MMDに必要なスペックとは?MMDを最大限楽しむためのパソコン推奨スペックとは?
MMDは誰でも簡単に3Dアニメーションを作れるようになるソフトウェアです。
開発者のご厚意で無料提供されていますが、様々な機能やモデルが追加された結果、PCに要求されるスペックはゲーミングPC並みに高いものとなっています。
そこで、MMDを扱うためにはどんなゲーミングPCが最適なのか、何故そのレベルの性能が必要なのかについてご説明しましょう。
MMDを最大限楽しむには高スペックゲーミングPCが欲しい
MMDはMikuMikuDanceの略称で、初めは開発者自身が趣味で初音ミクの3Dモデルを動かすために作ったソフトウェアでした。
そのため当初は要求スペックも低く最低限の機能しか備えていなかったMMDも、MMDによって作られた動画が人気を博したことで機能が増えていき、ユーザーによって高精度3Dモデルなどが作られるようになり要求スペックが大幅に高くなっていったのです。
こういう経緯もあり、使い方によってはスペックの低いPCでも動きます。
しかし、MMDの持つ全ての機能を最大限に活かし、沢山のユーザーの提供する綺麗な3Dモデルを扱うためには高性能のPCが必要です。
人気アニメやゲームキャラクターの3Dモデルが作られ、MMD用のオブジェクトも沢山提供されています。
自分が扱いたい3Dモデルを入れてみたら、PCのスペックが足りなかったでは困るでしょう。
そのために、3Dグラフィックを綺麗に描写することが出来るゲーミングPCが必要になるのです。
MMDの用途によって必要なゲーミングPCのランクが変わる
MMDは3Dモデルを動かして動画を作るためのツールだと思われがちですが、実際にはもっと様々な使い方が可能です。
3Dモデルを動かして鑑賞するだけでも良いですし、他人が作ったモーションを組み合わせて再生するだけでも良いでしょう。
その使い方によって必要なスペックが若干変わってきます。
ユーザーが作った3Dモデルをただ鑑賞するだけであればそこまで高いスペックは要りませんが、3Dモデルのクオリティがあまりにも高いようであればそれでも足りなくなるかも知れません。
MMDの動画では曲に合わせて振り付けをつけて踊るような動画が多いですが、これには10万以上のミドルクラスのゲーミングPCがほしいところです。
これより低くてもゲーミングPCクラスの性能があれば動きますが、3Dモデルやエフェクト、モーション次第ではスペックが足りなくなるかもしれません。
ゲーミングPCのVRAMだけは絶対にチェックしておこう!
MMDを快適に使うために気を付けたいのがグラフィックカードのメモリ(VRAM)とメインメモリ(RAM)の容量です。
3Dモデルの情報の多くがこのメモリ領域内で扱われるため、クオリティの高い3Dモデルを動かすためにはどうしてもここの容量が必要になります。
基準としては、グラフィックカードが2GB以上、メインメモリが8GB以上と言ったところでしょうか。
メインメモリはマザーボードに直接取り付けるもので、増設や差し替えが簡単ですが、VRAMはグラフィックカードの中に入っているため簡単に増やしたり減らしたり出来るものではありません。
そのため、使われているグラフィックカードのメモリだけは必ずチェックしておきましょう。
グラフィックカードの性能が足りないとなったら、数万円かけて買い直しになるかもしれません。
まとめ
MMD用のPCにはゲーミングPCが必要になります。
使い方にもよりますが性能はできればミドルレンジ以上のモデルがおすすめで、購入時にはグラフィックカードのメモリが2GB以上、メインメモリが8GB以上あるものを選んで下さい。
これに注意しておけば、好きなキャラクターの3Dモデルを自在に動かしながらMMDを楽しむことができるでしょう。