Windowsが起動しないときの対処法

Windowsが起動しないときの対処法

自作パソコンのビデオカード交換後に起動しなくなる事例について

今回のご相談内容は、お手持ちの自作デスクトップにおいてビデオカード(グラフィックボード)の交換を試み、新たにGTX970を取り付けた後、電源ボタンを押してもWindowsが起動しなくなったという症状でした。
ビデオカードを交換後に、Windowsが起動しなくなるのはビデオカードの初期不良、マザーボード(メイン基板)との不適合の可能性、BIOSのアップデートの設定をしていないことが考えられるので、パソコンに搭載されているX79マザーボードの確認を行いました。

その結果、マザーボードのBIOSソフトがGTX970には未対応である為、新しいビデオカードが認識されず、パソコンが動作しないことが判明。
マザーボード側のBIOSソフトウェアを最新版に更新し、GTX970 と対応させ、パソコンが正常に動作する事を確認いたしました。

修理料金は、BIOS アップデート代3,000円(税別)です。原因がすぐに判明したため作業時間1時間でお引き渡しできました。

BIOSの予備知識

BIOS(Basic Input/Output System(ベーシック インプット/アウトプット システム))とはマザーボード(メイン基盤)に搭載されているROMチップに最初から入っているプログラムです。
このBIOSによって、パソコンの構成部品であるHDDを始めとした光学ドライブや記憶領域に接続することができます。
またWindowsのプログラム、各種設定の基本部分のアップデートなどをおこなう際に呼び出して使われることがあります。

パソコンが起動しなくなる時は構成部品であるCPU、マザーボード、メモリ、HDDなどの故障のほかに、Windowsファイルやドライバの破損やBIOS設定の不具合が原因になることもあります。
新しく部品を取り付けた後にWindowsが起動しなくなったのであれば、BIOS設定の不具合の可能性が高いです。

ただし、何も不具合がなければ無理にBIOSのアップデートをおこなう必要はありません。
BIOSの設定の失敗や、ファイル破損によって起動しなくなることもあります。

BIOS設定の不具合の解消

BIOSが古い元の状態のままで新しい部品に換装した直後に起動しなくなることがあります。
その際にBIOS設定の確認とアップデートで解決する場合があります。

CPUを始めとするパソコンの構成部品は新しいものが次々に開発され、発売されています。
少しでも性能がアップしていたり耐久性が向上、軽量化などさまざまですが1年以上経過すると、後から取り付けた最新のパーツがうまく動作しないということもあります。
そのような事態になっても対応できるようにするため、マザーボードにはプログラムをアップデートできる機能が搭載されています。

これがBIOSのアップデートというものです。そのため、自分がいま使っているパソコンのBIOSのバージョンを確認することが前提になります。
BIOSのバージョンはBIOSPOST画面で確認をすることができます。    

部品を換装した後での不適合がBIOSアップデートで解決すると良いのですが、BIOSの書き込みの失敗や、アップデートの際のミスでBIOS自体が破損してしまい、パソコンが起動しなくなる可能性があります。
BIOSの設定の失敗でパソコンを壊してしまう前に専門ショップに相談するとよいでしょう。

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