ゲーミングPCの寿命は3~5年?
短命な理由と長持ちさせるコツを解説

ゲーミングPCの寿命は3~5年?短命な理由と長持ちさせるコツを解説

ゲーミングPCは寿命が短い?

「ゲーミングPCの寿命は3~5年」と聞いて、思ったより短い、と不安に思う方が多いのではないでしょうか。
ゲーミングPCは普通のパソコンと異なり、壊れるタイミングではなく、最新ゲームが快適に遊べなくなるタイミングを寿命と言うことが多いです。
この記事では、「ゲーミングPCと一般的なパソコンの寿命の違い」「ゲームが快適に遊べない寿命って何?」「今日からできる寿命を延ばす方法」の3つに分けて、ゲーミングPCの寿命を解説していきます。

最終更新日:2026年 1月 27日

01 そもそもパソコンの寿命とは?

そもそもパソコンの寿命とは?

一般的なパソコンの寿命は、5~7年が目安と言われています。
その多くが、「電源がつかなくなった」「画面が映せなくなった」といった経年劣化などの物理的な故障を理由とします。
パソコンは精密機器のため、長く使えば使うほど、故障やトラブルが起こりやすくなります。
では、なぜゲーミングPCの寿命は3~5年と短いのでしょうか。
ここからは、ゲーミングPC特有の理由を解説していきます。

1-1. ゲームプレイ中の大きな負荷

パソコンは大きな負荷がかかるほど、強制終了などのトラブルが起きやすくなります。
特にゲームプレイでは一時的に大きな負荷がかかることも多く、クラッシュによるシステムの破損、それに伴う電源トラブルによる故障が起こることもあります。

一般的なパソコンは、インターネット検索やオフィス作業など、パソコンにかかる負荷が小さい作業が中心です。
使用中に本体が熱くなることはあっても、パソコンが落ちる、固まるといったトラブルは起こりにくいでしょう。
一方、ゲーミングPCは、ゲームプレイやゲーム配信、ボイスチャット・ゲーム画面の共有など、負荷の大きい作業を長時間行います。
クラッシュに遭遇する可能性も高くなるため、その分、寿命が短くなることがあります。

1-2. 専用パーツ「グラフィックボード」の寿命

グラフィックボード

ゲーミングPCには、映像を映し出すための専用パーツ「グラフィックボード(GPU)」が搭載されています。
このグラフィックボードの寿命が、3~5年と言われています。
グラフィックボードは、ゲームプレイ中に最も負荷がかかるパーツで、故障リスクもその分大きいです。
ゲーミングPCには欠かせないパーツであるため、「グラフィックボードの寿命=ゲーミングPCの寿命」とされることが多く、ゲーミングPCの寿命が短い理由のひとつになっています。

1-3. ホコリ、静電気によるトラブル

その他に多いのが、ホコリ、静電気によるトラブルです。
パソコンは吸排気口にホコリが溜まりやすく、定期的なメンテナンスが重要です。
掃除をせずに長期間放置していると、電気トラブルよりパソコンが起動できなくなってしまうこともあります。
特に、大型のゲーミングデスクトップPCは一般的なパソコンよりも吸排気量が多く、ホコリが溜まりやすいです。
メンテナンスを忘れてしまうと電気トラブルの可能性が上がるため、寿命が短くなります。

02 ゲームが快適に遊べない寿命とは?

ゲームが快適に遊べない寿命とは?

では、「ゲームが快適に遊べないことによる寿命」とは何なのでしょうか。
PCゲームは、「快適に遊べる推奨スペック」が公表されており、発売から3~5年が経っているゲーミングPCは、この「推奨スペック」をだんだんクリアできなくなっていきます。
パソコンとしては使えても、ゲームは遊べない。つまり、「ゲーミングPC」としては寿命を迎えます。
ここからは、なぜ「推奨スペック」をクリアできなくなると「寿命」になるのかを解説していきます。

2-1. 推奨スペックとは?ゲームを快適に遊べるスペックのこと

ゲームの推奨スペックとは、「そのゲームを快適に遊べるパソコンのスペック」を具体的に表したものです。
CPUやグラフィックボード、メモリなど、必要なPCパーツの性能をゲームメーカーが検証を重ねた上で公表しています。
推奨スペックをクリアしたゲーミングPCを用意することが、ゲームプレイの前提です。
各ゲームの公式サイトやSteamなどの販売ページで公開されているため、気になるゲームは必ず確認しておきましょう。

2-2. 推奨スペックに届いていないとどうなる?

ゲーミングPCのスペックが推奨スペックに届いていない場合、ゲームプレイにはさまざまな支障が出ます。

  • ・ゲーム映像がカクつく
  • ・起動に時間がかかる、うまく起動できない
  • ・画質が荒く、映像の細かな表現が見えない

オンラインゲームや対戦ゲームでは特に影響が大きく、勝敗に影響してしまうこともあるでしょう。

2-3. 最新ゲームは推奨スペックがかなり高い

ゲーミングPCが3~5年で「推奨スペック」をクリアできなくなる最大の理由は、最新ゲームソフトの進化スピードにあります。
ゲームは毎年のようにグラフィック、映像クオリティが進化し、要求されるパソコンスペックが上昇しています。
購入当初はハイスペックだったゲーミングPCも、3~5年後にはスペック不足、つまり寿命を迎えてしまうのです。

最新ゲームと数年前のゲームの推奨スペック

2025年、2022年、2020年に販売されたゲームの推奨スペックをまとめました。
パソコンのスペックは、基本的に数字が大きいほどハイスペックです。
新しいゲームほど、要求されるスペックが高くなっていることがわかります。

