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Razer「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」 さらなる進化を遂げた名作ゲーミングキーボードを徹底レビュー
今回ご紹介するのは、Razer社製のゲーミングキーボード「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」です。ゲーミンクキーボードの金字塔とも言える同社の「BlackWidow」への後継機である本製品。BlackWidowの良さはそのままに、静音性と反応速度の速さがパワーアップしています。実際の使用感を交えながら、詳細を確認していきましょう。
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Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switch (RZ03-03542300-R3J1)
基本スペック
キーレイアウト | 日本語配列 |
---|---|
キースイッチ | Razer イエローメカニカルスイッチ |
ボディ素材 | アルミ製 |
バックライト | 1680万色から設定可能 |
その他 |
エルゴノミック リストレスト 付属 |
基本スペックはこちらです。まず特筆すべきは、採用されている「Razerイエローメカニカルキースイッチ」でしょう。「黄軸」と呼ばれるこのキースイッチは、静音性と滑らかなキーストロークが特徴的です。ストロークが小さく反応速度が速いため、素早い判断を求められるゲームに適していると言えます。なお、「Razer BlackWidow V3 JP」のラインナップとしては他にも、グリーンメカニカルスイッチを採用した 「Razer BlackWidow V3 JP Green Switch」があります。こちらはクリック感の強いしっかりとした打鍵感と、独特の打鍵音が特徴的なキースイッチです。
次にご紹介したいのが、ライティングへのこだわりです。バックライトの光がより綺麗に浮かびあがるように、キースイッチにはクリアハウジングを搭載しています。また、専用のソフトウェアを使えばキーごとにライトの色やパターンの設定ができるなど、カスタマイズ性も抜群。ライティングにこだわりを持つゲーマーにはありがたい一台ですね。
また本製品は、耐久性の面でも圧倒的な性能を誇っています。ボディの素材にはアルミを採用し、ハードユースしてもまったく問題のない頑丈な作りを実現。キーキャップはABS樹脂を利用した二色成形の構造になっているため、表面の印字が摩耗してしまう心配もありません。
そして最後にご紹介するのが、特徴的な形のリストレストです。人間工学に基づいて設計されたエルゴノミック リストレストは、リストレストが手首にかかる圧力を和らげてくれます。手首の痛み・疲れは多くのゲーマーにとっての悩みの種。長時間プレイしても疲れにくいのはうれしいポイントですね。
外観
さて、基本スペックを一通り確認できたところで、続いては外観を見ていきましょう。キーボード全体の写真はこちらです。テンキーが付いていることもあり、重厚感のあるフォルムになっています。黒で統一された外観からはスタイリッシュな印象を受けますね。また、付属品のエルゴノミックリストレストはキーボード本体と同じ幅で、中央にロゴが配置されています。
バックライトを点灯させた写真がこちら。クリアハウジングを搭載したキースイッチから、光がくっきりと浮かびあがっているのがわかります。
中央下部にあるRazerのロゴは他のキーとは異なり、淡く光るようになっています。手を止めてつい見入ってしまいそうですね。
テンキーの上部には、メディアキーとマルチファンクションローラーホイールが設置されています。メディアキーでは、パソコン上で再生されているメディアの再生・停止・スキップが可能です。マルチファンクションローラーホイールには、マウスホイールと同じ操作やアプリの切り替えなどを割り当てられます。自分好みにカスタマイズすることで、便利に使えそうですね。
裏面の写真はこちら。キーボードの上部には溝があり、ケーブルを通すことで配線周りをスッキリさせることができます。使うデバイスが多くなりがちなゲーマーにはうれしい配慮ですね。その他、本体とエルゴノミックリストレストにはゴムパッドが貼られており、ゲームをプレイしている最中にズレていってしまう心配はありません。
最後に、専用ソフト「Razer Synapse」の設定画面にも簡単に触れておきましょう。このソフトは単にバックライトの設定ができるだけではありません。なんと、ほとんどのキーに対して割当の設定変更やキーの無効化設定をすることも可能なのです。ゲームごとに割り当て設定を保存できるので、特定のゲームで割り当て設定を変えたために、他のゲームがやりづらくなってしまうという心配もありません。
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実際に使ってみた感想
それではいよいよ、ゲームでの使用感を中心に、実際に使用してみた感想をお伝えしていきます。
打鍵感(打鍵音)
まずは一番重要とも言える打鍵感を確認してみましょう。キーストロークは非常に滑らかで、軽く押しただけでもしっかりと反応してくれます。あまり力をいれなくても入力できるため、ゲームだけでなくタイピングでの追加ごこちもバッチリです。最初はそのキーストロークの軽さにびっくりしましたが、慣れてくると滑らかな感触が気持ちよく、ついついタイピングしたくなってしまいます。
続いて、打鍵“音”も確認してみましょう。静音性をアピールしているだけあって、カチャカチとうるさい音が鳴ることはまったくありません。同居人がいる方でも、騒音を気にせずに使える静かさだと感じました。
ゲームでの使用(『Apex Legends』編)
「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」を使って、バトルロイヤルFPSゲーム『Apex Legends』をプレイしてみました。バトロワゲームの中でも非常に人気のある同タイトルは、瞬時な判断と反応を求められる難しいゲームでもあります。はたして、「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」はどのようなパフォーマンスを発揮してくれるのでしょうか。ゲーミングキーボードとしてのお手並み拝見といきましょう。
まずは動作の確認からです。プレイして最初に気づいたのは反応速度の速さでした。軽く押しただけでも素早く反応してくれるので、突然の接敵など瞬時の判断を求められる場面でも落ち着いて対応することができます。複数キーの同時押しでも誤反応を起こすことなく、完璧な反応をしてくれました。
続いて打鍵音についてです。銃声や足音などの聴覚情報が非常に重要な本ゲームにおいて、静音性は誰もが気になるポイントでしょう。結果としては、十分な静音性のおかげで、集中が妨げられるようなことはまったくありませんでした。プレイ中に打鍵音が索敵の邪魔になる場面も皆無です。友人とのプレイでボイスチャットを使う方も多いかと思いますが、マイクが必要以上に打鍵音を拾ってしまう心配はなさそうです。
そして最後に気が付いたのは、長時間プレイしていても疲れにくいという点です。時間を忘れてゲームをプレイしていると、指先が疲れたり手首が痛くなったりしがちです。その点「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」はキーのストロークが浅いため、指への負担は最小限。それに加えて高性能なリストレストのおかげで、手首が疲れてしまうこともありません。総じて、手への負担を軽減してくれるキーボードだという印象を受けました。
総評
「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」は静音性が高く、滑らかなキーストロークが心地よいゲーミングキーボードです。その打鍵音の小ささと反応速度の速さは、特にFPSゲームをプレイするときに発揮されます。また打鍵感の軽さと、人間工学に基づくエルゴノミックリストレストが、長時間プレイによる疲れを軽減してくれるのも大きなメリットです。どこをとっても非の打ちどころがなく、ゲーマーにとって必要な要素を凝縮した一台と言えるのではないでしょうか。
スタイリッシュなデザインと多機能を兼ね備えた「BlackWidow V3 JP Yellow Switch」。これまでBlackWidowを愛用していた方はもちろんのこと、ゲーミングキーボードをはじめて買ってみたいと考えている方にもおすすめできます。一度触ってみれば、すぐにその魅力が伝わるはずです。この機会にぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。
出典:
今回レビューした商品はこちら!
Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switch (RZ03-03542300-R3J1)
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