ゲーム実況・ゲーム配信向け
おすすめゲーミングPC特集

ゲーム実況・ゲーム配信向けのおすすめゲーミングPC特集

ゲーム実況・ゲーム配信をはじめたい!

好きなストリーマー・配信者のようにゲーム実況をしてみたい方必見!
「ゲーム実況をやってみたい」「YouTubeや配信サイトでゲーム配信に挑戦したい」
そんな初心者の方に向けて、ゲーム実況・ゲーム配信用ゲーミングPCの選び方からおすすめ構成まで、できるだけやさしく解説します。
専門用語は最低限に、「結局どんなPCを買えばいいの?」が分かる内容にまとめました。

最終更新日:2025年 12月 25日

01 ゲーミングPCはどんなパソコン?

ゲーム実況・ゲーム配信にゲーミングPCが必要な理由

ゲーミングPCとは、ゲームに特化した高性能パソコンのことを言います。
ゲーム配信ではVTuberのように自分のアバターを画面に映し出したり、ネットの攻略情報を見ながら快適にゲームプレイ・配信ができます。
PlayStation 5など、ゲーム機単体でもゲーム配信ができるものはありますが、その機能は簡易的。
本格的なゲーム実況・ゲーム配信をするなら、ゲーミングPCが圧倒的に有利です。

ゲーム配信にゲーミングPCを使うメリット

  • 高画質で配信できる
  • OBSなど配信ソフトが自由に使える
  • マイク、カメラ、BGM・効果音の設定が簡単
  • YouTube / Twitch / ツイキャスなどに対応できる
  • 動画編集、ショート動画切り抜き、サムネイル作成まで1台で完結

「これからゲーム配信を続けていきたい」「クオリティの高い配信をしたい」ならゲーミングPCはほぼ必須といえます。

ゲーミングPCと普通のパソコンの違い

配信しながらゲームをプレイする場合、パソコンは「ゲーム」と「配信」を同時に処理します。
そのため、パソコン内部の処理は複雑になり、高い負荷がかかります。
ゲーミングPCは、この高い負荷をらくらく処理できるのが強みです。

スペック ゲーミングPC 普通のパソコン
CPU ハイスペックCPU
負荷が高い複雑な処理も可能
事務作業向けの一般的な性能
グラフィックス ゲームプレイに特化したハイパフォーマンスGPUを搭載 最低限の内蔵グラフィックス
メモリ 16GB以上
サクサク処理できる
4GB~8GB程度
3Dゲームはカクつきが出る
冷却力 高性能ファン搭載で冷却力が高い 一般的な冷却性能
高負荷では排熱が難しい場合も

02 初心者向け!ゲーム実況をはじめるための準備をしよう

ここからは、ゲーム実況をはじめるための具体的な準備をご紹介します。

ゲーミングPCに必要なもの一覧

  • ゲーミングPC(最重要!)
  • モニター(2台がおすすめ)
  • マウス・キーボード
  • ヘッドセット・マイク
  • 配信ソフト(OBS Studioなど)

はじめは全部揃えなくてもOKです。まずはゲーミングPCを中心に考えていきましょう。

ゲーム配信用ゲーミングPCのスペック目安

最低限のスペック(軽めのゲーム・雑談配信)

ゲーム実況・ゲーム配信では、「ゲームプレイ」+「配信」と、パソコンにかかる負荷が大きくなります。
低価格帯のゲーミングPCでも配信は可能ですが、最低限、Core Ultra 5 / Ryzen 5 のCPUと、 RTX 5060 程度のグラフィックスを選びましょう。

CPU Core Ultra 5 / Ryzen 5
グラフィックス RTX 5060
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

条件に合うゲーミングPC

おすすめスペック(人気・失敗しにくい)

人気のFPSゲーム、オンラインRPGなど、幅広いゲームを実況・配信したいなら、ミドル~ミドルハイスペックのゲーミングPCがおすすめです。
高性能で万能な Core Ultra 7 / Ryzen 7 のCPUと、4Kゲームプレイにも対応可能な RTX 5070 程度のグラフィックスを選ぶと、失敗しにくくなります。

