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大学生のパソコンの使い道とは?学業やプライベートでの使い方を紹介!
大学生のパソコンの所有率は年々上がっており、パソコンを必携化する大学が増えてきました。
しかし、大学生はどんな場面でパソコンを使うことが多いのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は大学生がどのようなことにパソコンを使っているのか、また用途別の大学生向けのパソコンの選び方、就活までに身に付けておくべきパソコンスキル等をご紹介します。
大学生にはパソコンが必須?どんな用途で使っているの?
今やパソコンは大学生にとって必須アイテムとなっています。
なぜなら、多くの大学で入学時にパソコンを必携化またはパソコン購入を推奨しているためです。
例を挙げると、神戸大学ではパソコンの必携化が下記のように実施されています。
『神戸大学では平成31年度から、高度情報化社会において情報通信技術の十分な活用能力を有する人材を育成し、それらの技術を活用した教育の提供を目的に、パソコンの必携化を実施しました。』
引用:神戸大学生向けポータルサイトうりぼーポータル
では、多くの大学生はパソコンをどんな用途で使用しているのでしょうか。
ここからは学業やプライベートで大学生がどのようにパソコンが使っているのか詳しくご紹介します。
メインは大学の授業関係の用途
大学でパソコンが必携、推奨されていることもあり、メインは大学の授業関係で使用されることが多いです。
具体的には次の用途で使用されています。
- レポートの提出
- プレゼン資料の作成
- 実験データの保存と解析(理系のみ)
- 就活時
学部ごとに使われている用途は違いますが、それぞれどのような使い方をしているのか確認していきましょう。
レポートの提出のため
大学の授業のレポートはパソコンを使って作成し、先生にデータで提出するのが基本になってきています。
レポートを電子データにすることで管理がしやすくなり、学生と先生のどちらにもメリットがあります。
【パソコンでレポートを提出するメリット】
学生側のメリット |
先生側のメリット |
構成や修正が簡単 見栄えがよくなる 提出時に先生を探さなくて良い |
レポートの管理がしやすい データにして関係各所に送りやすい 提出に時間を取られない |
先生によっては電子データでなければレポートを受け付けないケースもあり、多くの学生がレポートの提出のためにパソコンを使用しています。
プレゼン資料作成のため
大学の授業によっては、あるテーマについて自ら調べて発表や提案することも出てくるため、そのときに必要な資料をパソコンで作成します。
写真や表、グラフといった目に見えて理解しやすいデータを用いることができ、さらには見栄えも良くなるため、手書きよりもわかりやすい資料を作成することができます。
理系の学生の用途
理系の学生は特にパソコンの使用率が高くなる傾向にありません。
なぜなら、理系は特に実験や実習が多く、そこで得られたデータを保存、さらに必要であれば解析まで行うためです。
さらに、研究室に所属となれば、研究員や先輩、教授への情報の共有をメールで行うことも増えます。
また、論文の作成にもパソコンが大活躍することでしょう。
就活時にも使える
パソコンは大学の授業だけでなく就活時にも大変役立ちます。
例えば、就活では次のようなことを行います。
- 業界や企業、職種の情報収集
- 選考のエントリー
- 履歴書やエントリーシートの作成と提出
- 企業とのメールでのやりとり
- 説明会や面接会場までのアクセス
このように、就活は常にネット環境が必須です。
効率良く就活を行うためにパソコンは持っておいて損はないでしょう。
趣味の音楽鑑賞・動画視聴等のため
学業だけでなく、音楽鑑賞・動画視聴といった趣味、プライベートでもパソコンは使えます。
最近は定額制の音楽ストリーミングサービスや、基本無料でさまざまなジャンルの動画が配信されている『YouTube』からVODまでたくさんのコンテンツがあります。
パソコンはスマホよりも画面が大きいので、目が疲れず長時間楽しむことができます。
スマホにたまった写真や動画の管理
スマホにたまった写真や動画の管理もパソコンで行えます。
スマホの容量がいっぱいで入りきらない場合や、万が一消えてしまったときのバックアップとしてパソコンに保存する学生も多いです。
パソコンのストレージが少ない場合は、クラウドにアップロードすることで容量を使わずに写真や動画を管理できます。
大学のサークル活動で必要になることも
大学のサークル活動時にもパソコンが必要となることもあります。
例えば、次のような場面で良く使われています。
- 部費や経費の管理
- 書類や宣伝チラシの作成
- ホームページ作成
特にサークルの部員募集といった宣伝時、会計担当になった場合はパソコンは必須といえるでしょう。
大学生が大学と自宅で使うパソコンの選び方
学業からプライベートまで、パソコンの使い道の幅が広い大学生は一体どのようなものを選べば良いのでしょうか。
大学生が使うのに困らないパソコンの選び方を具体的なスペックとともにご紹介します。
軽量なノートパソコンがおすすめ
大学生には「軽量なノートパソコン」がおすすめです。
なぜなら、大学生は自宅や大学だけでなく、図書館やカフェなど、様々なところに持ち運ぶことが多いためです。
近年発売されているノートパソコンは軽量化が進んでおり、コンパクトに収納ができるため、自宅に置いておくスペースにも困らないのもメリットといえます。
「パソコンの持ち運びが重くてつらい…」という大学生の声も多いため、できるだけ軽量なパソコンを購入しましょう。
理系の学生の用途にはそれなりのスペックが必要
理系の学生の場合は、ある程度のスペックが必要です。
実験の画像やデータを見たり、演算処理を行ったりと負荷がかかる作業が多いためです。
