Windows 11でAndroidアプリを使用する方法

公開日:2022/11/2

Windows 11でAndroidアプリが使えるツール「Windows Subsystem for Android」

 Windows 11でAndroidアプリが使えるツールとして「Windows Subsystem for Android」がリリースされました。

「Windows Subsystem for Androidでなにができるの?」

「Windows Subsystem for Androidを実際に利用してみたい」

などの希望があるかもしれません。

 Windows Subsystem for Androidを導入すると、Windows 11でゲームなどのAndroidアプリを動かせるようになりますが、一定の要件を満たす必要があります。

 Windows Subsystem for Androidはサービスが始まって間もないサービスとなります。(※2022年11月現在)

 この記事では、Windows Subsystem for Androidの導入方法や、活用方法などについて解説していきます。

 

Windows Subsystem for Androidとは

 Windows Subsystem for Androidとは、PCでAndroidアプリを動作させる技術の基盤で「Android用Windowsサブシステム」とも呼ばれています。

 Windows Subsystem for Androidを導入することにより、PCでAndroidアプリのゲームなどのインストールやプレイなどが可能です。

 アメリカのみで提供されていましたが、2022年8月から、日本でも提供開始となりました。

 当初はInsider Preview版、つまり開発者向けの提供でしたが、2022年9月20日にリリースされたWindows 11最新バージョン「22H2」にアップデートすることで、全ユーザーが利用可能となりました。

 

Windows Subsystem for Androidのデバイス要件

 Windows Subsystem for Androidを利用するには、一定のデバイス要件を満たす必要があります。

デバイスの要件は以下の通りです。

 

OS

Windows 11のバージョン22H2以降

メモリ(RAM) 16GB推奨(ただし8GB以上であれば可)
ストレージ SSD
プロセッサ

Intel Core i3 8th Gen以上(Intel Virtualization Technology対応)

AMD Ryzen 3000以上(AMD Virtualization対応)

Qualcomm Snapdragon 8c以上

※デバイスの要件をクリアしていても、Androidアプリを起動しようとすると「BIOSで仮想化が有効になっていることを確認してください」という内容のエラーメッセージが出る場合があります。

その場合、BIOS画面で「Intel Virtualization Technology」や「AMD Virtualization」を有効化する必要があります。

 

 Windows Subsystem for Androidは、Amazonアプリストア経由でアプリをダウンロードすることとなり、Amazonのアカウントが必要となります。

 Amazonを利用したことがない方は、アカウントを準備しておく必要があります。

 有料アプリやアプリ内での課金は、GoogleアカウントではなくAmazonアカウントでの利用となる点は注意が必要です。

 

Windows Subsystem for Androidでできること

 Windows Subsystem for Androidでは、Windowsの環境で一部のAndroidアプリが利用できます。

 Androidで利用するアプリ同様、アプリのインストール、アプリの利用、アンインストールなどが可能です。

 現状まだ稼働して間もないということもあり、Windows版Amazonアプリストアのアプリ数が少ない状況です。

 今後は利用者が増えるとともに、アプリ数が増えることで、Windows Subsystem for Androidの魅力や可能性がもっとひろがっていくと予想されます。

 

Windows Subsystem for Androidの設定方法

 Windows Subsystem for Androidの設定方法は、以下の通りです。

 

  1. PCのスペックの確認
  2. Amazonアプリストアをダウンロード
  3. アプリをインストール

 

 それぞれ1つずつ詳しく解説していきます。

 

1.PCのスペックの確認

 1つ目の手順は、PCのスペックを確認することです。

 

 Windows Subsystem for Androidは、Windows 11のバージョン22H2以降のスペックにしか対応していません。

 まずはPCのスペックを確認する必要があります。

 PCのスペックは、「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」で確認できます。

 スペックがWindows 11のバージョン22H2に満たない場合、アップデートを実施するようにしましょう。

 

2.Amazonアプリストアをダウンロード

 2つ目手順は、Amazonアプリストアをダウンロードすることです。

 Microsoft Storeアプリにて「Amazonアプリストア」を検索してください。

 Amazonアプリストアを、通常のアプリインストールと同様にインストールします。

 また、Windows Subsystem for Androidは、Amazonアプリストアのインストール時、画面の指示に従うと自動的にインストールされる仕組みです。

 Windows Subsystem for Androidは「Android用Windowsサブシステム」という表記でインストールされます。

 

3.アプリをインストール

 3つ目の手順は、アプリをインストールすることです。

 AmazonアプリストアとAndroid用Windowsサブシステムのインストールが完了すると、再起動を促されるので、指示に従って再起動します。

 再起動をすると、自動的にAndroid用Windowsサブシステムが起動され、Amazonアプリストアが開きます。

 まずは、Amazonアプリストアにログインをしましょう。

 ログインすると、Google Playストアのようにアプリが並んでいるので、アプリを探してインストールします。

 インストールしたアプリは、Amazonアプリストア内の左上に表示されているユーザー名をクリックすると、マイアプリとして一覧で表示されます。

 スタートメニューからもインストールしたアプリを起動することが可能です。

 通常のWindowsアプリと扱いは同じであるため、タスクバーへのピン止めや、デスクトップにショートカットを作成することもできます。

 Android用Windowsサブシステムをインストールすると、スタートメニューには「Android用Windowsサブシステム設定」が追加されます。

 「システム」設定では動作などの設定が可能です。

 設定を行うことで、より快適にアプリを動かすことができます。

 

Windows Subsystem for Androidの活用例

 スマートフォンで利用しているアプリを、PCの画面で利用できることに魅力を感じる方も多いでしょう。

 現状では、Windows Subsystem for Androidの活用例として、ゲームなどのAndroidアプリをWindowsで楽しむことがメインとなります。

 また、Android用Windowsサブシステム設定にある「開発者」→「開発者モード」をオンにすると、Androidアプリの開発にも利用できます。

 Windows Subsystem for Androidは、Amazonアプリストアで公開されているアプリのみ利用可能となっています。

 アプリの利用はGoogle Playストアのように種類が多くはなく、まだ活用方法が限られているのが実情で、アプリが突然終了するなど不安定さもあります。

 今後、Amazonアプリストアのアプリが充実し、安定した作動が可能になれば、活用方法も増えてくるのではないでしょうか。

 例えば、乗り換え案内などは、ブラウザでも確認することができますが、アプリを利用した方がスムーズです。

 ブラウザで解決できることも、アプリを導入することでスムーズに検索でき、便利になるものはたくさんあります。

 今後、Amazonアプリストアの対応アプリが充実することを期待しましょう。

 

まとめ

 今回は、Windows Subsystem for Androidについて解説しました。

 Windows Subsystem for Androidは、Windows 11発表当初からPCでAndroidアプリが使えると注目されてきました。

 現状ではAndroidアプリといっても、利用できるのはAmazonアプリストアにある限られた種類のみなので、活用シーンが限られています。

 今後Amazonアプリストアのラインナップが充実すれば、活用例や可能性が大幅にひろがっていくでしょう。

 


 

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