CPU Core Ultra 7 / Ryzen 7
グラフィックス RTX 5070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

条件に合うゲーミングPC

余裕のスペック(重いゲーム・プロ向け)

プロゲーマー・ストリーマーなど、お仕事としてゲーム実況・ゲーム配信を行う場合には、ハイエンド帯のゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。
特に、VTuberとして活動したい場合、パソコンにかかる負荷はかなり大きくなります。メモリも余裕をもって64GBにしておくと安心です。

CPU Core Ultra 9 / Ryzen 9
グラフィックス RTX 5080 以上
メモリ 64GB
ストレージ 2TB SSD ~

条件に合うゲーミングPC

ゲーム配信用ゲーミングPCの重要なパーツ

CPU(パソコンの頭脳)

CPUは、パソコン全体の処理能力を決める「頭脳」の役割を持ちます。
ゲーミングPCでは、CPUの性能がゲームプレイの安定性に直結します。
ゲーム実況・ゲーム配信中は、PCにさらに負荷がかかるため、CPU性能を妥協するのはおすすめできません。

CPU

グラフィックス/GPU(映像処理能力)

GPUは、グラフィックボードやグラボとも呼ばれ、パソコンが映し出す映像の美しさ・快適さを決めます。
ゲーミングPCでは、ゲームの画質を高くしたり、解像度やフレームレートを上げたりするとき、GPUの性能が重要になります。
ゲーム実況・ゲーム配信には、配信向けにエンコード(映像を処理)するのが得意な「GeForce RTX 50シリーズ」がおすすめです。

グラフィックボード

メモリ(パソコンの作業台の広さ)

メモリは、一時的にデータを保持するパーツ。「作業台」のようなもので、容量が大きいほど多くの作業を同時にできます。
ゲーミングPCでは、複雑な3Dアニメーションを楽しむゲームなどで、16GB~32GBが必要になります。
ゲーム実況・ゲーム配信ではメモリの消費量が大きくなります。余裕が不足するとパソコンのカクつきの原因になるため、余裕を持った容量を選びましょう。

メモリ

03 ゲーム実況向け周辺機器の選び方

モニターは2台用意して「デュアルモニター」にしよう

ゲーム実況・ゲーム配信では、複数台モニターを用意するのがおすすめです。
1台目(メインモニター)は、ゲームのプレイ画面を見るために使用し、2台目(サブモニター)は、コメントや配信状況、通話アプリを確認するために使用します。
モニターが1台だと、配信中のコメント読みや配信設定の変更のたびに、ゲームを中断する必要があります。
モニターを2台使う設定は、「デュアルモニターの設定方法」からご確認ください。

売れ筋ゲーミングモニター

ゲーミングモニター一覧はこちら

マウス・キーボードは静音モデルがおすすめ

マウスやキーボードは、静音タイプのものを用意しましょう。
クリック音・タイプ音が大きいデバイスは、ゲーム配信中のノイズになってしまう可能性があります。
マウスはそこまで気になりませんが、キーボードは音が小さな「赤軸系」を選ぶのが良いでしょう。
反対に、デバイスの音を収録・配信したい場合は、音が大きく出る「青軸系」キーボードを選ぶのもおすすめです。

売れ筋ゲーミングマウス

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売れ筋ゲーミングキーボード

ゲーミングキーボード一覧はこちら

ヘッドセット・マイクは性能重視で選ぼう

ゲーム実況・ゲーム配信では、音響デバイスに予算をかけるのがおすすめです。
ヘッドセット・マイクは、視聴者に自分の声を届けるために欠かせません。音割れやノイズが起きないよう、性能重視で選びましょう。
特にヘッドセットは、ゲーム中の足音を聴くうえでも重要なデバイスです。
上下左右の音の方向を認識しやすいサラウンドタイプ(5.1ch や 7.1ch)を選ぶと、よりゲームを有利に戦えます。

