第8世代 インテル® Core™プロセッサー (Coffee Lake-S)搭載PC特集

対応チップセット

Intel®の第8世代Core™ プロセッサ(Coffee Lake-S)のプラットフォームであるLGA1151には、対応チップセットとしてIntel® 300シリーズ・チップセットが用意されています。チップセットとは複数の半導体チップで成り立つ集積回路でありマザーボードに接続されてある機器のデータの受け渡しを行う役目があります。
Intel® 300シリーズチップセットは3種類存在し、基本的に頭のアルファベットはこれまでのネーミングルールを踏襲しています。多機能な「Z370」、値段を抑えて充実した機能の「H370」、ビジネス用途で低価格の「B360」になります。メモリは正式にDDR4-2666をサポートしました。
※intel® 200シリーズ・チップセットのLGA1151とは互換性はありません。

Intel®300シリーズ比較表

種類 Z370 H370 B350
分類 パフォーマンス - -
コンセプト パフォーマンス - -
システムパス 調査中 - -
1チャネルあたりの
DIMM数
2 - -
最大搭載
メモリスロット
4 - -
最大搭載
メモリ容量
64GB - -
サポート
ディスプレイ数
3 - -
PCIExpress世代 3 - -
PCIExpress
最大レーン数
24 - -
PCIExpress
ポートの構成
1x16 or 2x8 or 1x8+2x4 - -
USBポート 14 - -
USB3.0(最大) 10 - -
USB2.0(最大) 14 - -
SATAⅢ最大ポート数 6 - -
RAID構成 0/1/5/10 - -
オーバークロック - -
インテル®SRT - -
インテル®Optane - -

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Intel®300シリーズ比較のポイント

サポートしているメモリ

Coffee Lake-SではDDR4メモリを正式対応しました。
また、300シリーズから2666MHzに対応しました。これにより処理速度向上が期待できます。

モジュールタイプ DDR4 Long-DIMM DDR4 SO-DIMM DDR4 Long-DIMM DDR4 S.O-DIMM
速度(定格) DDR4-2666 DDR4-2666 DDR4-2400 DDR4-2400
ピン数 288 260 288 260
電圧 1.2V 1.2V 1.2V 1.2V
補足 デスクトップ向け ノート・MiniPC向け デスクトップ向け ノート・MiniPC向け

最大搭載メモリスロット・メモリ容量

Z370チップセットは、メモリスロットは最大4つとなり、メモリスロットあたり最大16GBのメモリを認識します。そのため最大搭載メモリは64GBとなります。
ATX規格のマザーボードはサイズが大きい為、メモリスロットが4つありますが、microATX規格またはMini-ITX規格のマザーボードやIntel® NUCやGIGABYTE BRIXなどの小型PC自作キットに搭載されているボードはサイズが小さく、マザーボードのスペースが限られているためにメモリスロットが2つだけという仕様になっている場合が多いです。

オーバークロック

Z370チップセットはオーバークロック対応しています。

<オーバークロックとは>
オーバークロックとは、ベースクロック、CPU 倍率を上げて動作させる事(性能を高める事)をさします。
オーバークロックすることにより通常よりも高い処理能力を得られます。ただしオーバークロックをすると通常時よりもCPUの発熱が増えるというデメリットもあります。

Intel®300シリーズそれぞれの特徴・比較

最高のパフォーマンスを発揮、DDR4-2666(PC4-21300)規格対応のメモリをサポート。

i7-8700/K及び、i5-8600K 、i5-8400 を利用する場合、メインメモリにDDR4-2666が利用可能になりました。
これにより、更なる動作速度の向上、高解像度画像の編集など、膨大なデータ量を処理する必要のある用途もこれまで以上にスムーズに処理することが可能となりました。

第8世代 インテル® Core™プロセッサー(Coffee Lake-S)について