CPU性能比較【2026年7月更新】

CPU性能比較

目次

CPU性能比較表 Intel & AMD 

CPU性能比較表の性能目安はドスパラで計測した数値を元に一覧化しています。 絞り込みボタンをクリックして絞り込み、2回目クリックで解除できます。

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  • 性能目安については弊社の環境で独自に計測した数字を元に一覧化しております。

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CPUとは?

CPUとは、Central Processing Unitの頭文字を取って名付けられ、直訳で「中央演算装置」となるコンピュータ全般の演算を行うユニットです。 マウスを動かしたり、YouTubeで動画を再生したり、ゲームをプレイしたりするとき、パソコンの内部では膨大な計算が行われています。

そのすべての命令を受け止め、超ハイスピードで処理をこなしているのがこのCPUです。 人間の頭脳と同じで、頭の回転が速い(高性能な)CPUほど、重い作業をサクサクこなせますし、複数の仕事を同時にやらせてもフリーズしにくくなります。 「パソコンのサクサク感を左右する一番重要なパーツ」と覚えておけば間違いありません。

現在のパソコン向けに生産されているCPUは主に、Intel製とAMD製がほとんどです。ドスパラでも現在はこの2社の取り扱いになります。

まずはこの頭脳の「スペック(性能)」から、CPU性能比較をして一緒に一歩ずつ見ていきましょう

CPU性能比較の一覧において、そもそもHzやコアって何?:専門用語解説

比較するためのスペック表の数字を見ても意味が分からなければ選びようがありません。まずは最低限これだけ押さえておけば十分というCPU比較用語を解説します

GHz(クロック周波数)

GHzの読み方はギガヘルツです。CPUが1秒間に送ることができるビットの回数です。数字が大きいほど「1つ1つの処理が速い」傾向にありますが、世代が違うと単純比較はできません。

コア数

CPU内部にある「処理をする頭脳」の数。コアが多いほど同時に多くの作業をこなせるため、動画編集や配信など「並列作業」に強くなります。

スレッド数

1つのコアが同時にこなせる処理の系統数。多くの場合コア数の2倍(例:8コア16スレッド)で、体感の快適さに影響します。

キャッシュ(L3)

CPU内部にある超高速な一時記憶領域。容量が大きいほどメモリへのアクセス回数が減り、特にゲーミング性能に効いてきます。

TDP(消費電力/発熱の目安)

CPUが処理をする際に想定される熱設計電力。数値が高いほど高性能な傾向がある一方、冷却(CPUクーラー)にも気を配る必要があります。

ソケット

CPUをマザーボードに取り付ける規格。Intelなら「LGA1700」、AMDなら「AM5」などと表記し、合致しなければ取付けできません。必ず確認しましょう。

CPUでまずはここだけ:基本の選び方

スペックの良し悪しよりも「自分が何に使うか」で選ぶのが失敗しないCPU性能比較のコツです。 ただ、性能があればやりたいことが増える、自分の好奇心・探求心など伸びしろや将来性まで考えれば少しでも性能高いものを選ぶと幸せです ればやりたいことが増える、自分の好奇心・探求心など伸びしろや将来性まで考えれば少しでも性能高いものを選ぶと幸せです

ゲーミング重視

コア数よりも「クロック周波数」と「キャッシュ容量」が効いてきます。予算配分はCPUよりもGPUを優先するのが基本です。 CPU性能比較において9800X3D以上はハイエンドと位置づけになり、ゲーミングでも競技向け、Eスポーツ向けなどと言われます。

動画編集・配信・3D制作

コア数・スレッド数が多いほど有利。CPUの違いによるエンコードや書き出しの待ち時間が体感で大きく変わります。 CPU性能比較において、16コア以上がおすすめですが、昨今は配信もエンコードもグラボのGPUでCPUより早く処理できるソフトも出てきています。

