第9世代コアシリーズ

最大動作クロック 5GHz突破

マルチタスクに最適化された第9世代インテル® Core™プロセッサー
Coffee Lake Refresh-S 発売!

Coffee Lake Refresh-S は第9世代CPUのことを差します。
前世代との変更点はコア数が8コアへ増加されマルチタスク処理能力が大幅向上。

第9世代 インテル® Core i シリーズ 製品仕様

モデル Core i9-9900KS Core i9-9900K/9900KF Core i7-9700K
コア/スレッド 8/16 8/16 8/8
キャッシュ 16MB 16MB 12MB
ベースクロック 4.0GHz 3.6GHz 3.6GHz
TB時最大 5.00GHz 5.0GHz (1/2 Core) 4.9GHz (1 Core)
対応メモリ DDR4 2666 DDR4 2666 DDR4 2666
TDP 127W 95W 95W
ソケット FCLGA1151 LGA1151 LGA1151
モデル
Core i9-9900K Core i7-9700K Core i5-9600K
コア/スレッド
8/16 8/8 6/6
キャッシュ
16MB 12MB 9MB
ベースクロック
3.6GHz 3.6GHz 3.7GHz
TB時最大
5.0GHz
(1/2 Core)
4.9GHz
(1 Core)
4.6GHz
(1 Core)
対応メモリ
DDR4 2666 DDR4 2666 DDR4 2666
TDP
95W 95W 95W
ソケット
LGA1151 LGA1151 LGA1151

新旧CPUベンチマーク比較

Core i9-9900K
Core i9-9900K1,828
Core i7-9700K
Core i9-9700K1,586
Core i7-8086K
Core i7-8086K1,497
Core i7-8700K
Core i7-8700K1,461
Core i7-7700K
Core i7-7700K1,094
※数値はドスパラが独自に参考値として掲載したものです。

Coffee Lake Refresh-Sのポイント

Intel製 8コア 16スレッドのCPU。
e-sports会場でセッションを開くなどインテルの本気度が伺えます。
想定スペックとしてゲームを処理しながらの高負荷環境を謳っています。

前世代 比較レビュー

前世代 8700K と比べると動作クロックは3.7Ghzから3.6Ghzと下がっていますがTurbo Boost 時の周波数は 5.0GHz と性能は向上しています。(8700Kは4.7GHz)
また、コア数が8コアになっているので並列処理によるエンコードには多大な力を発揮するでしょう。

Coffee Lake Refresh-S の読み方

新CPUが発売されると議論されるのが読み方です。例えば前世代のKaby lakeの際は議論を呼びました。Kaby部分で日本語訳がなく人によって呼び方が違います。大きくは2通りで、カービーレイクとケイビーレイクです。
今回発売されたCoffee Lake Refresh-Sですが、Coffee=珈琲が浸透しているので「コーヒーレイク」一択です。飲み物でなじみのある呼び方です。
Coffee Lake Refresh-SやKaby lakeは開発者コードなので正式には、第9世代Core™プロセッサーですが長いのでコードネームで呼ばれるのが一般的です。

Coffee Lake Refresh-S 含むIntel®社製CPUについて

Intel®のCPUが搭載されているパソコンが国内市場の過半数を占めていることから、その基本的な機能性と信頼性は、他のCPUメーカーと比べて群を抜いているというのが一般的な見解となっています。
Intel®社のCPUは、世代を表すブランド名とプロセッサー・ナンバーによって種類が分かれています。
第9世代であるCoffee Lake Refresh-S の Core i シリーズのプロセッサー・ナンバーは、以下のように表されます。

Core i3~7(モディファイア) - 4桁の数字 サフィックス

Core iシリーズには「Core i7」「Core i5」「Core i3」と3つのブランドがあり、数字が大きいほど機能と性能に優れている事を示します。

モディファイアの後ろにつく4桁の数字は世代ナンバーと性能を示しています。Coffee Lake Refresh-S の Core i シリーズは、第9世代 Core i シリーズですので、上1桁目の世代ナンバーは「9」で統一されています。
9以下の3桁の数字はこの数字が大きければ大きいほど機能と性能に優れていることを示しています。
しかし、機能の有無やクロック周波数などの性能を左右する仕様により決定がされるため、一概に大きければ処理速度が速いという比較にはなりません。
例えば、処理速度の速さに関わらず、消費電力機能に優れている製品はこの3桁の数字は大きくなることになります。

サフィックスとは製品の特徴を意味し、各世代共通のアルファベットが当てられています。
以下はデスクトップ・モバイルにおいてそれぞれ使用されている代表的なサフィックスとなります。

デスクトップ用途向け
X 倍率ロックフリーを示す。オーバークロックが可能。
K 倍率ロックフリーを示す。オーバークロックが可能。
末尾なしの通常版CPUよりも1つ上のグレードに位置している。
S 省電力になることと引き換えに通常版CPUよりも動作周波数がダウン。
T 超省電力版CPU。末尾SのCPUよりも省電力かつ動作周波数がダウン。
モバイル用途向け
H ハイパフォーマンス・グラフィックス
HK ハイパフォーマンス・グラフィックス・倍率ロックフリー
HQ ハイパフォーマンス・グラフィックス・クアッドコア
U 超低消費電力CPU