発売時期 CPU GPU メモリ
2025年 ・Intel Core i7-12700K
・AMD Ryzen 7 5800X
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8 GB
・AMD Radeon RX 6800 XT 16 GB
16GB
2022年 ・Intel Core i5-10400
・AMD Ryzen 5 3600
・NVIDIA GeForce GTX 1660
・AMD Radeon RX 5600 XT
16GB
2020年 ・Intel Core i7-6700
・AMD Ryzen 7 1700
・NVIDIA GeForce GTX 1080
・AMD Radeon RX Vega 64
16GB

2-4. 推奨スペックはなぜ上がるのか

ゲームの推奨スペックが上がる理由は、ゲーミングPC(パソコン)の性能が上昇していることにあります。
パソコンの性能は近年著しく進化しており、最新のゲーミングPCはどんどん高性能になっています。
ゲームの開発チームは、最新のゲーミングPCの性能に合わせたソフトを開発するため、3~5年前のゲーミングPCでは対応できなくなっていきます。

2-5. 発売時期によるゲーミングPCの性能の違い

パソコンには、大きく分けて「世代(発売時期)」と「グレード(ランク)」による性能の差があります。
世代が新しく、グレードが高いほど、ゲームが快適に遊べるのです。
つまり、同じグレードの新品ゲーミングPCでも、PCパーツの世代が違えば、性能に大きく差がつきます。

最新モデルと数年前のゲーミングPCの性能比較

比較には「3DMark Time Spy」のベンチマークを使用し、各世代同じグレードのゲーミングPCのスコアをまとめました。
ベンチマークのスコアが高いほど、ゲーム性能も高くなります。

発売時期 CPU GPU ベンチマークスコア
2025年 Core Ultra 7 265F RTX 5060
14138
2024年 Core i7-14700F RTX 4060
10946
2023年 Core i7-13700F RTX 4060
10555
2022年 Core i7-12700 RTX 3060
9049
2021年 Core i7-11700 RTX 3060
7427

ベンチマークのスコアは、年々アップしていることがわかります。
ゲーミングPCは最新世代であるほどゲーム性能が高く、古いゲーミングPCほど、ゲーム性能が低いということになります。
※3DMarkは、パソコンのグラフィック性能を測定するテストのひとつで、ゲーミングPCではゲーム性能を示す指標となります。
※本ベンチマークはドスパラ調べによる参考値です。
※メモリ、ストレージなどのCPUやグラフィックス以外のスペックに依存する部分は考慮されていません。

過去のゲーミングPCの性能比較をもっと見たい方は、「ゲーミングPCベンチマーク一覧」もご確認ください。

ここまでまとめたように、購入当初、遊びたいゲームを快適に動かせたゲーミングPCでも、3~5年後には「性能が低いゲーミングPC」になってしまいます。
これが、ゲーミングPCの寿命が短いロジックです。

03 ゲーミングPCの寿命を延ばす方法

ここからは、今日からできるゲーミングPCの寿命を延ばす方法を3つご紹介します。
初心者・玄人問わず試せる方法を詳しくまとめました。

3-1. 定期的なメンテナンス・点検

ホコリ掃除

ゲーミングPCを長持ちさせるうえで、最重要なのがメンテナンスです。
ゲーミングPCの寿命を縮める最大の原因は、性能不足よりも熱と劣化です。
内部にホコリが溜まると冷却性能が落ち、故障の原因にもなります。

3か月〜半年に1回はケース内部のホコリを掃除し、ファンや吸排気口が詰まっていないかを確認しましょう。
ご自身でのメンテナンスが不安な方は、ドスパラのパソコンクリーニングにお任せください。

3-2. できるだけ新しい世代の新品パソコンを選ぶ

ゲーミングPCを購入する前の方は、なるべく新しい世代の新品ゲーミングPCを選びましょう。
発売から時間が経った構成のパソコンは、買った瞬間から寿命が短くなってしまいます。

  • ・最新世代、もしくは1世代前まで
  • ・電源容量に余裕がある
  • ・冷却性能・メンテナンス性の高いケース

こうしたポイントを意識すると、パーツへの負担が減り、結果的には長期間使えるゲーミングPCになります。
最初に少し余裕を持たせておくことが、買い替え頻度を下げ、寿命を長くするコツです。

3-3. 必要なパーツだけアップグレードする

ゲーミングPCは、丸ごと全部買い替えなくても延命することができます。
ゲームがカクついてしまう、推奨スペックに届いていない時は、どのパーツが足を引っ張っているかを把握し、そのパーツだけアップグレードするのがポイントです。

  • ・グラフィックボードを最新世代、上位グレードに交換
  • ・メモリの増設(容量アップ)
  • ・ハードディスクからSSDへの換装

これらを段階的に行うことで、新作ゲームにも対応しやすくなり、ゲーミングPC全体の寿命を大きく伸ばせます。
どのパーツをアップグレードすれば良いかわからない、ご自身でのアップグレードに不安がある方は、ドスパラにお気軽にご相談ください。

04 おすすめのゲーミングPC

ゲーミングPC ゲーム推奨モデル

ゲーミングPC ピックアップモデル

05 まとめ

ゲーミングPCの寿命は「メンテナンス」と「遊びたいゲーム」で決まる

ゲーミングPCの寿命は3~5年ほどと短いですが、適切なメンテナンスとアップグレードにより、延長することができます。
長く使ったパソコンに不調が出たり、ゲームの推奨スペックを下回ってしまった場合は、本体まるごと買い替えるのではなく、使い続けられる対応を取っていきましょう。
長く使える最新ゲーミングPCをお探しの方は、ぜひドスパラの購入相談窓口までご相談ください。

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