事務作業・ブラウジング中心

最新のミドルレンジで十分。無理にハイエンドを選ぶ必要はなく、静音性や省電力性を優先しても良い領域です。 CPU性能比較において、4Ghzの8コアもあると余裕があります。

コスパ重視・自作初心者

CPU単体価格だけでなく「対応マザーボードの価格」も含めたトータルコストで比較するのがポイントです。 CPU性能比較において、性能目安の数値を値段で割った数字が高いほどコスパに優れることになります。

もう一歩踏み込む:応用の選び方

CPU性能比較表の基本に加えて、これを押さえておくと後悔しにくいポイントです

世代・アーキテクチャの違いを見る

同じコア数・クロックでも、製造プロセスやアーキテクチャの世代が新しいほど処理効率(IPC)が高くなる傾向があります。型番だけでなく「発売時期」も確認しましょう。

円/性能で比較する

価格だけで選ぶと、実際の処理性能あたりのコストで損をすることがあります。 ベンチマークスコアを価格で割った「円あたりの性能」で比較すると、コスパの良し悪しが見えやすくなります。

マザーボードの世代とアップグレードパス

数年後にCPUだけ乗せ換えたい場合、ソケットの世代がどこまで継続されるかで将来のアップグレードのしやすさが変わります。 AMDは同一ソケットを長く使う傾向、Intelは世代ごとに変わることが多い点も判断材料になります。

内蔵グラフィックの有無

グラフィックボードを別途搭載しない構成では、内蔵グラフィックの有無・性能が実用上の分かれ目になります。省スペースPCや事務用途では特に重要な確認ポイントです。 内蔵グラフィックの無しの方が若干安いですが、何年か経ってサブマシンにするなど想定するときに内蔵グラフィック有りならグラボを外して運用で省エネ化が可能になります。

冷却・ケースとの相性

TDPが高いモデルほど発熱量も大きくなるため、CPUクーラーの性能やケースのエアフローと合わせて検討する必要があります。 オーバースペックなCPUを選んでも、冷却が追いつかなければ本来の性能を発揮できません。

CPU選びの結論:迷ったらこう考える

現在の特徴、ワンチップの処理速度・省電力性を重視するならIntel、コストパフォーマンスとマルチコア性能を重視するならAMD、ゲーム特化ならAMDのX3D付きモデル という大まかな傾向を軸にしつつ、最終的には「対応マザーボードの価格」「今後のアップグレード予定」も含めて総額で比較するのがおすすめです。

CPUの性能を比較表で把握できても、得意なこと苦手なことがCPUによりありますので、やりたい事で傾向を考えてみてください。

CPU性能比較でよくある・気になるFAQ

CPUを選ぶ段階や、購入後でも気になったことは読み返してみてください

  • Q1:CPU性能比較表の最大周波数(ブーストクロック)は常時その速度で動いているの?

    A1:いいえ。ブーストクロックは温度・電力・負荷条件が揃った瞬間的な最大値であり、常用値ではありません。 冷却能力が弱いと実際にはベースクロック付近まで下がる(サーマルスロットリング)ケースもあります。 CPUは摂氏100℃を超えると動作を止める安全装置があります。そうならないように温度が上がるにつれて性能を自動的に落としていく仕様になっています。 冷却能力の高いCPUファンや水冷クーラーなどを取り付けることで、性能を発揮し続け安くなりますので冷却も一緒に考えて選んでください。 Windows側から演算を命令しても、温度が一定値を超えたらハードウェア面で制限をかけるため瞬間的にしか最大周波数が出ないのが現状です。

  • Q2:Intelのハイブリッドアーキテクチャ(P-core/E-core)は何が違う?

    A2:P-core(高性能コア)はゲームやクリエイティブなど単一の重い処理を、E-core(高効率コア)はバックグラウンドの軽いタスクを処理します。 OS(Windows 11等)が賢く割り振ることで、全体の電力効率とマルチタスク性能を両立しています。 CPU性能比較表からはP-core・E-coreの数は表記できておりません。スレッド数がコア数の2倍未満の場合、Eコアがあると計算してみてください。 Pコアの数=スレッド数-コア数 Eコアの数=(コア数×2)-スレッド数 といった計算式となります。

  • Q3:AMDのX3D系(3D V-Cache)はなぜゲームで強いの?

