研究用にはどのようなデスクトップパソコンが良い?スペックの目安について解説!

公開日:2021/11/15

理系の大学で本格的な研究をする場合、高性能なデスクトップパソコンを用意するのがおすすめです。研究で使う専門的なソフトは処理が大きくなるためハイスペックなモデルが求められるからです。
そこで今回は、研究用に使えるデスクトップパソコンについてご紹介します。

必要な性能のパソコンを用意しよう

大学生活では、パソコンを使用する機会が増えているため、入学する時に用意しておくのがおすすめです。文系・理系の学生に関係なく、講義の情報や授業選択・履修登録、就職活動のときに使います。
特に就職活動では、Webテストやオンライン面接を実施しているケースもあるので、自分用のパソコンを用意しておく方が良いでしょう。

研究用パソコンはより高いスペックが求められる

理系の学生の場合、文系の学生と違って実験や研究がメインになります。講義の課題・レポートを提出する際に、授業で使う専門的なソフトをパソコンにインストールしなければならないケースもあるでしょう。
他にも、研究室に入っている場合、興味のある分野を独自で研究を進めたい場合は、それに対応した性能のパソコンが必要です。このような研究では、例えば、DNA情報の解析や実験データの分析、高度なシミュレーションなどを行います。
建築系や電気系の学部であれば、3Dソフトなどを使って設計を行います。このような高速な演算処理や設計を行う場合は、より処理能力が高いパソコンが必要です。

ノートパソコンとデスクトップパソコンの違い

パソコンを選ぶときに重要なのが、ノートパソコンとデスクトップパソコンのどちらを選ぶかです。ノートパソコンは持ち運びがしやすく、講義などに持ち込んでパソコン内にノートを取ることができます。
しかし、高性能なモデルは高額になりやすく、拡張性が低いのがデメリットです。デスクトップパソコンの場合、重く電源が必要になるため持ち運びには不向きです。
他にも、本体以外にモニターが必要などデメリットがありますが、同じ性能であればノートパソコンよりもコスパが良い傾向にあります。また、拡張性が高いためより高い性能が求められるようになっても、カスタマイズしやすいです。そのため、自分の目的に合わせてパソコンをアップグレードできるでしょう。

研究室で使うなら規模が大きなワークステーション

研究分野や研究規模によっては、超高速の演算処理が要求されます。例えば、気候変動予測や医薬品開発などの特定の分野においては、高度な演算処理が求められるでしょう。もちろん、理系全ての研究で必要というわけではありません。
高度な処理が求められる場合、一般的なパソコンではなく、研究用・業務用に機器構成をカスタマイズした「ワークステーション」が使われることが多いです。
学術演算に適したワークステーションのスペックは非常に高く、一般では取り扱わていない高性能なCPUや、大容量メモリ、専用のマザーボード(基板)などを搭載していることもあります。このように、本格的な研究には通常のパソコンとは段違いの性能が必要です。

本格的な研究機関ではスパコンが使われている

理系の大学生の場合、卒業後の進路には研究機関に入り、研究を継続することもあるでしょう。また、大学自体が国内有数の研究施設である場合もあります。このように研究の規模が大きくなることで、コンピュータに求められるスペックも高くなり、研究機関によってはスーパーコンピュータを使うこともあるでしょう。
実際に、スパコンは天気予報や病気のシミュレーション、自動車の自動運転の演算などを行っています。このようなスパコンはデスクトップパソコンやワークステーションと比較すると、スペックの規模も段違いです。
例えば、世界一のスパコンの「富岳」にはCPUが約16万個も搭載しており、1秒間に約40京回も計算できます。

自宅で課題・研究に取り組むなら高性能なデスクトップパソコン

ここまでの説明のように、研究内容や研究分野、研究規模によって必要なコンピュータの種類は変わってきます。理系の学生が有意義に研究を進めるのであれば、大学内では研究室のワークステーションを使い、自分の課題や研究は自宅のデスクトップパソコンで進めると良いでしょう。
自宅でもより本格的な研究を進めたいのであれば、高性能なパソコンを用意するのがおすすめです。

理系の学生に必要なスペックの目安

理系の学生で講義や課題のためにパソコンを用意するのであれば、次の標準仕様のスペックのもので良いでしょう。

●標準仕様スペック
・CPU:Core i5/Ryzen5
・メモリ:8GB
・ストレージ:256GB

しかし、研究内容が本格的であり使用する専門的なツールの負荷が大きい場合は、高性能なモデルが求められます。その分、高価になりますがストレスなく作業を進められるでしょう。

●高性能なスペック
・CPU:Core i7・Core i9/Ryzen7・Ryzen9
・メモリ:16GB・32GB
・ストレージ:516GB

自分に合ったスペックのパソコンを使って研究しよう

理系の大学に進み、自宅でも研究を進めたい場合は高性能なデスクトップパソコンが必要です。ノートパソコンでも対応できるものもありますが、コンパクトになる分高額になってしまうでしょう。また、性能を追求する場合はデスクトップパソコンの方が拡張性が高いです。
本格的な研究をする際に必要なコンピューターは非常に高額であるため、研究室や大学の研究施設などを上手く使いながら、自宅での研究を進めるのがおすすめです。自分の研究内容に適したスペックのパソコンを用意できれば、効率良く研究を進められるでしょう。