところ、マルチコアが3466pts、シングルコアが1281ptsという結果になった。
ノートパソコンとしてはとくにシングルコアのスコアが高めに出ており、各種ソフトウェアを使用する際にはそのパフォーマンスをしっかりと発揮してくれるだろう。

「CINEBENCH R23」の結果

「CINEBENCH R23」の結果

パソコンの総合性能がチェックできる「PCMark 10」を計測。総合スコアは4399という結果になった。
詳細をみていくと、アプリ起動速度、ビデオ会議、ウェブブラウジングの性能を測る「Essentials」が8595。
表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が5785、デジタルコンテンツの制作に関するテスト「Digital Content Creation」が4648だった。

「PCMark 10」の結果

「PCMark 10」の結果

GPUがCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスなため、クリエイティブ向けのテストとなるDigital Content Creationはわずかに5000を切ってしまっているものの、普段の仕事に関係のあるテストのEssentialsとProductivityは好成績。
動画編集といった負荷が高めのクリエイティブ作業でない限りは、快適にこなすことができるだろう。

実際にアプリケーションで処理を行なった際のパフォーマンスを独自のスコアで示す「UL Benchmarks」の「UL Procyon」もチェック。今回は、Officeソフトを実際に使用する「Office Productivity Benchmark」を計測した。

「Office Productivity Benchmark」の結果

「Office Productivity Benchmark」の結果

結果は総合スコアが4351、Wordが5750、Excelが3516、PowerPointが5007だった。
最近、Core i5-1135G7を搭載したほぼ同じような構成のマシンを計測したが、THIRDWAVE SA505iのほうが少し高いスコアになっている。これは、THIRDWAVE SA505iのメモリーがしっかりデュアルチャネルで搭載されていて、以前計測したマシンがシングルチャネルだったというのが大きいかもしれない。
そういった点においても、THIRDWAVE SA505iはしっかりと仕事ができるように考えられた構成になっているといえる。

最後に、ストレージの速度が計測できる「CrystalDiskMark」を計測。結果は、シーケンシャルリードで3470.72MB/sという結果になった。
本機の検証時に色々と作業も試してみたが、OSやアプリケーションの起動はサクサクだったので、ストレージの速度でストレスに感じることはないだろう。

「CrystalDiskMark」の結果

「CrystalDiskMark」の結果

ビジネス用途であれば
多くの人にフィットする
“ちょうどいい”1台

以上のように、THIRDWAVE SA505iは仕事をするうえで快適に作業できるスペックを備えているほか、使い分けられる2種類のテンキー、使いやすい広々としたサイズを実現したキーボード、それをより使いやすくするリフトアップヒンジ、セキュアーなログインが可能な指紋認証、物理的に不用意な映り込みを防ぐプライバシーシャッターなど、仕事や普段使いで使用するうえで、ユーザーが「これがあったら便利」がしっかりと考えられた1台に仕上がっている。

会社で使うメインマシンはもちろん、テレワークと出社が日によって異なる人、完全にテレワークの人にもオススメできる、誰にでも“ちょうどいい”1台だ。
加えて、6万9980円からとリーズナブルな価格で購入できるのも魅力。
また、Core i3/Core i7を搭載した下位グレード、上位グレードも用意されているので、用途に合わせて選んでみてもいいだろう。
仕事で使うパソコンにそこまで予算を使いたくない、でもしっかりとした性能でかつ使いやすい筐体のマシンがほしいという人は、ぜひTHIRDWAVE SA505iをチェックしてみてほしい。

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