魔法と剣、エルフとドラゴンの時代
前王の突然の死去から物語が動き出した・・・
前王の葬儀の嵐の日、残された若き王妃と、
その息子デポロジューの前に、前王の従兄弟を名乗る
「ケンラウヘル」という男が現れた。
ケンラウヘルに魅了された王妃がケンラウヘルとの婚姻を結ぶと
王位を手中にしたケンラウヘルは圧政と他国への侵略を開始した。
民は畏怖を込め、反王または黒の王と呼ぶようになった。
この事に対して、前王の息子であるデポロジューの身を案じた
王妃の手により、前王の血盟に預けられる事となる。
…
時は流れ、青年へと成長したデポロジューは
いまだ圧政と侵略を繰り返し、続く戦争や軍備のための税金、
そして子や親を失った数多くの民のため、
平和だったアデン王国を取り戻すべく
自身の集めた新たなる血盟「赤き騎士団」を率いて、
反王ケンラウへルへと革命の戦いに挑む旅に出るのだった。