タワー型パソコンのメリットとは?他の種類との比較も徹底解説!

公開日:2021/12/16

デスクトップパソコンにはさまざまな種類がありますが、主流なのはタワー型パソコンです。タワー型パソコンにはメリット・デメリットがあるため、これからパソコンを選ぶときのために特徴を押さえておくと良いでしょう。
そこで今回は、タワー型パソコンのメリットについて紹介します。他の種類との比較についても触れるので参考にしてみてください。

コスパを求めるならタワー型パソコン

タワー型パソコンとは、本体がタワーのように高さがある箱型のケースを使っているパソコンです。PCケースの容量が大きく内部の空間に余裕があるため、拡張性が高くなります。
例えば、高性能なグラフィックカードを搭載するときなどに、ケースの大きさを気にせず大型の拡張カードを増設できます。他にも性能が良いパーツを選びやすく、同程度の性能で比較するとノートパソコンよりもタワー型パソコンの方が安価に購入できることが多くあります。
パソコンを選ぶときに、自宅などで使いコスパを重視する方にタワー型のデスクトップパソコンは向いているでしょう。

タワー型パソコンの種類

タワー型パソコンといってもサイズによって次の3つに分類されます。
・小型(ミニタワー)
・中型(ミドルタワー)
・大型(フルタワー)

ただし、それぞれの種類の境界線は明確に定義されているわけではありません。実際にパソコンのメーカーによってサイズはまちまちです。それぞれで拡張性に違いがありますが、ミニタワーについてはミドルタワーとほぼ同じ横幅で奥行き・高さが違うというサイズもあります。
フルタワーのケースは拡張性は高くなりますが、BTOパソコンなどのメーカーで既製品として販売する流通量はあまり多くありません。

タワー型パソコンの注意点

タワー型パソコンはどのタイプでも、設置するためのスペースが必要になることが注意点です。例えば、パソコン本体をデスクの上に置く場合、作業スペースが狭くなってしまいます。
デスクの下にパソコン本体を設置することでデスク上をスッキリとさせて作業スペースを確保できますが、床に直接置くとゴミ・ホコリを吸い込みやすくなり、寿命を縮める原因ともなりますので設置環境には注意が必要です。

タワー型パソコンがおすすめの人

タワー型パソコンのメリットは高性能でコスパが良いことであり、デメリットは設置スペースが必要になることです。そのため、タワー型パソコンはコンパクトなパソコンよりも、性能を重視する人に適しているでしょう。
既製品やBTOパソコンの場合でも、カスタマイズしやすく拡張パーツを追加しやすいです。そのため、タワー型パソコンを選べば高性能なパソコンを選びやすく、組みやすいでしょう。
他にも、自宅などで動画編集やプログラミング、グラフィックが綺麗なPCゲームをする人など、高性能なパソコンを求める人にも適しています。

省スペース型パソコンとの比較

省スペース型パソコンとは、デスクトップパソコンの本体がコンパクトなタイプであり、形状は種類によってさまざまです。高さがなく横に広いタイプのものや、タワー型のように縦長の形でもスリムなものもあります。
この省スペース型パソコンは、タワー型よりもコンパクトであり形状を選ぶことができるのがメリットで、かなり小型の種類もあります。そのため、デスク周辺をすっきりさせたいという方に適しているでしょう。
しかし、省スペース型パソコンはケースが小さくコンパクトなため、拡張カードが追加しにくいデメリットがあります。また、高負荷の作業を続けると内部に熱がこもりやすくなるので、文章作成や軽い作業をメインにおこなうライトユーザーの人におすすめです。

一体型との比較

一体型パソコンは、液晶モニターとパソコン本体が一体になっているデスクトップパソコンです。オールインワンパソコンとも呼ばれます。配線はマウスとキーボードくらいのもので、かなりシンプルにまとまります。キーボード・マウスは必要になりますがそれもBluetoothや無線モジュールでワイヤレス化できるので、デスク周辺をスッキリとさせたい方におすすめです。

ただし、一体型パソコンは構造が複雑になるため、パーツの交換や増設などはかなり難しくなります。

おすすめのタワー型パソコン

ここからはおすすめのタワー型パソコンを紹介します。

Magnate IM 16GBメモリ搭載モデル

ドスパラの一般用途パソコンとして人気ナンバーワンのミニタワーパソコンで、プライベート・ビジネス問わず使いやすいモデルです。コスパが良く、性能のバランスも良いため選びやすいでしょう。拡張性が高く、必要に応じてパーツを追加できます。スタンダードなモデルとして、オフィス業務だけでなく画像の処理やかんたんな動画編集などにも対応しています。

Magnate MH 第13世代Core搭載モデル

複数作業の同時処理にも強いインテルCore i5とGeForce GTX 1650を搭載しており、グラフィックパワーを高めたモデルです。さらに、小型かつ高速データ転送を実現するNVMe SSDを搭載しているため、処理速度が速くデータの読み書きやソフトの起動も高スピード化が期待できます。

Monarch XT 第13世代Core搭載モデル

一般用途のミドルタワーパソコンの中でも特に高性能なモデルを求める方におすすめです。CPUはIntel Core i7シリーズを搭載し、コスパの良いグラフィックカードGeForce GTX 1660 SUPERを搭載しています。動画編集に取り組みたい方やゲームも楽しみたいといったオールラウンドな用途を求めている方におすすめです。