    A3:CPUの中にある「L3キャッシュ」を積層技術で物理的に大増量しています。CPUとメモリ間よりも早いデータのやり取りができるため遅延がへり グラフィックボードへの命令待ち(ボトルネック)が激減するため、特にフレームレートを限界まで稼ぎたいゲーミング用途で圧倒的な強さを発揮します。 CPU性能比較の上で最近はL3キャッシュ容量が選ぶ基準として優先度が上がってきています。

  • Q4:クロック・周波数について、もっと細かく内容を教えて

    A4:現在のCPUはBit幅が64Bitです。仮に5Ghzで演算できるコアが8個あるCPUは内部でどんな処理ができるのかを計算すると 64Bit×50億回×8コア=25兆6000億Bitの処理が1秒にでき、バイトに直すと3.2兆バイト=3.2TBになりますが、理論だけで実際にはでません。
    理由はいろいろありますが、データをそれだけCPUに置けないというのが一番の理屈です。L1キャッシュ容量のみがCPUと連動でき、L2やL3キャッシュですらCPUのデータ処理速度の1/5~15程度、メモリに至っては1/100程度の速度になります。 CPUが演算をするためのデータを送るメインメモリが遅い。ここが現在のパソコンの弱点とも言えます。
    ※グラボに使われるGDDR6やHBMメモリをメインメモリとして利用する技術はありますが実用化はされていません。

  • Q5:「Core Ultra」や「Ryzen AI」にある「NPU」の機能って何に使うの?

    A5:AI処理(画像生成、Webカメラの背景ぼかし、音声のノイズ除去など)を専門に行う回路です。 これまではCPUやGPUに高負荷がかかっていたAIタスクを、圧倒的な省電力で処理できるようになります。今後は対応アプリがさらに増える見込みです。

  • Q6:マザーボードの「電源フェーズ数」や「VRM冷却」はCPU性能に関係ある?

    A6:関係あります。特に消費電力が大きいハイエンドCPU(Core i9/Ultra 9、Ryzen 9など)は、マザーボードの電源回路(VRM)が貧弱だと発熱で安全装置が働き、 CPU本来のブースト性能を維持できなくなります。高グレードCPUには、しっかりしたマザーの組み合わせが必須です。

  • Q7:同じCPUでも特に記載のない通常の品と、「並行輸入品」と書いてあるのは何が違う?

    A7:CPUそのものの性能や品質は、世界共通の工場で作られているため全く同じです。違いは「保証とサポートの窓口」にあります。 ドスパラでは特に書いていない場合は国内正規品です。日本の正規代理店(保証書やシールが箱にあります)が手厚い保証を提供しますが、 並行輸入品は海外から直接買い付けたものなので、初期不良や故障時のメーカー保証を受ける際に、ユーザーが海外の窓口と英語でやり取りが必要になったり、 独自の短期保証のみになるケースがあります。そのリスクを理解した上で、少しでも安く手に入れたい方向けの選択肢です。

  • Q8:メモリの「デュアルチャネル」や「XMP/EXPO」って設定したほうがいいの?

    A8:まず最も重要なのは、メモリを2枚1組で動かす「デュアルチャネル」の構成にすることです。1枚差しに比べてデータの通り道が2倍になるため、 CPU本来の処理能力を引き出す上で必須と言えます。一方で、パッケージに記載された「XMP」や「EXPO」といった高速化技術は、 メモリやCPUに負荷をかけるオーバークロック(OC)動作にあたるため、当店を含め多くの販売店やメーカーでは「動作保証外」となります。 システムの安定性やパーツの寿命を最優先する場合は、設定を変更せず、CPUのメーカーが公式にサポートしている規格(定格クロック)のまま安全に運用することを強くおすすめします。

  • Q9:同じ「8コア」でも世代が違うと性能が全く違うのはなぜ?

