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Microsoft 365(Office 365)とOffice2021の違いと選び方を徹底紹介
「Microsoft Office」を仕事やプライベートで使っているという方も多いのではないでしょうか。
最近は種類もあり、どのように選べばよいのか迷ってしまいますよね。
Officeの購入方法は2つあります。
- 月額または年額課金版(サブスクリプション)の「Microsoft 365(旧Office365)」
- 永続ライセンス版(買い切り版)の「Office2021」
今回は2つのOffice製品の特徴や違いや価格、どちらがどのような人に向いているのかもご紹介します。
Microsoft 365のメリット・デメリット
サブスクリプション版の「Microsoft 365」は、2011年に発売されて以来、バージョンアップしながら継続して提供されています。
企業での導入などが進み、2017年には永続ライセンス版の売上を越えたそうです。
以前はOffice365と呼ばれていましたが、2020年に一般ユーザー向けプランを「Microsoft 365」にリニューアルし、現在はOffice365に代わって提供中です。
どんなメリット・デメリットがあるのか、順番に解説します。
メリット
常に最新バージョンが使える
Microsoft 365は契約するとインターネットからソフトをダウンロードして使います。
契約後もアップデートにも対応しており、契約期間中は常に最新バージョンを使い続けることができます。
セキュリティのトラブルが見つかったとしても、アップデートで修正されるので安心です。
同時に5台までのパソコン・スマホ・タブレットで使える
Microsoft 365は5台までインストールできます。
Windows・Macはもちろん、スマホやタブレットでも利用可能です。
アプリをダウンロードして、お持ちのアカウントでログインすれば使うことができます。
テクニカルサポートが付いている
技術的な問題や課金などについて、不明な点を問い合わせできるサポートがついています。
契約期間中であればいつでも利用可能なので、困ったら質問してみましょう。
何かあったときに公式サポートが受けられる点は安心です。
デメリット
月額または年額費用がかかる
Microsoft 365はサブスクリプション(定期課金)で契約するOfficeです。
月額1,284円、または年額12,984円の継続支払いが必要となります。
- Officeは使いたいけれど、毎月課金されるのはなんとなくイヤだ
- 常に最新バージョンのOfficeが使いたいわけではない
このような方には、買い切り版のMicrosoft 365がおすすめです。
ネット接続が必須
Microsoft 365はインターネットへの接続が必要です。
エクセルやワードなどのアプリ自体はネットがなくても利用できますが、Teams(コミュニケーションツール)やOneDrive(クラウドファイル保管ツール)はネット接続が必要です。
また、30日周期でライセンス認証確認が発生するため、このタイミングでネット接続していないと支障が出る可能性があります。
障害が発生し、その影響でアプリが利用できないことがありますが、ごく稀です。
契約終了後は使えない
契約終了するとすべてのOfficeアプリが使えなくなります。
必要な期間だけ使える点はメリットですが、契約終了したら利用できなくなる点がデメリットです。
Office2021のメリット・デメリット
永続ライセンス版のOfficeは、昔ながらの買い切りです。
ソフトを買ってきて、パソコンにインストールすれば、アンインストールしない限り長く使えます。
発売開始からサポートが終了する5年間はセキュリティアップデートもされます。
最新の「Office2021」は、2021年10月に発売されました。
こちらも、どんなメリット・デメリットがあるのか、順番に解説します。
メリット
買い切りなので追加費用が発生しない
一度購入したら、その後の追加費用は発生しません。
推奨はされていませんが、サポート期間終了後も購入したOfficeは利用できます。
そのため、長期間使いたい場合には特におすすめです。
インターネット接続が不要で場所を選ばず使える
Office2021はインターネット接続が不要です。
Microsoft 365のようなオンラインでのライセンス認証がないため、そのためだけに定期的にネット接続する必要もありません。
使う場所を選ばず、オフラインでも安心していつでも利用できます。
パソコンにプリインストールされていれば追加購入が不要
新しく購入するパソコンに最初から入っている(プリインストールされている)場合があります。
Officeを追加購入する必要がないため、すぐに使い始められます。
パソコンをリニューアルする予定がある方は、Office2021が入っているか確認してみましょう。
デメリット
同時に2台までしか使えない
Office2021はパッケージ版で購入する場合、同時に2台までしか利用できません。
3台目以降でも利用したい場合は、パッケージを追加購入する必要があります。
また、パソコンに最初からインストールされている「Office プレインストール版」の場合は搭載PC1台のみで使用ができます。
購入後に追加された最新機能は使えない
Officeは年々進化し続けています。
ときには新しい機能が増えることもありますが、買い切り版のOffice2021はアップデートができず、発売時点の機能のまま使い続けることになります。
最新機能が欲しい・必要という場合には、サブスクリプション版Microsoft365がおすすめです。
セキュリティ更新は発売から5年間しか提供されない
買い切り版Officeには、発売から5年間というサポート期間が設けられています。
これを過ぎると、セキュリティアップデートがされなくなります。
サポート期間終了後も利用し続けることはできますが、セキュリティトラブルの可能性が高まるため、サポート終了後の利用は推奨されていません。
選び方のポイント
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
ここでは、選び方のポイントを解説します。
利用期間が3年未満なら365、3年以上なら2021
Officeの導入コストを比較すると、利用期間によってどちらにメリットがあるのかが見えてきます。
Microsoft365(Office365) | Office2021 | |
年額 |
12,984円/年 |
32,784円(買い切り) |
月額 | 1,284円/月 | ※なし |
値段だけ見ればOffice365の方が安いですが、年間契約して3年間使った場合38,952円かかります。
しかし、短期間だけ利用したいという場合にはおすすめです。
一方のOffice2021は32,784円なので、長期間利用するならこちらに軍配が上がります。
利用期間だけで考えた場合は、下記の選び方が良さそうです。
- 3年未満の利用ならOffice365
- 3年以上利用するならOffice2021
性能なら365、コストで選ぶなら2021
Office購入時に重要視する機能で比較すると、どちらがおすすめなのか見えてきます。
Microsoft365(Office365) | Office2021 | |
機能のアップデート | 常に最新機能が利用できる | 発売時点の機能のまま |
利用台数 |
5台 |
2台 ※プリインストール版の場合は1台 |
テクニカルサポート |
あり |
なし |
コスト |
3年未満の利用なら安い (年間契約の場合) |
3年以上の利用なら安い |
できることはどちらも同じですが、最新機能を求めるのか、コストを求めるのかで分けられそうです。
- 最新機能が必要、利用台数が多い方はOffice365
- 最新機能はいらない、長期利用する・サブスクリプションは利用したくないという方はOffice2021
自分の使い方にあったOfficeを選びましょう!

基本的な操作や作業については、どちらのOfficeを選んでも大きく変わりません。
使用台数やサポートの有無などもありますが、「最新性能が必要か」「サブスクリプション・買い切りのどちらがいいのか」で判断すると良さそうです。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、ご自身の使い方を考えて、最適なOffice製品を選びましょう。
ドスパラでは永続ライセンス版(買い切り版)の「Office2021」を搭載したMicrosoft Office搭載モデルのパソコンを販売しています。
最初からパソコンにインストールされているので、すぐに使うことができます。新しくパソコン購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
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