ラインナップ一新!第4世代 インテル Core i7/i5 CPU特集

ラインナップ一新!第4世代 インテル Core i7/i5 CPU特集


第4世代 Core i シリーズの特徴とは省電力性やグラフィック機能の大幅強化など、従来製品から大きく進化!

電源管理の改善とVR統合で省電力化

この第4世代 Core iシリーズは、製造プロセスこそ第3世代と同じ22nm(ナノメートル)ですが、プロセッサー電源管理の改善により、消費電力を削減しています。
特にアイドル時の電源管理機能(Cステート)を強化しているのが特徴です。

また、これまでマザーボード上に搭載されていたVR(電圧レギュレーター)をプロセッサーのパッケージ/ダイに統合。
これによりプラットフォーム全体の電源設計を簡略化し、マザーボードを含めた消費電力の削減も実現しています。

多くのマザーボードでCPUソケット回りのコンデンサ数が激減。消費電力だけでなく発熱の軽減にも効果が得られています。

グラフィック機能をさらに強化

CPUに統合されているGPU(グラフィック)コアが、第3世代 Core iシリーズからパワーアップされています。
第4世代Core i7/i5に搭載される「HD4600(GT2)」では、画像処理実行ユニットであるEU(Execution Unit)を20基に増強。
EUが16基の第3世代 Core i7(HD4000)と比較して30%以上、そしてEUが6基の第3世代 Core i5(HD2500)からは、倍以上の性能アップを実現しています。


チップセットの利便性が向上

第4世代 Core iシリーズ用のチップセットでは、高速インターフェイスであるSATA6Gb/s(SATA3.0)のポート数が増加しました。

第3世代 Core iシリーズ用のチップセット「Z」「H」シリーズのSATA6Gb/sポート数は2、「B」でシリーズは1ポートだけでしたが、第4世代では「Z」「H」シリーズの多くは6、「B」シリーズでは4となっています。

従来のチップセットの場合、3台目以降のSSDは、速度が半減するSATA3Gb/sや、マザーボード上に5Gb/s接続で搭載されるため実測値として400MB/s未満となるサードパーティ製のSATA6Gb/sに繋げる事になり、速度を発揮できませんでしたが、このチップセットなら4~6台のSSDを速度を損ねずに活用可能です

PCI Express 3.0やDDR3-1600を継承、
さらに新機能にも対応

高性能ビデオカードとのデータ転送をよりスムーズに行うPCI Express 3.0、高速なメモリ規格であるDDR3-1600(PC3-12800)、第4世代 Core iシリーズではこれらの規格にも引き続き対応しています。

また、Windows 8で採用された、ネットワークに接続したままでPCをスリープする新機能「コネクテッド・スタンバイ」にも対応しました(※)。
スリープ中でも対応アプリケーションを最新の状態に保つことが可能です。

(※)搭載SSDやHDDも対応製品が必要です。