パソコン(PC)の電源が入らない際の修理対応|パソコン修理のドスパラ【公式】
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突然パソコンの電源が入らなくなったときの対処法
GALLERIA デスクトップパソコンの電源が突然入らなくなった事例
今回のご相談内容は、昨日まで普通に使えていた「GALLERIAデスクトップパソコン」の電源が、朝起きたら入らなくなってしまったというものでした。 店頭で確認を行ったところ、全く通電がない状態になっていました。
そこで、正常品の電源ユニットでテストを実施。正常品で確認したところ、パソコンが問題なく起動しましたので、電源ユニットの故障であることが判明しました。 お客様には、電源ユニット故障の旨を伝え、電源ユニットの交換を提案しました。
ご承諾いただきましたので、故障していた電源ユニットを新しい電源ユニットに交換を実施。 また、交換の際にタバコ汚れが目立ったため、清掃も同時に行いました。
新しい電源ユニットの取り付け後に、正常に動作するか確認を行い、ほかのパーツにも故障がないか同時に確認を行いました。 今回の修理に関する費用は、ワンコイン診断463円、パーツ代6,980円、電源ユニット交換7,000円、クリーニング代3,000円の計17,443円(税別)です。
修理期間として1日いただきました。
電源ユニットの故障に関する予備知識
今回の事例では、電源ユニットの故障が原因で電源が入らなくなっていました。 電源ユニットとはそもそもどのような役割があり、故障を起こすとどんなことが起こるのでしょうか。 電源ユニットのことについて確認してみましょう。
電源ユニットとは
電源ユニットとは、パソコンの心臓のようなパーツです。 普通、家庭用の電源は交流になっていて、そのままパソコンで使用することはできません。 パソコンは直流だからです。
電源ユニットは、この家庭用の電気を直流に変えて、パソコンで使用できるように変換する役割があります。 また、電気の流れを変換する役割だけでなく、CPUやグラフィックボードなど各パーツに合った電圧に調整するのも、電源ユニットの役割です。
このように重要な役割を持つ電源ユニットが故障してしまうと、今回の事例のように通電が行われなくなるなどのトラブルが発生してしまいます。
電源が入らないとき
今回の事例のように、電源スイッチを押してもパソコンが起動しない場合、電源ユニットの故障のほか、マザーボードの故障やケーブルの破損などが考えられます。 拡張などで組み立てを行った場合は、ケーブルの接続がうまくされていない、スイッチがオフになっているなどの可能性もあるので、確認してみましょう。
電源ユニットの故障
今回の事例のように電源ユニットが故障していると、電源がつかない、電源がついてもパソコンの調子が悪いなどのトラブルが発生してしまいます。 まず、前提として電源ユニットは壊れやすいパーツです。
理由は、電源ユニットで使用されるコンデンサという部品の劣化が早いため。 高温にさらされたり、ほこりが溜まった状態で使用し続けると寿命が縮み、2~3年で故障してしまうこともあります。
電源ユニットは交換することができますが、故障によって電源が入らないというトラブルを防ぐためにも、暑い場所に置かない、定期的にパソコンを掃除するということが大切です。