パソコンが重い!ハードの故障と思う前に、システムチェック

パソコンが重い!ハードの故障と思う前に、システムチェック

ユニットコム系BTOパソコンHDD故障事例

ユニットコム系のパソコンをお使いのお客様から、パソコンの動きが重く電源を入れても、Windowsの初期画面が出たまま先に進まない。
また、システム復元を行っても事象は変わらず、電源を切り再度起動しても同じことの繰り返しのため、点検して欲しいという依頼がありました。

基本診断を実施したところハードディスク(HDD)の故障が確認できました。
念のため、他の部品も念入りに調査しましたが、異常はHDDのみでした。
そのため、HDDを交換することで、パソコンが重い症状はなくなると判断し、実施しました。

そのあとWindows OSをインストールし、動作確認を行い問題ないことを確認しました。
また、電源を入れてからWindowsの初期画面で停止することもなく、重くなる現象もないため、お客様にパソコンを返却いたしました。

今回の修理料金は、基本診断料金が6,000円、HDD交換費用が5,000円、Windowsのインストールで12,000円、修理の総計が23,000円でした。
他にHDDのハード購入費を頂きました。修復までに掛かった時間は、お客様への報告や判断などのご連絡を含め3日です。

Windows標準のシステム・チェックツールの予備知識

「パソコンが重い」という状態はどのようなことでしょうか?
それは、パソコンが何かの処理を実行したまま、それ以外の操作はほとんど受け付けない状態です。
このような状態はWindowsの標準ツールであるタスクマネージャーから見ることができます。

タスクマネージャーを立ち上げると、パソコンが実行している内部の状況が一目瞭然にわかります。
CPU使用率、メモリ使用率、ハードディスク使用率、インターネット使用率が100%を最大値として数値で表され、どのプログラムの使用率が高いかがわかります。

例えば、2時間ほどの高画質動画を数本ダウンロードしたとすると、CPU・HDD・メモリ・ネットほぼ全ての使用率が高い値となります。
この状態でYouTubeの動画を見ようとしても、画面はほとんど動かない状況になり、この状態が「パソコンが重い」状態です。

使用率が100%になる原因はハードウェアとソフトウェアの両方が考えられます。
ソフトが原因となる多くのケースは、ソフトがスムーズに動作できるだけのHDDやメモリなどの容量がない場合です。
上の例でいえば、ダウンロード数を減らすことや、ダウンロード処理の効率が良いソフトを使うことで、使用率が半減する可能性があります。

ハードが原因であっても必ずしもハードウェアの故障とは限らない場合もあります。
例えば、HDDの「断片化」が進んだときです。「断片化」とはHDDに大きいデータを書き込むとき、そのデータに見合った連続した空きエリアがないと、データを細切れにしてディスクに書き込んでしまう状態です。
従って、このデータを読み込んでプログラムを実行すると、読むのに時間がかかりHDD使用率が100%のようなことが起こります。

Windowsには標準でこのようなことが起きないようにする対策ツールを持っています。
HDDの断片化を解消するツールが「デフラグ」です。

デフラグは断片化した記憶域を連続となるようにディスクの記憶領域を書き替えます。
そのため、デフラグ後のデータを読み込むときはスムーズにプログラムが進むため、使用率が100%になることはありません。
デフラグを定期的に実施することは、パソコンを快適に使ううえで有効な手段です。

メモリなどの使用率が100%となりハングアップしているときの対策として、まずハードかソフトか見極めることが大切です。
そのために、100%にさせている要因のソフトを停止させてどうなるかを見ます。タスクマネージャーから100%のソフトを選び「タスク終了」を押し、終了させます。
これで使用率が低下したときは終了させたソフトが原因であるため、このソフトがシステム起動時に動かないようにするか、アンインストールします。

ただし、もし使用率を100%にさせているソフトがWindowsのシステム・ソフトであれば、システムファイルが壊れていることも考えられるため、それを壊したハードの故障も要因の一つです。

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