パソコンが再起動を繰り返してしまう

パソコンが再起動を繰り返してしまう

パソコン工房製デスクトップPCが再起動を繰り返す事例について

今回のご相談内容は、他社BTO製デスクトップPCが再起動を繰り返すというものでした。
パソコン内部を調査したところ、CPUクーラーの留め具が破損していることが分かりました。
破損によってCPUクーラーがしっかりと固定されておらず、パソコンの冷却がうまく行われていないことによって、再起動を繰り返していたものと思われます。

今回は、CPUクーラーの部品が破損していたため、一度ほかに不具合はないか、新たなCPUクーラーを取り付けてテストしてみました。
テストの結果、問題なく起動し、症状が治まりましたので、CPUクーラー自体を交換することで対応しました。
作業に伴いかかった費用は、簡易診断463円、パーツ代1,080円、CPUクーラー取り付け工賃4,000円、クリーニング代3,000円の計8,543円(税別)です。

今回は、CPUクーラーの交換に伴って、内部にほこりが積もっていましたので、ほこりのせいでパソコン内部の熱がうまく放熱されないということをお客様に説明し、クリーニングも行っています。
また、すぐに問題が解決したため、40分でお引き渡しできました。

CPUクーラーについての予備知識

今回不具合が 生じていたCPUクーラーについての予備知識をご紹介します。

CPUクーラーとは

CPUクーラーは、CPUに隣接して設置されるパーツで、名前の通りCPUを冷却するものです。
CPUクーラーには、水冷タイプのものと空冷タイプのものがあり、一般的にCPUファンと言われているものは空冷タイプのものを指します。
また、BTOパソコンや自作PCでは水冷タイプを使用することもありますが、市販で販売されているパソコンの多くは空冷タイプが採用されていることが多いです。

CPUの適正な温度とは

CPUの適正な温度は、パソコン使用時であっても、待機時であっても30~40度が理想と言われています。
高負荷な作業をしていると50~60度を超えることもありますが、常に高い温度でなければ、そこまで気にする必要はありません。

70度以上になってしまうことがあれば、対策する必要があります。このようにCPUが高温にさらされることも良くないですが、反対に温度が低すぎるのも問題があります。
高温にさらされる場合と同様CPUが故障する原因になってしまうからです。

車のエンジンが凍結して動作しない状況を思い浮かべると想像がつきやすいかもしれません。
CPUクーラーは、このCPUが高温になりすぎるのを防ぐ役割がありますが、低温の対策にはならないので、パソコンを管理する部屋の室温には注意しておきたいところです。

なぜCPUクーラーの不具合で再起動が起こったのか

CPUの熱暴走にあります。
今回の事例では、CPUクーラーがうまく作動していないことで、CPUの熱がうまく冷却されない状態にありました。
このままでは、CPUに限らずほかのパーツもダメになってしまいます。

ですが、最近のマザーボードでは、この熱暴走をキャッチして、故障を防ぐために電源を落とすという機能が備わっているために、再起動が繰り返されたものと思われます。
今回はマザーボードの機能で大事には至りませんでしたが、クーラーが作動しないとCPUは簡単に100度を超えることもあり、発火の原因になってしまうこともあります。
CPUクーラーの故障には注意したいところです。

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