パソコンの必要性とは?中学生におすすめのモデルも紹介!

公開日:2021/9/29

中学生になると今まで以上にパソコンに触れる機会が増えていきます。しかし、中学生の子供にパソコンを買い与える必要があるかどうか、悩む方は少なくないでしょう。
社会人になれば仕事でパソコンを使うことがほとんどであるため、中学生の期間に準備を始めるのがおすすめです。
こで今回は、中学生にパソコンは必要なのかどうかご紹介します。おすすめのパソコンも紹介するので参考にしてみてください。

小中学生で自分のパソコンを持っている割合はどれくらい?

2020年4月にDELLが行った調査では、30%以上の家庭が既に子供専用のパソコンを所有していると答えています。半年以内に子供専用のパソコンを購入する予定は17%、合計すると半数以上の家庭が子供のパソコン所有に関心があり、子供専用パソコンの所有状況は高まっています。
子供専用のパソコンを購入した理由は、「教育上のメリットのため」と答えている方79%と、学習に対する意識が高いことが分かるでしょう。

参考:「デル テクノロジーズ、 子ども向けパソコンの所有と利用動向に関する調査結果を発表」

身近なところでも、中学生がパソコンに触れる機会を見ることが増えています。

中学生にパソコンは必要?

中学生にパソコンは必須ではないものの、学校の勉強で使う機会が増えており、必要な存在になりつつあります。学習塾でも、コロナ禍の影響を受けオンライン授業を行っている教室が増えています。
そのため、パソコンスキルがある生徒とない生徒とでは、大きな差が生まれてしまいます。学校の勉強面以外でも、パソコンがあることで行動の選択肢は増えるでしょう。例えば、自分のパソコンがあれば進学先の高校の情報を気軽に検索できます。
オープンスクールなどの日程や高校までの行き方、その高校の受験方法なども自分で調べられるでしょう。

また、MM総研が行った調査ではGIGAスクール構想による端末の配布は、2021年8月時点で小中学生に63%ほど普及しています。さらに、保護者の方は生徒1人1台端末とクラウドなどICT活用に賛成と答えています。
参考:MM総研 「GIGAスクール端末の授業、小中学生で63%普及」

中学生からは「技術・家庭」の授業でプログラミングを学習する

中学校では2021年度からプログラミング教育が必修化されます。小学校と違い、中学生では「技術・家庭」の教科の中の「技術」分野で扱います。技術分野で扱う内容は以下の通りです。

・材料と加工の技術
・生物育成の技術
・エネルギー変換の技術
・情報の技術

この中で「情報の技術」の中で、プログラミングに関することを学びます。ICT機器に関する知識やネットワークに関する内容を扱うことになるでしょう。

パソコンの使い道には何がある?

中学生になるとパソコンでできることは多くなるでしょう。例えば、WordやExcelなどを利用できれば、文章作成や表計算なども扱えるようになります。勉強の要点を自分なりにまとめたり、スケジュールを立てたりするなど、学習に役立てることができるでしょう。
他にも、インターネットやプリンターの使い方をマスターすれば、調べた内容を紙に印刷することもできます。もし自宅にプリンターがない場合でも、USBなどのデバイスを使えればコンビニなどで印刷できます。
また、パソコンがあれば学習面以外でも活躍するでしょう。動画や音楽などを楽しんだり、自分で制作することも可能です。学校で学ぶだけでなく、子供が興味がある分野を伸ばすサポートもしてくれます。

中学生にパソコンを与えるデメリット

小学生と違い中学生になると、教えなくても自分で調べてさまざまなことができるようになります。しかしメリットが大きい一方、アダルトサイトなどの悪影響があるページを閲覧したり、ゲームなどで高額の課金をしたりする問題が起きているのも事実です。
中学生にパソコンを与えるときは、使用するルールを決めるだけでなく、詐欺サイト・コンピュータウイルス・課金などの危険性についても共有するようにしましょう。
このような危険性を把握しパソコンを使うことで、ITリテラシーを高められます。

中学生になったら自主性を尊重しよう

中学生になれば自主性が高まり、自分でできることが増えていきます。プログラミングや動画編集、イラスト・マンガ制作など、パソコン1台あれば将来に繋がるスキルを磨くことも可能です。
中学生以降では学校などの授業でパソコンなどのICT機器を使う機会が増えます。パソコンスキルを高めるメリットは多いですが、同時にパソコンを使うリスクもゼロではありません。子供の自主性を大切にして、正しく使えるようにサポートすることが重要です。

中学生向けのパソコンの選び方

中学生に適したパソコンは使用用途によって大きく変わってきます。効率良く学習を進め、パソコンの基本スキルを高めたい場合はExcelやWordを使えるMicrosoft Officeが入っていると便利です。学校や学習塾の勉強(オンライン授業など)に対応するためであれば、一般向けのスペックのものでも問題ありません。
しかし、本格的にプログラミングをしたい場合や、動画編集・イラスト制作などを行いたい場合は、高いスペックが必要になります。

 

例えば、高性能なCPUを搭載したモデルであれば重い処理でも、サクサク進みます。動画を編集したりイラストを描く場合であれば、同時に行う作業が多くなるためメモリが大きい方が良いでしょう。

中学生向けのおすすめのパソコン

最後に、中学生向けのおすすめパソコンをご紹介します。

スペックとコストのバランスがよい「THIRDWAVE DX-A5」

CPUやメモリ、ストレージの容量などスペックにもこだわる方であれば「THIRDWAVE DX-A5」がおすすめです。12コア16スレッドCPUや小型で高速データを転送するSSDを搭載したモデルであり、さまざまな作業がサクサク進むでしょう。