子供の遊びに適したパソコンとは?パソコンを与えるメリットや注意点も解説!

公開日:2021/9/1

現代ではIT技術が身近なところにまで発展しており、家庭にパソコンやタブレット、スマホがあるのが当たり前になっています。

小さなお子様がいる家庭であれば、どのくらいの年齢でパソコンを与えれば良いのか気になる方は多いでしょう。お子様にパソコンが必要なのかどうか悩む方も少なくありません。

また、必要だと感じた場合はどのパソコンを購入すれば良いのか、選び方を押さえておくことも大切です。

そこで今回は、子供にピッタリなパソコンについてご紹介します。お子様にパソコンを与える必要性やメリット、注意点などにも触れるので参考にしてみてください。

子供にパソコンを持たせた方が良い理由

「子供にパソコンは早すぎる」と考える方は多いですが、現代社会の動向からすると早いうちにパソコンに慣れておいた方が良いでしょう。

文部科学省は2020年度から小学生の授業にプログラミング教育を導入することを決めました。小学生だけでなく中学、高校でもプログラミング教育は実施され、2024年度からは大学入試に情報科目の中でプログラミングの問題が出題されることが検討されています。

プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります。プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子供も現れています。子供が秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍できるきっかけとなることも期待できるのです。~中略~

小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実することとし、2020年度から小学校においてもプログラミング教育を導入することとなりました。

引用:文部科学省 小学校プログラミング教育の手引

小学生では難しいプログラミング言語について学ぶことはありません。プログラミングにおいて重要な物事を論理的に考える力を身につけるのが目的ですが、授業ではパソコンやタブレット、ロボットなどの教材を使う機会は増えています。

小学校でもパソコンが必要だと感じている方もいます。小さい頃からパソコンに慣れておけば教育の方針が変化しても対応しやすいでしょう。

子供がパソコンで遊ぶメリット

子供が自分のパソコンを遊ぶようになれば、自然と基本的な操作を覚えていきます。電源の入れ方からキーボード・マウスの操作、ローマ字読み、タイピングなどが身につきます。小学校でパソコンを使う授業が始まっても、基本スキルがあれば問題なくついていけるでしょう。

インターネットを利用できるようになれば、分からないことは自分で調べて答えを見つけられるようになります。

いつぐらいからパソコンを始めた方が良い?

子供にパソコンを持たせる必要性やメリットが分かっても、具体的にいつごろから始めれば良いのでしょうか。小学校から始まるプログラミング教育では、小学3年生から始まることが多いです。低学年では難しい内容は扱いませんが、プログラミングの内容が始まる前に持たせておくのが良いでしょう。

大事なことはお子様が興味を持ったときに、必要で適切なものを与えることです。パソコンでできることはスマートフォンでできることよりも幅が広く、使い方次第でお子様の知識を増やしたり想像力を伸ばしたりするのに役立ちます。

子供がパソコンで遊ぶデメリット

子供がパソコンで遊ぶメリットは多いですが、デメリットもいくつかあります。注意すれば防げる内容なので、パソコンで遊ぶときはお子様と話し合うことも大切です。

例えば、インターネットの検索で、悪質な情報を閲覧してしまう危険性です。個人の誹謗中傷や非合法的な行為などの有害な情報に触れる可能性もあるので注意しましょう。他にもパソコンの長時間使用で視力が低下したり、姿勢が悪くなったりする可能性があります。

子供にパソコンを与えるときにやっておくべきこと

パソコンを子供に与えるときは遊ぶルールをあらかじめ決めておくのがおすすめです。例えば、閲覧するWebサイトを決めておいたり、パソコンを使う時間を決めておいたりすると良いでしょう。

また、お子様にパソコンを渡す前に、Webサイトや動画サイトの閲覧制限などを設定するのもおすすめです。例えば、YouTubeであれば簡単に制限付きモードにすることができ、Windows10では閲覧を制限するURLを個別に設定できます。

子供向けのパソコンの選び方

子供向けにパソコンを選ぶときは、子供でも使いやすいモデルを選ぶことが大切です。例えば、キーボードの文字が大きくて打ちやすいものや画面が大きいものが適しています。子供が持ち運びしやすいような軽量のものや、落としても壊れないような頑丈なものもおすすめです。

また、子供のパソコンスキルを伸ばすためにパソコンを選ぶのであれば、キーボードの配列は日本産業規格が制定している配列(JIS配列)であるかチェックしましょう。一見安くてお得なパソコンの場合、コストを抑えるため外国語キーボードを流用しており、変則キーボードになっていることがあります。

JIS配列であればローマ字を覚えてタイピングを練習しやすいでしょう。

小学生向けのパソコンで遊べる無料ツール

現在ではゲームで遊びながらプログラミングの学習を進められるツールがあります。難易度はかなり低く設定されていますが、応用は利くので人気があります。ここからは、小学生向けのパソコンで遊べるツールをご紹介します。

スクラッチ

スクラッチは小学生向けに開発されたプログラミング学習ツールです。ブロックを組み合わせることで簡単にオリジナルのゲームを作り、プログラミングの基礎を学べます。無料で利用できる手軽さと使いやすさから、学習塾や小学校でも使われています。

ビスケット

ビスケットも小学生向けのプログラミング教材として使われているツールです。スクラッチと同様にゲームやアニメーションを作ることができます。ビスケットではプログラムのパターンを限定することで、より簡単に扱えるようになっています。

MINECRAFT

世界中で人気がある「MINECRAFT(マインクラフト)」。フィールドにブロックを並べたり組み合わせたりして好きなものを作るゲームです。操作は簡単でゲームを通じてキーボードの基本操作が身につきます。大人も熱中するほど人気であり、創造性を高める効果も期待できるでしょう。

基本的に有料のソフトですが、無料で試すことができます。親子で一緒に楽しめるのも魅力です。

お子様におすすめの初心者用パソコン

最後に、就学前~小学生のお子様におすすめの初心者用パソコンをご紹介します。
パソコンに初めて触るという小さいお子さんには、玩具メーカーから出ているキッズパソコンを選んであげることもできます。外観に興味を持ちやすくおもちゃ感覚で扱える工夫があり、学習用のアプリや簡単なゲームも最初から組み込まれているので、選びやすいのが特徴です。

しかし、小学校3年生以上で予定されているプログラミング教育で使うツールには対応していないので、あくまでパソコンの形に慣れてもらう、興味を持ってもらうという商品になります。 長く使ってもらうことを考えるなら、小学校3年生頃までには本格的なパソコンをさわれるようになるとよいでしょう。

初心者向けウィンドウズパソコン「THIRDWAVE DX-A5」

THIRDWAVE DX-A5

軽くてコンパクトなモデルで、家族で利用するはじめてのパソコンに最適です。動画再生やネットサーフィンなど、Windows基本の性能をお子様でも簡単に扱えるのが特徴。キーの印字が通常より大きく見やすくなっていて、文字入力がしやすくなっています。

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i5-1240P ( 1.7GHz-4.40GHz/12コア/16スレッド)
グラフィック インテル Iris Xeグラフィックス(CPU内蔵)
メモリ 16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
SSD 500GB SSD (NVMe Gen3)
ディスプレイ 15.6 インチ 非光沢ワイド リフレッシュレート 60Hz フルHD 液晶ディスプレイ (1920 x 1080 ドット表示)
バッテリー リチウムイオンバッテリー(6.1時間 Jeita2.0)
本体サイズ 359.3(幅)×236.7(奥行き)×23.6(高さ) mm
本体重量 約1.7kg