中古パソコン OSを買うときの選び方の注意点とは?
低価格のパソコンが普及する今、それでも10万円以上するパソコンにはなかなか手が出ない!そんなときに嬉しいのが中古パソコンです。中古パソコンを買うときに必ずチェックしておきたいのがOSです。中古パソコンのOSは要チェックです。
OSってなに?
そもそもOS自体が耳慣れないという方もいるかもしれません。簡単に言うと、OSとはパソコンの基本ソフトウェアのことです。OSで最もポピュラーなものが、Windows。これなら聞いたことがある方も多いはず。家電量販店で販売されている一般的なパソコンも、OSとしてWindowsが入っているものがほとんどです。OSは、キーボード入力、ディスプレイやプリンターへの入出力、データやメモリの管理などパソコンで行う全体の動きを管理しています。
OSのサポート期間をチェック!
まずチェックしていただきたいのが、OSのサポート期間です。広く出回っているWindowsを例にすると、Windowsを提供しているマイクロソフトのサポート期間が打ち切りになっていないかどうかをチェックしてください。2016年11月時点で、マイクロソフトからサポートが受けることのできるOSは次の3つになります。
・Windows Vista SP2(2017年4月11日まで)
・Windows 7 SP1(2020年1月14日まで)
・Window8.1(2023年1月10日まで)
不具合の修正プログラムやセキュリティパッチなどの更新が可能なWindows Updateも、このマイクロソフトのサポート期限が切れていては利用ができません。店頭にもOSのバージョンだけで、サポート期間切れの記載がない場合があります。自分自身でOSのバージョンと、サポート期間はどうなっているかの確認はしておきましょう。
正規ライセンス中古パソコンの見極め方
中古パソコンの市場では、現在Windows 7が人気を集める状況です。中古パソコンの中には、海賊版などの不正にコピーされたWindows 7をインストールしたパソコンが売られている場合もあります。これに対してマイクロソフトは、中古パソコン向けのセカンドライセンスとしてMARプログラムをつくりました。マイクロソフトは正規ライセンスとしてCOAシールを添付しており、オレンジ色のCOAシールがその目印になっています。非正規品の場合はWindows Updateのサポート対象になりません。正規品かどうかの見極めの際には、このCOAシールの有無を確認すると良いでしょう。
低価格なので2台目、3台目としての購入にも手を出しやすい中古パソコン。自分が使いやすいOSか、問題がなさそうなOSかをしっかり確認して購入してください。