売れ筋ゲーミングヘッドセット

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売れ筋マイク

マイク一覧はこちら

家庭用ゲーム機で配信するなら、「キャプチャーボード」も必要

Nintendo Switch や PlayStation 5 のゲームを配信する場合は、追加で「キャプチャーボード」の購入が必要です。
ゲーム機の映像データは、キャプチャーボードを介してゲーミングPCに取り込みます。
詳しくは、「ゲーム実況におすすめの周辺機器」もご確認ください。

キャプチャーボードの仕組み

パソコンとUSBケーブルで接続し、ゲーム機とHDMIケーブルで接続する。

パソコンとUSBケーブルで接続し、ゲーム機とはHDMIケーブルで接続します。
「外付型」と「内蔵型」の2種類がありますが、一般的には外付型キャプチャーボードで大丈夫です。

配信ソフトは「OBS Studio」がおすすめ

ゲーム実況・ゲーム配信では、配信専用のソフトが必要です。
初心者の方に特におすすめなのが、「OBS Studio」。世界中の配信者に使われている定番のソフトで、完全無料で利用できます。
初期設定や用語はやや難しいですが、日本語の解説記事や設定動画が非常に多いため、わからないことがあったら調べてみましょう。
OBS Studioについては、「OBS Studioの使い方解説」もご確認ください。

>OBS Studioのダウンロードはこちら(OBS Studio公式サイト)

04 ゲーム実況・ゲーム配信のよくあるご質問

  • Q1おすすめの配信サイトはどこですか
    YouTube(公式サイト)やTwitch(公式サイト)など、利用ユーザーが多いサイトがおすすめです。
    YouTubeはライブ配信や動画投稿、ショート動画など活動の幅が広く、ライブ配信は自動で動画化されるため、動画投稿の手間がかかりません。
    Twitchは「ゲーム配信」に特化しており、eスポーツのイベント・配信が豊富です。海外のコアなユーザーも多く、ゲームタイトル別に配信検索ができるため、有名ゲームタイトルの配信では視聴者を獲得しやすいです。
  • Q2ゲーミングノートPCでも配信はできますか
    ゲーミングノートPCでもゲーム実況は可能です。
    ただ、デスクトップPCよりも排熱力が弱いため、長時間配信には向きません。短時間で負荷をかけすぎないように注意しましょう。
    配信向けゲーミングノートPCでは、 Core Ultra 7 / Ryzen 7 以上のCPUと、 RTX 5060 以上のグラフィックス性能がおすすめです。
    また、ひとつの画面では不便なことも多いため、モニターを接続して使用すると良いでしょう。
    >ゲーミングノートPCはこちら
  • Q3配信用PCとゲーム用PCは同じでいいですか
    はい、同じで大丈夫です。
    よく聞く「2PC配信」は、プロの配信者や高画質・長時間配信者、トラブル回避を重視する企業向けで多く使われていますが、個人配信ではひとつのゲーミングPCで問題ありません。
  • Q4配信でよく見る「ボタンがたくさんあるデバイス」はなんですか
    おそらく、Elgatoの「Stream Deck」でしょう。
    複数のボタンにショートカットを設定できるため、効果音を入れたり、配信画面を切り替えたりが簡単にできます。
    ボタンが増えたモデルなど、商品数は複数あります。
    詳しくは、「Elgato公式サイト」をご確認ください。
    Elgato Stream Deck

05 まとめ|これからゲーム配信を始めるあなたへ

ゲーム実況・ゲーム配信を始めてすぐは、「視聴者が少ない」、「操作が難しい」、「トラブルが起きる」など、失敗やうまく行かないことも多いでしょう。しかし、それは全員が通る道です。
大切なのは、「続けられるPC環境」、「日々の生活リズムに合わせた配信頻度」、そして「楽しむこと」です。
ゲーミングPCは、あなたの「やってみたい」を形にする道具です。
無理なく楽しく、ゲーム配信ライフを楽しんでくださいね!

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