医療系の大学生に適したパソコンとは?スペックや選び方を紹介
医療系の大学に入学が決まっている場合は、進路に適した性能のパソコンを用意するのがおすすめです。医療系といっても、医学系・薬学系の他に看護系、検査技師や放射線技師など多岐に渡ります。
そこで今回は、パソコンの必要性からどのようなパソコンが良いのかご紹介します。
大学生にとってパソコンは必須アイテム
現在の大学生にとってパソコンは必須アイテムになりつつあります。現在ではどのような学生でも、大学のポータルサイトで連絡・通知を受けたり、履修登録したりします。他にも、授業の課題(レポート)に使うケースも多いです。
多くの大学にはパソコンルームがありますが、時期によって混雑することもあり満足に使えるとは限りません。自分用のパソコンがあれば、ストレスなく課題や講義に取り組めるでしょう。
また、就職活動をする際にも、現在ではWeb上で履歴書やエントリーシートを作成・提出することがあるため、パソコンがあると便利です。
医療系の学生はどのようなパソコンが必要?
基本的に、卒業後は病院や研究機関など、医療関連の職場で働くことになります。その多くが仕事でパソコンを利用するため、学生時代から用意しておくのがおすすめです。また、学生生活でもレポートや発表用の資料を作成するためにパソコンが必要です。
課題は自宅で行うのであれば、無理にノートパソコンは選ばなくても良いでしょう。軽量なノートパソコンでも、毎日学校に持っていくとなると荷物になり重いです。ただし、ノートパソコンに講義のメモを取り、そのまま課題に取り組めるなどのメリットもあります。
卒論・研究発表でもパソコンは使う
大学生では卒論を作成し発表する際にもパソコンを利用します。理系であれば研究に使うだけでなく論文作成や研究発表するときにも使います。十分なスペックのパソコンがなければ、卒論や研究が思うように進められないでしょう。
大学生活を有意義に過ごすためにも、適切なパソコンを選ぶのがおすすめです。
医療系学生のパソコンの主な用途
医療系学生の場合、日々の課題・レポートの作成、ゼミ・研究室の発表用の資料作成などが主な用途です。学科や研究内容によっても、パソコンの用途は変わってきます。例えば、看護学生であれば看護記録の作成や、看護技術の動画の視聴などをパソコンで行います。
薬学部などで化学関連の分野であれば、化合物の構造式を記述するソフトなどを利用します。また、生物系・医学系であれば、抽出したデータを分析、解析することもあります。
医療系といっても分野によっては研究・実験などを行うため、高度な処理に耐えられるスペックが求められる場合もあるでしょう。
医療系学生向けパソコンのスペック
専門的なソフトを使用する場合は、ある程度スペックが高いパソコンが求められます。例えば、医学部などの生物系であれば、DNAの解析などの専門的なソフトを使う場合があります。
このような専門的なソフトの場合、処理に負荷がかかるため低スペックなモデルだと動作が遅くなって作業に時間がかかってしまいます。ただし、看護学生であれば、そこまで特別なソフトを使用することは多くないため、標準仕様のパソコンで十分でしょう。
最低限のスペック(看護学生などあまり使わない場合)
・CPU:Core i3・Ryzen3
・メモリ:4GB
・ストレージ:128GB
専門的なソフトを使う場合の最低限のスペック
・CPU:Core i5以上・Ryzen5以上
・メモリ:8GB
・ストレージ:256GB
デスクトップパソコンとノートパソコンはどっちがいい?
医療系の学生の場合、パソコンを使うシーンは自宅と講義以外に、学部によっては研究室で利用します。研究室はある程度設備が揃っているため、自分で用意しなくても済む場合もあります。
講義の内容をパソコンでまとめたい場合や、自宅以外でも課題などに取り組みたい場合は持ち運びに優れているノートパソコンが適しています。例えば、大学から自宅までが近く、家でしか利用しないのであればデスクトップパソコンで問題ないでしょう。
プライベートでも使うなら高いスペックが必要
学業のためにパソコンを購入する場合、看護学生などであればそこまで高いスペックは求められないため安いモデルを選べます。
しかし、スペックが低いモデルを選んでしまうと使用用途が限られるので注意してください。例えば、プライベートで動画編集や画像加工、パソコンゲーム、動画視聴などに使うとき、性能が低いと困る場合があります。低スペックで処理が遅いと、動作が重くなってしまいストレスを感じてしまうでしょう。特に綺麗なグラフィックのゲームや動画であれば、データの読み込みに時間がかかってしまい十分に楽しめません。
レジャー以外にも、今ではパソコンがあれば在宅のアルバイトをすることも可能です。そのときに低スペックなモデルだと十分に実力を発揮できません。
パソコンを購入するときは、ある程度用途を明確にして十分に対応しているスペックのものを選ぶのがおすすめです。
適切なパソコンを選んで使いこなそう
医療系の学生の場合、学部によって扱う分野が大きく変わります。医学系や薬学系であれば理系の学生のように実験や研究を行うこともあるでしょう。それに対して、看護学生などは専門的な技術などを学びますが、パソコンで高度な処理などは行わないケースが多いです。
学業のためにパソコンを用意する場合は、自身の分野に適した性能のパソコンを選びましょう。また、プライベートでもパソコンを使うのであれば、より性能が良いものが求められます。まずは、パソコンを使う目的を明確にしてピッタリなモデルを選んでみてください。