CPU、メモリ、ストレージはより高性能なものを選びましょう。
それぞれ基準をご紹介します。
CPU
CPUとは、パソコン全体の情報処理スピードを司るパーツをいいます。
主流は、Intelの「Core i」シリーズです。
レポート作成や動画視聴などであればCore i5でも十分ですが、プログラミングソフトやCADソフトなど負荷のかかるソフトを使う場合は、Core i7以上のパソコンがおすすめです。
メモリ
メモリとはデータを一時記憶する部分のことで、作業を同時進行する際の処理スピードに影響します。
メモリの数字が大きいほど、パソコンの作業は同時進行しやすくなります。
各大学の必携パソコンでも8GB以上を推奨しているところが多いようですが、学科専用のソフトを使用するなら、16GB以上あると安心でしょう。
ストレージ
ストレージとはデータを保存するための場所のことをいい、HDD、SSDの2種類あります。
それぞれの違いは次の通りです。
【2種類のストレージの違い】
HDD |
SSD |
|
特徴 |
・起動が遅い ・衝撃に弱い ・消費電力が大きい |
・読み込みや起動が高速 ・衝撃に強い ・作動音が静か |
価格 |
安価 |
高価 |
SSDは起動や読み込みがとても高速でストレスなく使えるため、今から購入するのであれば、ストレージはSSDを選ぶことをおすすめします。
容量については、できれば256GB、データをたくさん保存する必要があるなら500GB以上あると安心です。
バッテリー駆動時間も確認しよう
大学と自宅間で持ち運ぶため、バッテリー駆動時間が短いと電池切れとなり、必要なときに使えない可能性があります。
先述した通り、授業内やレポート、資料作成からプライベートなことまで大学生がパソコンを使う用途は多岐にわたります。
バッテリー駆動時間を確認しないで購入する人が意外に多いため、購入前に必ず確認するようにしましょう。
OSは何を選ぶ?
大学が推奨するパソコンのOSはWindowsがほとんどですが、学部によってはMacでもOKな場合もあります。
Macを普段から使い慣れているので自分が所有しているMacを使いたいという場合は、大学に確認をしておきましょう。
Officeソフトは必要?
Microsoft Officeは授業内の課題やレポート、プレゼン資料作成をするときに必要となるため、大学生には必須のソフトです。
Officeソフトはパソコンに付属している場合もありますが、基本は別で購入する必要があります。
大学によっては無償で使える場合もあるため、パソコンを購入する前に確認しておきましょう。
大学生が就活までに身につけたいパソコンスキル
大学生は、就活までにある程度のパソコンスキルは身に付けておくべきです。
現状、どの仕事においても、パソコンを使う業務に携わる可能性が非常に高いからです。
就職する前にパソコンの使い方がある程度わかっていれば、スムーズに業務を覚えることができるでしょう。
大学生が就活までに覚えておきたいパソコンスキルを5つご紹介します。
タッチタイピング
タッチタイピングとは、キーボードなど手元を見ずに文字を入力することです。
社会に出れば、書類作成やお客様へ送るメールなどでパソコンで文字入力する機会が増えるでしょう。
タッチタイピングができるまでには時間がかかるので、在学中にしっかり練習しておくようにしましょう。
Webメールの使い方と書き方
就職するまでに、メールの使い方と書き方を覚えておくと役に立つ機会が増えるでしょう。
メールは上司や同僚だけでなく、顧客や問い合わせへの対応といった社外への連絡手段としてもよく使われるためです。
メールソフトの使い方、設定や同期の方法など一通り覚えておくと、入社後も難なく使うことができるでしょう。
さらに、ビジネスメールは友達へ書くものとは違い、丁寧さや正確さが求められます。
多くの企業でビジネスメールの書き方や、やり取りの仕方は知っているものとして進んでいくため、事前に覚えておくことをおすすめします。
Word
社会に出れば、報告書や送付状といった書類を作成する機会も多くなるため、文書作成ソフトのWordはよく使うようになります。
ビジネスの書類は自分だけでなく、上司や同僚、社外の人にまで見られることを想定し、見やすく整えて作成するのが基本です。
Wordには文書を見やすく整えられるようにさまざまな機能が備わっているため、書類作成には欠かせないソフトです。
今からスキルを身に付けるなら、レポート提出時にWordの機能を使って見やすさを意識して作成することから始めてみると良いでしょう。
Excel
表計算ソフトのExcelも売り上げやアンケートの集計、在庫管理といったデータを計算して求めたり、そこからグラフでわかりやすい資料を作成したりと仕事ではよく使われます。
そのため、関数を使った計算やグラフの作り方を覚えておくと良いでしょう。
理系の学生であれば、実験や研究のデータをまとめるためにExcelを使うことが多くなります。
その際に、関数を使った計算やデータをグラフにするといったことでExcelの機能に触れることから始めてみましょう。
Power Point
PowerPointとは資料を作成し、モニターやプロジェクタに映してプレゼンテーションや提案が行えるOfficeソフトです。
社内外問わず、誰かに何かを提案する機会はほぼ100%といっていいほどあります。
例えば、次のような機会に使用することになるでしょう。
- 社内外のプレゼン資料
- 営業先での提案資料
- マニュアル、仕様書
- 広告POP、チラシ
使いこなせるようになっておくと社会に出てからとても役に立ちます。
授業内で少なからずプレゼンや提案する機会はあるので、その際に図や表、グラフをたくさん用いてわかりやすい資料を作成してみましょう。
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