パソコンの調子が悪くなる要因を知って、しっかり対策しておこう

パソコンの調子が悪くなる要因を知って、しっかり対策しておこう

ガレリア・ノートパソコンのリカバリー失敗の修理事例

ガレリアノートQF880をお使いのお客様ですが、パソコンの調子が悪いため初期状態に戻そうと、リカバリーキットで操作したそうです。
途中から説明書通りに操作してもうまくいかず、操作を誤ったか、ハードが故障しているかもしれないので、見てほしいという依頼でした。

ハードウェアのチェックのため基本診断を実施した結果、ハードの異常は見つかりませんでした。
しかし、パソコンを起動してもWindowsが立ち上がらず、エラーメッセージが出ます。

エラー内容からWindowsのシステムファイルが破損していると判断し、リカバリーキットを使いWindowsをインストールし、工場出荷状態に戻しました。
そのあとパソコンは正常に動作することとスムーズに動くことを確認し、お客様がリカバリーを始める前の調子の悪さは解消していることが確認できましたので、パソコンをお客様に返却いたしました。

今回の修理に掛かった費用は、ノートパソコンの基本診断で7,500円、Windowsのインストールで出荷状態に戻した費用が12,000円、計19,500円となりました。
また、返却までに要した時間は、約4時間です。

パソコンが不調になる原因の予備知識

"Windowsシステムの動作が重い状態になる原因は、次のようなことが考えられます。

1)ハードディスク(HDD)やメモリなどのハードウェアが故障している。
2)長期使用によりプログラムやデータなどが多く、HDDやメモリの容量が不足している。
3)速い処理の必要とするプログラムに対し、CPU能力が小さい。
4)Windowsのシステムファイルが壊れている。

1)のケースは、パソコン起動時にエラーメッセージが出ますので、その内容から修理を依頼します。
エラーがHDDの場合、ディスクの内容が徐々に書き換えられる可能性が大きいため、できるだけ早くデータのバックアップを取っておくことが大事です。

2)のケースでは、できるだけ不要なプログラムやデータをアンインストールまたは削除することで、動きが軽くなります。
もし、何かのプログラムをインストールしてから不調になったとすれば、そのプログラムをアンインストールするか、Windowsのシステム復元を行いそのプログラムを動かす以前の状態に戻すことで改善します。

3)のケースでは、パソコンの性能に追いつけないプログラムは十分に動作しないため、プログラムを変えるか、性能の高いパソコンに変えるしか方法はありません。

4)のケースは最も深刻な問題で、なぜシステムファイルが壊れたかの原因の特定が必要です。
考えられる要因は、次の2つがあります。

・操作の誤りでファイルを壊した。
・ハードが一時的に不良となり、ファイルを壊したが、そのあとハードは正常化した。

操作の誤りとはHDDにアクセス中に電源を切ることで、そのときHDDに書き込みが行われているとシステムファイルが壊れます。
また、ハードが一時的な不良の場合、ハードのチェックをしてもエラーは確認できず、システムファイルが壊れた状態が残るだけです。
システムファイルが壊れる要因の特殊なケースには、ウイルスによる破損も考えられます。

この場合、Windowsの主要なシステムファイルが破損したときは、パソコンは再起動できないため、対策としてはパソコンを購入した状態にリカバリーするしか方法がありません。
しかし、パソコンが購入時点に戻り動作が快適になっても、購入後にインストールしたプログラムやいろいろな設定をやり直す必要があります。

パソコンを購入時点に戻すときがいつ起こっても困らないためには、バックアップを取っておき常に最新の状態のものを持っておくことが大切です。
保存するメディアもできるだけ複数持つ方が安心できます。
例えば、外付けHDDと光ディスクにシステムバックアップを二重に保管し、クラウドにメールやお気に入りなどよく使うものを保管するなどの保管方法が効果的です。

また、4)のケースでは、パソコンを修理に出すことになりますが、HDDはハード上異常がないときでも、また再発する可能性があります。
HDDは精密機械部品が多く劣化しやすいため、パソコン購入から長い時間が経過しているなら、HDDを交換した方が今後長く使用する上で安心です。

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