ミニパソコンのメリットとは?最適なモデルを選ぼう!

公開日:2021/12/17

デスクトップパソコンの中でも、特に小さなボディが魅力の「ミニパソコン」。一般的なタワー型のデスクトップパソコンと違い、ミニサイズならではのメリットとデメリットがあるので特徴を押さえておくのがおすすめです。
そこで今回は、ミニパソコンのメリットについて詳しく紹介します。

ミニデスクトップとはどのようなパソコン?

ミニパソコンとは、ノートパソコンよりも小型のデスクトップパソコンのことです。通常のデスクトップパソコン(タワー型)と同様に、パソコン本体とは別にモニターやキーボード、マウスを用意して配線・接続して使います。なかにはBluetoothモジュールを搭載するものもあり、Bluetooth接続のキーボード・マウスと接続してワイヤレス環境を構築することもできます。
ミニデスクトップはタワー型のパソコンの中でも、小さいミニタワーよりもさらに小さく、手の平サイズに収まるものもあります。パソコン本体を置くスペースが小さいため「省スペース型」と呼ばれることも多いです。

ミニパソコンの種類

ミニパソコンの種類はさまざまで、通常のパソコン本体を小型にしたものだけではありません。ミニデスクトップには次のような種類があります。

・USBメモリのようなスティックタイプ
・長方形の薄型タイプ
・キーボードと一体になったタイプ
・モニターの背面に設置できるミニタイプ

基本的にどのようなタイプでも、モニターなどと接続することで通常のパソコンと同じように使えます。

ミニパソコンのメリット

ミニパソコンの最大のメリットは、省スペース化を図れることです。モニターの裏に設置できる機種もあり、設置スペースを少なくできます。また、コンパクトで軽量のため、引っ越し・事務所の移転時などにも便利です。
ミニパソコンはコンパクトサイズながら一般的なデスクトップパソコンと同等の性能を出せるモデルが多く、手軽に用意できます。タワー型のパソコンと比べて消費電力が低いのもメリットの1つです。

ミニパソコンの注意点(デメリット)

ミニパソコンは、タワー型パソコンと比較すると拡張性は高くありません。ストレージの追加やパーツの入れ替えに対応していないモデルもあるため、自分でカスタマイズやメンテナンスをしたいという方は注意が必要です。
また、コンパクトサイズなだけに内部に熱がこもりやすく、高負荷の処理を続けると熱暴走や故障の原因にもなりかねないので、用途をしっかり決めてから選ぶことをおすすめします。

周辺機器が必要になるので注意が必要

ミニパソコンは本体のサイズをコンパクトにするため、インターフェースの数を減らして拡張性を制限していることがあります。USBポートが少ない場合は、追加のUSBハブをつなげることで拡張性をもたせることができます。
また、機種によってはモニタ用の接続ポートも限られたものしか搭載していないケースがあるのでチェックしましょう。

ミニパソコンを選ぶときの注意点

ミニパソコンは本体のサイズが小さいことが特長なので、選ぶ際にはサイズをよく確認してご自身の用途に合っているか判断することがポイントです。
また、オプションの接続パーツを追加してモニタ裏に設置できたり、一般的なパソコンのパーツとは違った専用の拡張パーツが用意されていることもあります。
一般的なパソコンとは違った形状だからこそ、実際に使用しているユーザーのレビューを参考にしていただくのもよいでしょう。