ハードウェアRAID1の設定ができないときの対処法

ハードウェアRAID1の設定ができないときの対処法

RAID1(ミラーリング)の設定事例

今回のご相談内容はデスクトップパソコンのRAID1(ミラーリング)設定の依頼です。
詳細はHDDが壊れたときでも他方のHDDにデータを残し、データ損失もない状態で継続使用できる環境を作るためにRAID1設定をしたいが、方法がわからないとのことでした。

ハードウェアRAIDのRAID1設定を行うためのチェックとしてお持ちいただいたパソコンのマザーボードを確認させていただいたところ、RAID機能のためのチップセットがないことがわかりました。
そのため、ハードウェアRAIDではなくソフトウェアRAIDにてRAID1設定を行うことを提案いたしました。

ソフトウェアRAIDであればハードウェア部品がなくてもRAID機能を実現することができます。
WindowsOS機能に備えられていたRAID1設定を実施、OS制御によりバックアップ用データを自動コピーできるようにいたしました。

ワンコイン診断料が463円、ソフトウェアRAID1設定サービス料が5,000円、合計5,463円(税別)です。
作業時間5時間でお引き渡ししすることができました。

パソコンのRAID1(ミラーリング)設定に関する予備知識

パソコンのHDD故障に備えるため、RAID1(ミラーリング)設定を行う場合があります。
名前の通り、複数のHDDを用意した状態で常に同じ情報を他方のHDDに書き込んでおくシステムです。

HDDが故障した場合でも故障していない方のHDDにあるデータを使用できるためそのまま運用できます。
また、故障したHDDについても新しいものに取り替えるだけですから通常のデータ管理に問題を起きすことなく処理することができます。
常に稼働しているパソコンの環境などにおいて、最新のバックアップをとることができるというメリットがあります。

RAIDとは複数のHDDをまとめて管理し、一つのHDDの感覚で使用できる環境を構築するシステムのことですが、ハードウェアで管理する場合をハードウェアRAID、ソフトウェアで管理する場合をソフトウェアRAIDと呼びます。
ソフトウェアRAIDで処理する場合はCPUに負荷がかかるため、パソコンの動作が遅くなることもあります。
しかし、CPUの性能が高ければ問題なく運用できます。ソフトウェアRAIDはOS内に用意されています。

ハードウェアRAID機能はマザーボード上のCPUとは独立した部分で管理されます。
そのためCPUに負荷をかけずにRAID機能を実現することが可能です。

しかし、全てのマザーボードに設置されているわけではないため、ハードウェアRAID機能が搭載されている製品かどうかを確認する必要があります。
RAID機能の有無はマザーボードの仕様に記載されており、簡単にチェックすることができます。

大事な注意点として、RAID1設定はあくまでもHDD故障に備えるためのシステムであり、他の部分に故障が起きた場合はパソコンが正常に動作しない状態に陥ることもあるということが挙げられます。
そのため、他部分の故障の可能性も考えたうえで運用することが大切です。

また、ウィルス感染などによりデータが壊れてしまった場合もRAID1設定だけでは守りきれません。
そのような状態に備えるためには、データバックアップを定期的に別にとっておくなどの対策が必要となります。

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