キーボードの選び方ガイド
選び方のポイント
パソコンを使う上で欠かせない「キーボード」。
どのように選ぶべきか、サイズや用途に合わせたおすすめの選び方をまとめました。
-
1.キーボードサイズの選び方
作業内容と机の広さに合わせて選ぶのがポイントです。
・フルサイズ:テンキーが付いており、数字入力が多い業務に便利です。フルサイズ
テンキーレス
ミニ
・テンキーレス:コンパクトでマウスの可動域を広くとれるため、作業効率や快適さを求める人に向いています。
・ミニ:持ち運びや省スペース向けですが、慣れるまで時間がかかる場合もあります。 -
2.オフィス・事務作業におすすめのキーボード
事務用途では、静かで長時間使っても疲れにくいモデルがおすすめです。
人間工学に基づいた「エルゴノミクス」デザインやリストレスト付きなら、肩や手首の負担を軽減できます。
メンブレン方式なら価格が手頃でタイピング音が小さく、静かなオフィス環境でも使いやすいです。
-
3.ゲーム・配信におすすめのキーボード
ゲームや配信に使用するなら、反応の速さと演出効果のあるゲーミングキーボードがおすすめです。
メカニカル方式の赤軸や銀軸は素早い入力が可能で、配信映えするRGBライティング機能を搭載した製品も人気です。
配信中にマイクに打鍵音が入るのが気になる場合は、静音スイッチや吸音フォーム入りのモデルを選ぶと良いでしょう。
よくあるご質問・用語解説
キーボード選びでよくあるご質問をまとめました。
頻出する専門用語、入力方式や持ち運び、お手入れ方法など、キーボード選びに役立つ情報が満載です。
-
Q1静かなキーボードを選ぶにはどうすればいいですか?
静音仕様のスイッチを使ったモデルやメンブレン方式を選ぶと静かです。
キーの下に静音リングを取り付けて音を抑える方法もありますが、お手軽なのは静音モデルを選ぶことでしょう。
オフィスや夜間に使うなら、打鍵音が小さい静音軸や、柔らかいゴムで入力するメンブレン方式が向いています。
YouTubeなどの動画サイトで、実際の打鍵音を確認するのも良いでしょう。 -
Q2メンブレンとメカニカルの違いは何ですか?
入力方式の違いで、打鍵感・耐久性・価格に違いがあります。
一般的にはメンブレンが主流で、ゲーム向けにはメカニカルが採用されることが多いです。
・メンブレン:シート状のスイッチで、キーを押すとゴムが動いて入力されます。静かで安価ですが打鍵感はあまりこだわれません。
・メカニカル:1つ1つのキーに独立したスイッチが入っており、耐久性が高く押し心地も選べますが、やや高価です。 -
Q3軸(赤軸・青軸・茶軸など)の違いはどこにありますか?
メカニカル方式のキーの下にある軸のことで、押し心地と音に違いがあります。
軸の名称はメーカーにより異なることがありますが、大きく以下の3種類に分かれます。
・赤軸:軽くてスムーズ、音が静かで長時間作業向き
・青軸:カチッと音がして打鍵感が強い、タイピングの爽快感あり
・茶軸:赤と青の中間でバランス型、打鍵感も音もほどほどで良いとこ取り -
Q4持ち運びに便利なキーボードはどんなタイプですか?
コンパクトで軽いキーボードがおすすめです。
薄型タイプであればカバンにも入れやすく、テンキーレスや60%サイズなら持ち運びもしやすいでしょう。
ワイヤレスモデルならケーブル不要で持ち運びが楽になりますし、電池式であれば突然の電池切れでもすぐに対応できます。 -
Q5キーボードのお手入れや掃除はどうすればいいですか?
普段は軽くほこりを取り、可能であれば定期的にキーキャップを外して掃除しましょう。
日常的にはエアダスターや柔らかいブラシでほこりを飛ばすだけで十分です。
汚れが気になるときはキーキャップを外して中を掃除し、固く絞った布や掃除シートで表面を拭くと清潔に保てます。
水洗いは故障の原因になるので避けましょう。