    A9:内部の設計(アーキテクチャ)の改良により、1クロックあたりに実行できる処理の数(IPC)が世代ごとに大きく向上しているためです。 さらに製造プロセスが細密化することで、同じ電力でもより高いクロックで動かせるようになります。そのため、古い16コアより最新の8コアの方が快適、ということは起こります。

  • Q10:DDR5のメモリ4枚刺しは速度が低下すると聞いたけど、CPUをハイスペックの物選べば解決できる問題なの?

    A10:絶対解決できる話ではありません。また、基本は動作保証外となりますのでこの回答は参考までとお考え下さい。 CPU内のメモリコントローラがノイズを嫌うため安全運転を行う関係で4枚刺しでは自動的にスピードを落として運用しようとします。速度5600×4枚にすると自動で速度3600程度になる仕様です。 Ryzenの9000シリーズ、特に9800X3Dなどは優秀なメモリコントローラをCPU内に内包されているため、自動で速度を落とす機能を 無理矢理指定の速度で動かす、メモリの定格を維持させるなどを取る方法が有名です。 これはマザーボード側でいうオーバークロックの設定に準じるため動作保証外となります。また、メモリ側の定格だとしてもCPUはオーバークロックで認識します 速度5600のメモリ4枚のフルスピードを出すために9800X3DのCPUにオーバークロックさせるよりも、メモリを大容量2枚に買い替えることをおすすめします。

  • Q11:IntelとAMD以外に、パソコンのCPUを作っているメーカーはないの?

    A11:実はたくさんあります。特に近年は「第3のメーカー」としてQualcomm(クアルコム)社がものすごい勢いで進化しています。 現在、パソコン用CPUの主流はIntelとAMDですが、スマホの頭脳で圧倒的なシェアを持つQualcomm社が開発した「Snapdragon(スナップドラゴン)」を搭載した Windowsパソコン(Copilot+ PCなど)が今、市場で非常に大きな注目を集めています。圧倒的な省電力とAI処理に強いが、3Dゲームは苦手という特徴があり、これまでの勢力図を塗り替えつつあります。 さらに歴史を遡れば、大昔にはVIA(ヴィア)や、自作PCブームを支えた伝説的な「WinChip(ウィンチップ)」、Cyrix(サイリックス)といった、 Intelと互換性のあるCPUを作っていたユニークなメーカーも存在しました。 さらに「CPUの周辺」に目を向けると、あのGPUで有名なNVIDIAも、かつてIntel Atomプロセッサのグラフィック性能を補うために、高性能なグラフィック回路をセットにした プラットフォーム「ION(アイオン)」を立ち上げ、ネットブック市場でIntelの独占状態に真っ向から勝負を挑んだ歴史があります。 「自作PCや本格ゲーミングならIntelかAMD」という構造は今も変わりませんが、パソコンの頭脳の歴史は、こうした様々なメーカーの挑戦によって作られてきました。

  • Q12:(2026年7月現在)WindowsではなくてSteamOSを使いたいんだけど、最適なCPUを教えて欲しい

    A12:ドスパラではWindowsのみを販売して動作確認などしているため、SteamOSは動作の保証外であることは予めご承知おきください。 現在、6月に公開されたSteamOSのバージョン3.8が、ゲームの動作が安定したことと、RADEONドライバを内包したことでSteamDeck以外でも導入できるようになり 自作PCの界隈では「自作Steamマシン」など呼ばれて自作しようと盛り上がっています。 CPUだけでいえば9800X3Dなど最新のCPUも対応していますので、BIOS対応の方を優先して確認してください。 導入に向けて軽くまとめると、Ryzen+RADEON構成。UEFIのSecureBootはOFF。SSD1つにWindowsとデュアルブートは禁止。32GBの空きのUSBフラッシュ1本必須。