スマホとなにが違うの?パソコンを使うメリットについて解説!

公開日:2021/12/03

スマホやパソコンは現代人にとって無くてはならないものです。
両方お持ちの方も入れば、どちらかだけという方も少なくないと思います。
最近では「スマホがあるからパソコンはいらない」と考えている方も多く、パソコンを持っていないという方もいます。
ところで、スマホとパソコンは何が違って、それぞれ何ができるか具体的な違いをご存知でしょうか?
今回はスマホとパソコンの違いに加えて、タブレットとの違いについても解説します。

パソコンの特徴・メリット

まずはパソコンの特徴・メリットについて挙げてみます。

画面サイズが大きいため効率よく作業できる

パソコンは大きな画面サイズのディスプレイを備えています。
持ち運びするために小型化されたノートパソコンは、小さいものは10インチ前後(横22.1×縦12.5cm/比率16:9の場合)から、大きいものは16インチ(横35.4×縦20cm/比率16:9の場合)のディスプレイが搭載されていています。
デスクトップパソコンやノートパソコンの外付けディスプレイならば、32インチ(横70.7×縦40.0cm/比率16:9の場合)などの大画面ディスプレイも接続可能です。
画面サイズの大きさは、そのまま作業エリアの広さにつながるので、作業効率がアップします。

高性能で処理スピードが早い

パソコンには高性能なパーツが搭載されています。
コンセントに常時接続して使うデスクトップパソコンは、バッテリーの消費を心配しなくていいため、ハイスペックで高性能なパーツを搭載できます。
映像制作やプログラミングのコーディング作業など、パワーが要求される作業を行いたいときに、パソコンは頼れる存在です。

拡張性が高い

パソコンにはUSBポートやHDMIポートなど外部との接続端子が多数備わっています。
今ない機能が欲しくなった場合、追加で取り付けて使うことができます。
使いたい機能を自由に追加できる拡張性の高さは、パソコンならではの魅力です。

スマホの特徴・メリット

スマホの特徴・メリットについても考えてみます。

小型で持ち運びやすい

スマホは持ち運び前提の機器のため、携帯性が重視されています。
ポケットや小さめのバッグに入るので、持ち運びやすい点は最大の特徴です。
しかし、近年はスマホの大型化が進んで、小型タブレットと同じ7インチに迫る製品も増えてきました。

店頭などでQRコードや電子マネーなどの決済ができる

ほとんどのスマホには電子マネーを使う機能が備わっています。
レストランやコンビニ・スーパー、電車やバスなどの公共交通機関などで、対応する決済方法を使って即座に支払いできるのは、スマホならでは。
残高の確認もすぐでき、足りなければその場でオンラインチャージができます。
支払いはスマホにまとめているので、コンビニにはお財布を持たずに行く方もいらっしゃるほど便利な機能です。

アプリを入れれば機能を拡張できる

アプリをダウンロードすれば、スマホでできることが増やせます。
無数にあるアプリには、完全無料なものや最初から有料なもの、アプリ自体は無料だけどアプリ内課金で機能追加できるものなどがあります。
ゲームや動画などのエンタメ系からビジネスに役立つ実用的なものまで、様々なアプリがあります。

パソコンでできてスマホでできないこと

パソコンとスマホはどちらも特徴があり、どちらが良いとは一概に言えません。
しかし、パソコンでできて、スマホでできないことはあります。
その一例をご紹介します。

大量の文字入力

パソコンにはキーボードがあり、文字入力する際は便利です。
スマホでも文書作成はできますが、パソコンのキーボードで文字入力をするスピードは圧倒的に早いです。
特に長文を作成したり、大量の文書を作成する場合などは、キーボードが付属しているパソコンに軍配があがりそうです。

プログラミング・アプリケーション開発

ソフトウェア・アプリケーション開発には、パソコンが必須です。
大半の作業がプログラミングコードの入力で、一画面に多くの情報を表示させて、前後の流れを見ながら打ち込んでいきます。
また、ビルド作業にもパソコンは必要です。
プログラミングスクールなどで勉強される方もパソコンは必須なので、プログラミングをされる方はパソコンを用意しましょう。

動画編集

撮影した映像をパソコンに取り込み、動画編集ソフトなどを使って動画が作れます。
スマホの性能が上がってきたので、かんたんな動画を作るだけならスマホだけで作る方が増えてきました。
しかし、長編の動画やハイクオリティな動画を作成する場合は、高性能で馬力のあるパソコンで作業した方が効率よく作成できます。
近年注目を集めているYouTuberは、ほとんどの方が撮影した動画をパソコンで編集して、YouTubeにアップロードしているそうです。

CD・DVD作成

クラウドサービスを使ったデータ共有・送信が主流になってきましたが、CD・DVDなどを使ったデータのやりとりが必要な方もいるでしょう。
その場合はパソコンでの作業が必要です。
CD・DVDの作成機能は、多くのデスクトップパソコンに付属しています。
付属していないパソコンをお使いの場合は、CD・DVDの作成に対応した外付けドライブを用意しましょう。

タブレットはパソコンの代わりになる?

スマホとよく似た製品に「タブレット」があります。
スマホよりも大きく、小型ノートパソコンと同等かそれよりも小さめの画面サイズです。
キーボードはないもののスマホのように文字入力ができ、持ち運びやすいので、スマホとパソコンのいいとこ取りをしたような製品です。
では、タブレットがパソコンの代わりになるか?というと、すべてを任せるのはまだ難しいといえそうです。

・パソコンでしか使えないアプリ・ソフトウェアがある
・動画編集をするにはパソコンと比べてパワー不足
・画面サイズが小さく、一度に表示できる情報量が少ないため、何度もスクロールしたりするので目が疲れやすい

パソコンで行っていた作業や作成した資料を閲覧したり、完成した動画を視聴するなどの用途であれば、スマホよりも大画面でどこでも手軽に使えるタブレットの方が向いているでしょう。

用途に合わせて使い分けましょう!

パソコンやスマホ・タブレットは、それぞれが得意とする分野が異なります。
製品を購入される前に、どんなことをやりたいのかを考えてみましょう。
一つの端末だけでなく複数用意して、用途に合わせて使い分けるのもおすすめですよ!