SSDの基礎知識 SSD NAND(チップ)の種類

一般的に供給されているSSDのNAND(チップ)の種類は、MLCタイプとTLCタイプですが、それら以外にSLCタイプ、QLCタイプも存在します。
SSDの寿命といわれる書換え回数の上限値が大きく変わるため、SSD選択の際には各NAND(チップ)のメリットデメリットを把握した上で最適なタイプを選択しましょう。

SSD NAND(チップ)解説

  • SLC(シングルレベルセル)

    SLC(シングルレベルセル)は、1ビットの情報を1つのセルに保存可能です。
    書き換え回数は90000~100000回。
    1セルに格納できるデータが少ないほど正確性・信頼性・耐久性に優れていますが、高コストで低容量なため、一般ユーザー向きでははありません。

    1bitセル
  • MLC(マルチレベルセル)

    MLC(マルチレベルセル)は、1セルあたり2ビットの情報を保存可能です。
    書き換え回数は8000~10000回。
    書き込みスピードは遅いですが、容量単価はSLCより低くなります。低価格なため一般ユーザー向けに普及しています。

    SSD(MLC)一覧はこちら

    2bitセル
  • TLC(トリプルレベルセル)

    TLC(トリプルレベルセル)は、1セルあたり3ビットの情報を保存可能です。
    書き換え回数は3000〜5000回程度。
    安価で大容量となり、一般ユーザー向けですがMLCより耐久性は劣っています。

    SSD(TLC)一覧はこちら

    3bitセル
  • QLC(クアッドレベルセル)

    QLC(クアッドレベルセル)は2018年より製造が開始されています。1セルに4ビットの情報が保存可能です。
    書き換え回数は500〜1000回程度。さらに低価格化と大容量化が期待できますが、耐久性も最も低くなります。

    4bitセル

各NAND(チップ)のメリット・デメリット

メリット デメリット
SLC 高耐久・高信頼性  高価・低容量
MLC 信頼性を維持しつつ低価格化 SLCほどの精度と耐久性は期待できない
TLC MLCより更に低価格化し大容量SSDも安価に買える MLCより耐久性が劣る
QLC 最も安価 最も耐久性が低い

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